KinKi Kids、デビュー25年目で“初サシ飲み” 歴史紐解き「全てにおいて、いい思い出」
2022.03.03 04:00
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KinKi Kidsが出演する新TVCM「ビール、飲みませんか KinKi Kids」篇が、3日から全国で放映される。
KinKi Kids、デビュー25年目で“初サシ飲み”
著名人同士がそれぞれの関係性の中で、ビールのよろこびでつながっていく姿を描くTVCM企画“ビール、飲みませんか”は、元プロ野球選手の松坂大輔と斎藤佑樹が出演する「ビール、飲みませんか 松坂大輔×斎藤佑樹」篇を第1弾として2月17日にスタート。第2弾となる本TVCMは、KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が出演し、ビールを飲みながら語り合う姿をドキュメンタリータッチの映像でお届けする。デビューから25年という長い時間を経ながらも、意外や「サシ飲みは初めて」という2人。照れ臭さに戸惑いながらもビールで乾杯すると、2人しか知らない歴史がスルスルと紐解かれていく。おいしいビールでつながるよろこびを実感した瞬間に見せる、光一と剛の幸せいっぱいの表情が映される。
KinKi Kids、CMストーリー&見どころ
1997年のCDデビューから25年、KinKi Kidsの光一と剛は、歌番組やバラエティ番組、コンサートのステージなど、あらゆる場所で息がぴったりと合っている名コンビとして誰もが知るところだが、そんな長い付き合いの2人でも経験していないことがあった。あまりにも意外だが、それは“サシ飲み”だったのだ。ゆったりくつろげるお好み焼き屋のカウンター席に並んで座り、ちょっと照れ臭そうな表情を見せながらも、グラスに注がれたビールで乾杯するふたりの表情。歴史的ともいえるその貴重な瞬間を可能な限り自然な雰囲気で撮影するため、TVCMの収録でありながらも決めごとはほとんどなく、トークのテーマも自由とし、もしかすると無言の時間が延々と続くことも…と予想されたが、それもまた“2人のリアル”として捉えることとし、複数のカメラを長回しして余すところなく撮影した。
25年の歴史の中での“初サシ飲み”。「正直、どうしたらええかわからんでしょう」と戸惑いの表情を見せる光一に対し、あっけらかんとした様子の剛は「いや、サシ飲めばいいだけですから。考えすぎですよ」と対照的な2人。思えば出会った頃からお互いの性格が『真逆の感じ』という印象であったことも、この後で語られる。
グラスにビールが注がれ、KinKi Kidsの歴史に刻まれる乾杯の瞬間がやってきた。剛は、噛みしめるようにじっくりと味わいながら「う~ん…クリーミー」とおいしさを分析。光一は大好きだというビールに思わず笑顔になりながら「…マジうまい!」とひと言を発する。
サシでビールを飲みながら振り返る、KinKi Kidsの25年。出会った当時、光一を「無口で暗そう」と感じていた剛と、剛を「ワンパクそう」と思っていた光一。剛が「自然体でいよう」と意識しはじめた30歳の頃…それも2人にとっては想い出深い時期だったようだ。
そんな時、剛が「光一だけに見せるけど…」とカウンター下の足元でこっそりと披露したのは“『一番』と書かれた自前の靴下”。そこに描かれている絵柄を見た光一は言葉を失うように笑い崩れ、何もかもわかり合っている2人ならではの楽しい“サシ飲み”をエンジョイする。
あっという間に時は過ぎ、2人だけの“サシ飲み”も終盤に。「次、サシ飲みするのって、意外と自然に始まる気がするね」と次の開催を思わせる剛の言葉は、KinKi Kidsの新しいつながりを感じさせるものだった。
KinKi Kids、25年間を振り返る
撮影後のインタビューにて、25年間を振り返った2人。光一は「全てにおいて、いい思い出ですけどね。あれは悪かったな、嫌な思い出だなっていうのは、ひとつもない気がします。本当に皆さんに感謝だし、ありがたいことなんですけど…すごく幸せにしてますよって、自信を持って言えるというか、ファンの皆さん、スタッフの皆さんが支えてくださったからこそ、ですよね。それがあったからこそそう言えるわけで、それはとても幸せなことじゃないですかね」とコメント。剛は「特に25周年だから考えることがあるかというと、そんなになくて…この年はこうだから、あの年はああだからっていうよりは、どの年も感謝の気持ちを軸に一生懸命生きるっていう、ホントただそれだけなので、今年も変わらず、その感じで行きたいなと思ってるっていうところですね」と心境を語った。(modelpress編集部)
KinKi Kidsインタビュー全文
― 25周年で経験した“初サシ飲み”の感想をお聞かせください。剛:こういう場を与えていただいて実現したことではあるので…そんなに複雑に難しくは考えず「とりあえず、じゃあそうしてみるか」っていう感覚でやってみました。でもこの商品の撮影っていうこともあったんで、今日はその“一番”とロゴが入ってる靴下も履いてきましたしね。
光一:ハハハ…ダメだよね~(笑)。
剛:今日はもう、これを履くしかないなと思ったんで、履いてきましたよ。
― ビールはお好きですか?
剛:なんか“ここ”っていう時に飲んでたりはするんですね、ビールを。もちろん気の知れた人たち同士で飲むにはものすごく最高な飲み物だと思いますけど、『初めまして』とかの時もとっても助けてくれる飲み物ではありますよね。この企画をいただいたことで、話したこともたぶんあると思うんですけど。
― 25年間を振り返ってみていかがですか?
光一:全てにおいて、いい思い出ですけどね。あれは悪かったな、嫌な思い出だなっていうのは、ひとつもない気がします。本当に皆さんに感謝だし、ありがたいことなんですけど…すごく幸せにしてますよって、自信を持って言えるというか、ファンの皆さん、スタッフの皆さんが支えてくださったからこそ、ですよね。それがあったからこそそう言えるわけで、それはとても幸せなことじゃないですかね。
剛:特に25周年だから考えることがあるかというと、そんなになくて…この年はこうだから、あの年はああだからっていうよりは、どの年も感謝の気持ちを軸に一生懸命生きるっていう、ホントただそれだけなので、今年も変わらず、その感じで行きたいなと思ってるっていうところですね。
― 仲のいい2人がお互いの連絡先を知らないという“噂”は本当でしょうか?
光一:知らないです。
剛:知らないです。
光一:「“知らない設定”なんじゃないか」みたいな説もあるらしいんですけど、本当に知らなくて…。
剛:だって、会いますからね。だから別に…要らないですよね。
光一:知ってた時期もあるんですよ。でもある日突然、なんか違う(電話)番号になってたのは剛クンですからね(笑)。
剛:だって知ってて…ゲームの攻略の話が1回来たくらいなんで。
光一:16歳くらいの頃かな…。
剛:べつに要らんよな…っていう。ちょっとわからへんけど(光一が)「留学する」とか言い出したら、「じゃあ何かあったら連絡しぃ」ってタイミングが来るかもしれないけど…明後日会いますからね、また。
光一:そういうもんですよ。
剛:そんなにトピックスの話でもないですけどね。
― 「ビール、飲みませんか KinKi Kids」篇は、どんなCMになると思いますか?
剛:どうなってるんですかね~…あそこ、あの瞬間は使わないのかなぁ。あそこ好きやってんけどな~。
光一:でも結果、ビールうまそうやなって思う…。
剛:そうビールがおいしそうに見えたらそれでいいです。
光一:それが一番ですよね。
剛:それが伝われば。ありがとうございました。
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