橋本愛、映画界の性暴力撲滅求める声明に感謝 声上げる大変さも訴え
2022.04.14 14:19
女優の橋本愛が13日、自身のInstagramのストーリーズを更新。同日に作家の山内マリコ氏、柚木麻子氏らが発表した、映画業界における性暴力・性加害の撲滅を求める声明に感謝し、思いをつづった。
橋本愛、山内マリコ氏&柚木麻子氏らの声明に感謝
13日、山内氏と柚木氏が文責となり、原作者として映画業界での性暴力・性加害の撲滅を求める声明を発表。西加奈子氏、三浦しをん氏、湊かなえ氏、村山由佳氏ら女性作家たちが賛同者として名を連ねた。この声明を受け、橋本は「お世話になった方々の他にも、大好きな作家さんたちが」「少なくとも私が、とても救われました。ありがとうございます。ありがとうございます。。」と感謝の言葉を述べている。
橋本愛、被害者に対する批判に「言えないんです」
映画界での優越的地位を利用した性暴力・性加害が相次いで告発されたことを受け、以前にも橋本はInstagramストーリーで「今重要なのは、性別がどうであれ被害者の声を聞いて、改善に向けてみんなで頑張ろう、というムーブメントを起こしていくことが大切かなと思います」と考えをつづっていた。今回「なぜ今になって声を上げるのか」といったような、告発した被害者への批判の声に対しても言及し「言えないんです。言葉を発そうとすると、例えば口に汚物を塗りたくられたような感覚に」「性被害は、一生、何があっても取り返せないんです。たとえ加害者が逮捕されようと、罰せられようと、どうなろうと。だから一番は、記憶を消すしかないんです」と、声を上げることの難しさを訴え。
そして「吐きそうになるほどの嫌悪感と絶望を抱えながら、なんとか言葉にしてくれたんです」「その思いを踏みにじるような、言葉を投げかけないよう、お願いしたいです」と呼びかけている。
この問題を巡っては、ほかにも女優の吉高由里子や水原希子が、自身のSNSなどで声を上げている。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】