菅田将暉、DJ松永の五輪閉会式出演に心境明かす「なんか素直に見られない」
2021.08.10 12:30
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俳優の菅田将暉が9日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送/毎週月曜深夜1時~)に出演。自身とコラボ曲「サントラ」「日曜日よりの使者」などを発表するほど仲の良いCreepy NutsのDJ松永が、8日に行われた東京オリンピックの閉会式に出演したことについて語った。
菅田将暉、DJ松永の五輪閉会式に思うこととは
番組冒頭「東京オリンピック閉会!閉会式、閉会式…DJ松永よ。DJ松永ですよ。いやびっくりしましたねぇ」と切り出した菅田。「僕は仕事があったから、オンタイムで見られへんなと思って、普通に見るつもりだったから録画をしていて。仕事終わってから見ようかなと。帰ってる途中にネットニュースで『DJ松永、世界一のDJプレイ披露』というのを見たんですよ」と不意打ちで松永の出演を知ったようで「うわもうマジかと…やったな?!と」と驚いたという。
そして菅田は「全然知らんかった!って思いつつ、そこからまだ閉会式を見られずにいるんやけど(笑)。まだ見てないんですよ。どんなプレイをしたのか」と、未だ松永の出演シーンを見られていないことを告白。
「全然見る時間はあったんだけどまだ見てない」そうで、「嬉しいよ。自分事のように。でっかいイベントの最後にDJプレイできるというのは『やったな!』という気持ちもあるんやけど、なんかそれは違うよな~。やったらそこは『サントラ』やん。オレとRさん(R-指定)と3人で(笑)。これはRさんも同じ気持ちやと思うよ。それでええやん。なんか素直に見られない自分がいて」と、素直に喜べない心の内を打ち明けた。
さらに「もしくは『日曜日よりの使者』やん?日曜やったし(笑)」と笑いつつ、「なんかな…普通にオンタイムで見てたら、わーって素直に喜べたし、応援したい気持ちになれたけど、先に知らされるとなんかな…って、自分で見たんやけど(笑)」とぼやいた菅田。
その後「確かに冷静に考えたら、あの人は世界一のDJやから。金メダル取ってる人ですから、なんにもおかしくないから。世界一をみんなが競う舞台で、世界一をエンターテインメントでとってる人間がいる。それは出るのはおかしくないよね。それで言ったらエンターテインメントで世界一をとりましたって日本人ってほか誰がおるねんやろって。映画とかでカンヌで是枝(裕和)さんが…とかはあるかもしれんけど、国の文化以外で競って、同じフィールドに立って…。競えるものと競えないものがあると思うけど、確かにほかに松永さん以外に世界一ってないよね。だからふさわしかってんて!だから称えようよ(笑)」と、自身に言い聞かせるように、松永の出演の正当性を認める場面も。
しかし「(DJプレイで)まごうことなき金メダルを取った人が、五輪金メダルの人たちの前でDJをやって、なぜおかしいと感じているのかということですよ。なぜおかしいのかと俺は感じているのかということですよ。おかしくないのに…」とやはり腑に落ちない様子。「それは、あの人の持っている人(ニン)の部分やろうな(笑)。人としての格式が、そこまでいってますかね?っていう。あの舞台は格式の戦いやからね?所作、言動、ふるまい、全てが圧倒的小モノ感じゃないですか。すぐ吠えるし、めっちゃ文句言うし、激辛とかも全然食うし(笑)。ラジオでめっちゃ大きい声ですぐ噛み付いて、あの圧倒的小モノ感」と松永をイジり、「もちろん、一緒に作業はしてるからかっこいい部分も知ってるけど、なんかあの感じはウソやろっていう感じがしてんな~」と怪訝な声で語った。
さらに「まあ能ある鷹はなんとやら、っていうことなんかな?自分の能力をひけらかさんと、隠し続けるふるまいをして、小モノに見せて、あの舞台っていうことなのか。むしろ」と言うも「まあ、ひけらかしているけどな。めちゃくちゃひけらかしてるよ。『DJオレはうますぎる』って、ずっと言ってるよ(笑)。全然能ある鷹は爪を隠してないんですよ。爪をひけらかしまくってるのにな」と続けた菅田。
「なんかな…松永さんの実力があかんっていうことはまったくないのよ。オレは断ってほしかったのかな。『3人で出よう』って(笑)。『僕にはRと菅田がいるんで、3人でサントラなんで』って言ってほしかったな。っていうのが本音かな」と心境をぶっちゃけていた。
DJ松永、東京五輪閉会式に出演
日曜日の昼下がりの公園というイメージで行われたパフォーマンスの終盤に登場したDJ松永は、東京スカパラダイスオーケストラの生演奏に合わせたパフォーマンスで会場を盛り上げた後、ソロでもDJプレーを披露した。(modelpress編集部)
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