「恋です!」一貫して問題提起した“普通”、最後に描いた恋ではない“愛”
女優の杉咲花が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(毎週水曜よる10時~)の最終話が15日、放送された。ユキコ(杉咲)と森生(杉野遥亮)、獅子王(鈴木伸之)、イズミ(奈緒)の結末に多くの声が届いている。<※ネタバレあり>
杉咲花主演「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」
本作は杉咲演じる勝ち気だけど恋には臆病な盲学校生・赤座ユキコと、杉野演じる喧嘩上等だけど根は純粋なヤンキー・黒川森生の2人が不器用ながら少しずつお互いのことを理解し惹かれあっていく、新世代ラブコメディー。「恋です!」最終話で描かれた“普通”
初回から幾度となく登場していた「普通」というワード。序盤では、ユキコは視覚障害を持たずに生きてきた森生らを“普通”だと認識し、森生はヤンキーではなく道を外さずに生きてきたユキコを“普通”だと表現した。そんな2人は最終話で再び結ばれ、森生の運転するキッチンカーでユキコが料理を提供するという2人での“夢”へ向かって歩むことを決意。森生の腕を掴みながらユキコが調理師学校へ登校する姿とともに「この世界は思っていたより優しいんだっていうことを黒川が教えてくれた。だから私たちは私たちの普通を生きていく」というナレーションが流れた。
また、密かに森生への思いを募らせていた獅子王(鈴木伸之)は、イズミ(奈緒)からの告白に「自分は普通じゃないんです」とこぼし、同性が好きであることを打ち明けていた。
しかし、最終話で獅子王はイズミが「大事だと思える人」になったと改めて告白。これまで人を頼ることができなかった獅子王が唯一弱い自分を見せられる相手がイズミであると続けた。
一方で「イズミさんを愛おしいと思うこの感情は…、恋とは違う感情でこの先も女性が恋をすることがあるのかどうかは…」と辛そうに絞り出す。真摯に思いを伝えた獅子王に、イズミは涙を流し「私もいたいです。獅子王さんと一緒に」と応えハグを交わしていた。
「恋です!」最終話 それぞれの“普通”に反響
自分とは異なる境遇で生きてきたお互いを“普通”と表現していた初回から、最終話では「私たちは私たちの普通を」と前を向いたユキコと森生。そして自身を「普通じゃない」と言い、それに対して苦悩していた獅子王はイズミの存在に気付き、“恋”とは違うとしながらも「愛おしい」と告げた。この最終話を受けて、視聴者からは「『みんな違ってみんな良い』を知ることができた」「獅子王…それは愛だよ涙」「“普通”は人の数だけある」「視野を広げることの大事さを知ることができた」「私たちの普通を生きていくっていうセリフが刺さる」などの声が寄せられていた。(modelpress編集部)
情報:日本テレビ
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