「どうする家康」広瀬アリスのキャスティング理由は? 制作統括語る
2022.04.15 14:04
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2023年に放送予定の嵐・松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」の出演者発表会見が15日にオンラインで行われ、“チーム家康”として大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、板垣李光人、音尾琢真、広瀬アリス、山田孝之、松重豊らが出演することが決定。その後に行われた磯智明チーフ・プロデューサーの取材会ではキャスティングの理由について語る場面があった。
「どうする家康」広瀬アリスのキャスティング理由は?
今作は、脚本家・古沢良太が、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語となる。今回発表された俳優陣のキャスティング理由について問われた磯氏は、ガマンが続いていた家康の心に明かりを灯す、愛深き姫・於愛の方を演じる広瀬について語る場面が。あらゆる俳優陣の名前が候補として上がる中、「広瀬さん、おっとりしたり、テンポ・間みたいなものが面白い女優さん」というイメージがあったと語り、起用に至ったと明かした。
また、服部半蔵を演じる孝之について、武士でありつつも“忍者代表”と称される難しい肩書を持つ役柄だが「忍者でありながらも忍者ではないそういうキャラクターにできれば面白いですよね」と語り、孝之本人の印象について「イケメンでもあるし怖い面もある、いろんな表情を持っている俳優さんに服部半蔵の忍者でもある微妙な立場をコメディタッチで演じて頂ければ」と期待していた。
そして、個性派家臣団のまとめ役であり家康の叔父・酒井忠次を演じる大森については、これまでチャーミングな役柄も演じてきたことに触れつつ「基本的には国を作ったり国を守ったり船上で戦うことが仕事だと思うのでそういうギャップみたいなところがどう作れるかが勝負だと思う」と言及。
最後には、この会見で初の顔合わせになったという“チーム家康”について「雑談をして去っていく姿が印書的」と早くも打ち解けた様子だったと語り「改めてチーム力が生まれたので、会見の場ができて良かった」とコメントしていた。
松本潤主演「どうする家康」
貧しき小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。そんな今川家に染まる姿を、元康に付き添っていた石川数正、鳥居元忠ら三河の者たちは苦々しく思っていた。ある日、父の墓参りに三河・岡崎を訪れた元康は、そこで父に仕えていた酒井忠次など旧臣たちと再会。彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知る。しかし、義元を慕う家康にとって、彼らの思いは重荷でもあった。
1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃する。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。
敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届けられる!しかも、大高城に押し寄せるのは、あの織田信長!幼い頃、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。
どうする家康!この決断が、ピンチとガマンの連続、壮絶な家康の人生の幕開けだった。
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