中居正広、芸歴30年以上「壁にぶち当たったことはない」“ここまでこれちゃった”とまさかの謝罪<笑いの正体>
2022.03.15 07:00
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中居正広が13日、自身がMCを務める特別番組『笑いの正体』(NHK総合/3月21日18:05~18:43)オンライン取材会に出席した。
中居正広「手ごたえを感じることできた」
本番組は、日本の笑いの歴史を改めて振り返りながら、世の中にもたらされたものや、革新的な笑いを生み出した人たちの思いに迫るドキュメンタリー。今回は「漫才」を取り上げる。収録を終えた感想を聞かれた中居は「僕に限らずか、僕だけなのかわからないですけど、一回目の収録って、楽しみなんてものは、あんまりなく。不安の方が、どうしても勝ってしまうんですけれども、いま終わってまだ何分かなんですが、自分で言うのもなんですけれども、手ごたえを感じることのできた、一回目の収録になったんじゃないかなと思っております」とコメント。
また「今、第何回のお笑いブームなのかわからないですが、見ているものも、世代によって、男女、あるいは西・東で見ている文化も、育ちも違いますので、幼少の頃に見ていたものが、僕も含めて、いろんな方々に染み込んでいると思うんです。その中で、なぜ笑いというものが生まれたのか。今回は、お題が漫才です。漫才がどのように生まれてきて、なんでこれが面白いと思うのか。いつから漫才のベースができたのかというものを、紐解いていく番組です」と見どころを紹介した。
中居正広、気持ちよく「見てください」と言える番組
スタジオには、ケンドーコバヤシ、劇団ひとり、松嶋尚美も登場する。これについて中居は「世代的には同じような世代の方。西・東、男性・女性に来ていただいて。やっぱり、見ているもの・景色はみんなそれぞれなので、面白いことの解釈の違いみたいなものもあるんじゃないかなっていうことを紐解きながら、という番組です。面白かったです」と回想。「やれてよかったです。そうね。こう言うとちょっとね、胡散臭いんです」と笑った中居は、過去に出演したドラマや映画の番宣での経験に言及。「どう考えても、見ていて、自分が出ているのに面白くない時があるんですね。その時の取材って、すごく辛くて。映画会社の人とか、スタッフとかがいて、今回の映画の魅力はどうですか?お芝居の魅力はどうですか?って言われても、どうしても歯切れの悪い時が、何回かあったんですけれども、今回終わってから何がほっとするかって、気持ちよく『見てください』って言えることが、何よりだと思います」とぶっちゃけて会場を沸かせた。
中居正広、松本人志ら漫才師から刺激
松本人志らが登場するインタビューに関しては「若い方から、それこそ上は松本さん、浅草キッドの(水道橋)博士まで。年齢も20代・30代・40代・50代と、幅広くいろんな方々にVTR出演していただいて。漫才についてお話しいただいたんです」とコメント。「漫才に対する思いというのは、僕は漫才を習ったことがないのでわかりませんが、お仕事・物事・作品・ドラマ、何でもいいですけど、仕事をするにあたってのアプローチとか心構えとか向き合い方っていうのは、改めてしっかり正面で向き合って、しっかり壁にぶち当たって、しっかりその壁を乗り越えなければいけないってことは、改めて教えてもらえたなって感じました」とお笑い芸人たちから刺激を受けた様子だった。
中居正広「壁にぶち当たったことはない」
自身が壁に当たった経験については「壁にぶち当たったことが、なくて。自分で言ったんですけどね。壁にぶち当たったことはないですね。すいません。ずっと、僕が歩いているところは、開けているというか。どうしようもないですね。周りから見たら、どうかはわからないですけど、僕自身、壁を感じたことはないですね」と明言。これから壁にぶち当たってみたいかという問いには「当たってみたいです。その壁が厚いものなのか、高いものなのか、一枚岩なのかが、経験がないのでわからないですけど、当たってみたいなと思いますよ。もう(芸歴)30年以上になりますけど、それがないので、申し訳ないっていうか。最初、取り組み方とか話しましたけど、そういう取り組み方をせずに、ここまで来れちゃったっていうのは、自分でも申し訳ないというか」と自虐風自慢で記者を笑わせた。
中居正広、笑いに救われた経験語る
その後、笑いに救われた経験に話が及ぶと「一番最初にバラエティというか、お笑い番組っていうものに出会ったのは、ドリフターズです。今でも覚えていますね。テレビに向かって、声を出して笑ったのが、ドリフターズですね。ドリフのコントですね。土曜日の8時。小学校1年生とか2年生ぐらいだと思うんですけど」と述懐。当時は野球以外のテレビ番組を見ることがあまりなかったという中居は「はじめてドリフを見て、本当にテレビで笑ったのを覚えています。腹を抱えて」と幼少期の思い出を明かしていた。(modelpress編集部)
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