ももクロ百田夏菜子、連ドラ初主演で発達障害の妻役 “夫婦の幸せのかたち”描く<僕の大好きな妻!>
2022.04.15 10:24
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ももいろクローバーZの百田夏菜子が、6月4日~7月23日まで放送される東海テレビ・フジテレビ系全国ネット土ドラ『僕の大好きな妻!』(毎週土曜23時40分~ 全8話)で連続ドラマ初主演を務めることがわかった。
「僕の妻は発達障害」ドラマ化「僕の大好きな妻!」
原作は、発達障害がある妻のナナトエリ氏とその夫・亀山聡氏(BUNCH COMICS/新潮社)の著書「僕の妻は発達障害」。コミックでは、発達障害当事者の目線から、実体験を交え、知花と悟という若い夫婦が、日常の中で起きるハプニングと向き合いながら、支えあう姿を描いている。そして、読む人の心を最も揺さぶるのは、何が起きても、2人がお互いを愛し慈しむ姿。“人を愛することがこんなにも幸せ”で、“うまくいってもいかなくても、一緒にいたい”、そんな妻・知花と夫・悟の愛情あふれるストーリー。
百田夏菜子、連ドラ初主演 発達障害の妻役に
百田演じる主人公・北山知花はアパレルショップの派遣販売員。漫画家アシスタントの悟と結婚。新婚生活を始める中、日常に違和感を覚え、発達障害の検査を受ける。おしゃべり好きで悟との何気ない会話が何よりも大好き。検査結果を受け、自分の特性と向き合おうと前向きに歩き始めるが…という役どころ。連続ドラマ初主演にして発達障害の妻を演じる百田は「お話をいただき、私にできるのだろうかと正直不安もありました」と率直な思いを明かしたが、「でも知花と出会い悟と出会い、2人が生きる世界の優しさに心が熱くなりました。こんな風に自分と向き合い、相手と向き合い、認め合い、助け合い、愛し合う優しい世界がもっともっと広がればいいなと思いました。同じ人はいないから。この作品がそのきっかけになれたら嬉しいです」とコメントした。(modelpress編集部)
百田夏菜子コメント
お話をいただき、私にできるのだろうかと正直不安もありました。でも知花と出会い悟と出会い、2人が生きる世界の優しさに心が熱くなりました。こんな風に自分と向き合い、相手と向き合い、認め合い、助け合い、愛し合う優しい世界がもっともっと広がればいいなと思いました。同じ人はいないから。この作品がそのきっかけになれたら嬉しいです。どうか沢山の人を抱きしめることができますように。そしてきっと沢山の人を抱きしめたくなりますように。想いを込めて知花と共に精一杯生きたいと思います。原作:ナナトエリ・亀山聡コメント
ドラマ化のお話をいただいた時は「え?嘘?まだ単行本3巻しか出てないのにそんなことある?」と驚きました。誰もが弱者になりかねないコロナ禍。その中で発達障害という「見えない障害」に目を向けていただけたことがとても嬉しかったです。寄り添い、お力添えいただいた皆様、本当に本当にありがとうございます。大人の発達障害を中心に扱うドラマは今までに無かったと思います。正直のところ、どのように受け止められるのか、一当事者としてとても不安です。どうか温かい目で、同じ人間だけど少し違う?ということを楽しんでご覧いただけますと幸いです。ドラマの楽しいひと時が、お互いの関係に悩む人たちの摩擦を取り去り、相互理解に繋がりますように。プロデューサー:東海テレビ 中頭千廣コメント
原作を手に取った最初の印象は、「こんな夫婦になれたら素敵!」でした。もう生涯独身でもいいと思っていた私ですが、困難があっても好きな人と一緒に向き合って共に歩む知花と悟に憧れ、「この二人を映像で見たい!」という個人的な願望をそのまま原作のナナトエリ先生・亀山聡先生にお伝えしました。ドラマ化の承諾を頂くことが出来た時は嬉しかったですし、背筋が伸びる思いがしたのも事実です。というのも「発達障害」についてどう描くのかがこのドラマの大きなテーマのひとつだからです。ドラマ化に当たり調べれば調べるほど、自分が何も知らなかったことに気づかされました。そして、今まで知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまっていなかったか怖くもなりました。
発達障害の特性の中には自分にも当てはまる物があると感じるところがあります。誰にでも苦手なこと・得意なことがある。同じだと言えば当事者の方は「そんなに簡単な事じゃない」と思われるでしょう。それほど、社会との壁はまだまだ大きいのだということも分かりました。忘れ物が多かったり、マルチタスク(一度に二つ以上のことをすること)が苦手だったり…。でも、そのせいで友達関係や仕事がうまくいかないとなると、毎日立ち行きません。対処しようにも自分のことを客観的に見ることも難しくヘトヘトになります。これだけでも大変です。
また発達障害の特性は百人いれば百通りで、ドラマで表現する難しさも感じています。主人公の知花の特性がすべての人に当てはまるわけではありません。それでも、知花の目線、そして知花と人生を歩む夫の悟の目線を通して、発達障害の認識を少しでも変えることが出来たのなら本当に嬉しく思います。
“見えない障害”ともいわれている発達障害。きっと、「知らない」から「見えない」のだと思います。誰もが触れることのできる地上波のテレビだからこそ、このドラマが「知る」きっかけのひとつになれば、これ以上の幸せはありません。そしてなにより、二人の温かい日常を楽しんで頂けたら幸いです。
主人公の知花役は、百田夏菜子さんに演じて頂きます。描くテーマは深いですが、百田さんの持ち前の明るさと前向きなエネルギーで、この物語のテーマを一人でも多くの方に届けられれば嬉しいです。
【Not Sponsored 記事】