「ミステリと言う勿れ」最終話の結末に視聴者混乱「どういうこと?」「続編ある?」ジュート(北村匠海)&愛珠(白石麻衣)の共通点とは
2022.03.28 22:36
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俳優の菅田将暉が主演を務めるフジテレビ系月9「ミステリと言う勿れ」(毎週月曜よる9時~)の最終話が28日、15分拡大で放送。結末に反響が寄せられている。<※ネタバレあり>
菅田将暉主演「ミステリと言う勿れ」
累計発行部数1,500万部突破の人気コミックが原作の本作は、天然パーマがトレードマークの主人公・久能整が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。菅田のほか、伊藤沙莉、尾上松也らが出演する。妹・愛珠(白石麻衣)を殺したバスの運転手を殺害してから警察に追われている犬堂我路(永山瑛太)は、ついに愛珠が生前ハガキに残していた「ジュート」という人物に辿り着く。それは、寄木細工ミュージアムで働いていた連続殺人鬼・辻浩増(北村匠海)だった。連続婦女暴行殺人事件・羽喰玄斗(千原ジュニア)の息子と名乗っていたジュートは、父同様名前に「十」が入っている女に固執して殺害を行っていた。
ジュートが玄斗の手口を真似た理由
我路に、自身は玄斗の正式な子どもではなく母と2人で暮らしていたと語ったジュート。玄斗はジュートの幼少時代、月に1度やってきて可愛がってくれたという。玄斗が22年前に起こした最後の18人目となる事件で、被害者の名前に「十」が入っていないと気付いたジュートは、その事件でともに被害に遭った刑事・霜鳥(相島一之)が、ある時、愛珠とも交流のあった寄木細工作者・月岡(森岡龍)の工房にいるのを見かける。そして、霧島がその近くに別荘を持ち、いつも庭を見つめていたことに気付いた。彼がいない隙に庭を掘り起こすと、そこには人骨と財布が埋まっていた。玄斗はとっくに殺されていたのだ。
ジュートは玄斗が埋まっていると警察に投書をしたが、捜査されることはなかった。「警察は何も知らない、気付かない!だから僕は父の真似をして事件を起こしたんだ!」と玄斗の骨を警察が掘り返しに行くよう、ジュートは同じ手口で犯行を行っていたのだった。
ジュート、愛珠にカウンセラーを紹介
さらにジュートは「初めて人を殺したのは22年前」と明かし、17人目の被害者とされていた辻十岐子を殺していたことを明かす。十岐子はジュートの母親で、玄斗がいなくなったことで半狂乱になった彼女から毎日泣きながら「殺してくれ」と頼まれたため殺したという。愛珠は趣味で寄木細工を集めており、ジュートとも知り合いだった。ジュートは母を殺したことを愛珠だけ話し、それを聞いていたため愛珠はジュートに殺してもらおうと考えていたのだった。しかし結果として、愛珠はジュートとの待ち合わせ場所に向かうためにたまたま乗ったバスの運転手に殺されてしまった。
愛珠は生前カウンセリングに通っていたが、その先生である鳴子巽という人物はジュートが紹介。ジュートは我路に自身の指にはめていた指輪を見せ、「先生にもらったんだ。ラピスラズリ、魔除けだって。自分を磨いてくれる石なんだ」と話した。
ジュート&愛珠の共通点
その後、月岡の工房を訪れた我路。そこで月岡は、愛珠とは工房で穏やかな時間を過ごしいい関係を築いていたものの、彼女が会う度どんどん不安定になっていたことを明かし、ある日ついに覚悟を決めて「僕とここで箱やお盆を作って暮らしませんか?」と提案したと語る。愛珠は「そうできたらいいなぁ…」と切なそうに笑い、その後連絡を絶ったという。我路はこの話を聞き、月岡に感謝するとともに「妹にも幸せな時があったんですね」と涙を浮かべる。そして、愛珠が持っていた仕掛けが複雑な寄木細工を作者である月岡に開けてもらった。中には指輪が入っており、月岡はその指輪について「なんか“先生”にもらったって言ってました」と伝えるのだった。
ジュート同様にカウンセラーから指輪をもらっていたと思われる愛珠。その共通点に気付いた我路は、突然思い立ったように整にジュートの指輪を送った(5話に登場するシーン)。
「ミステリと言う勿れ」結末に反響
そして整の前に再び現れた我路は、愛珠が持っていた指輪を見せ「君の協力が必要なんだ。一緒に行こう」と伝える。最後は整が「どこへ?」と問いかける場面で終了した。この展開に視聴者からは、「どういうこと?」「これ続編ある?絶対あるよね…」などと混乱の声が続々。「愛珠とジュートに指輪を渡したカウンセラーは誰なの?」「謎が深まるばかり」など残された謎に言及するコメントも多数寄せられていた。(modelpress編集部)
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