SixTONES松村北斗&田中樹、“価値観のズレ”発生?「バリューの真実」第2弾放送決定<取材全文>
2021.05.21 07:00
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SixTONESが体当たりで“価値観(バリュー)のズレ”を検証するNHK Eテレ『バリューの真実』が、昨年12月の初回に続き第2弾の放送が決定。6月1日・8日の2回にわたってよる7時25分から7時55分に放送される。このほど収録が行われ、SixTONESのジェシー、京本大我、松村北斗、高地優吾(※「高」は正式には「はしごだか」)、森本慎太郎、田中樹が、感想や見どころなどについて語った。
同番組では、自分の価値観が他の人とどう違うのか、世代間や他の人との共通点やギャップの背景を深掘り。今回のテーマは、高校生約600人のアンケートで関心の高かった「キレイな食べ方」と「ネットトラブル対策」。番組独自のアンケート結果をもとにリサーチした情報を、SixTONESが高校生たち約30人とリモートで意見交換。さらに、高校生のリアルエピソードをSixTONESメンバーがドラマで再現する。
<ロケパート>京本大我が「キレイな食べ方」を学ぶため、マナースクールの講師と1対1のレッスン。その成果は!?
<スタジオ>メンバーVSギャル曽根「キレイな食べ方」対決!さまざまなテクニックを解説するための特別メニューを用意!
<ドラマパート>食べることから生まれた“いい話”&“胸キュンエピソード”をドラマ化、森本慎太郎が熱演!
<ゲスト>ギャル曽根(タレント)小倉朋子(テーブルマナー講師)他
<ロケパート>ジェシーが10代と一緒に、アカウント乗っ取り防止マニュアルを作る!
<スタジオ>「ネットを長く見すぎて困っている」「アカウントを乗っ取られた」などの経験がある10代とメンバーの本音トーク!
<ドラマパート>高地優吾が、ネットにハマったものの、そこから抜け出せた10代の軌跡を熱演。
<ナレーション>諏訪部順一(声優)
田中:今回は第2弾ということで、見てくださる方が少しでも番組の内容を「知りたいな」「なるほど」と思ってもらえるようなものを伝えられたのではないかと思います。純粋に僕たちも楽しみながら収録をして、「こんなことがあるんだ」と知り、役立つ番組になっていると思うので、放送を楽しみにしていてほしいです。
高地:第2弾がやれるということが素直に嬉しいです。第1弾もためになることがありましたが、第2弾もすごく実用的で、再現ドラマをやることで身を持って体験することができました。バリューの良さがすごく出ていたと思うので、楽しい収録でした。
ジェシー:SixTONESは、グループとしてはあまりいろいろな番組に出ているイメージがないと思うので、第1弾、第2弾とやらせていただけてとても嬉しいですし、ひとりひとりのキャラクターもわかるのではないかなと思います。若い世代の方はもちろん、大人の方もいろいろ学べる番組になっていると思います。
京本:前回の第1弾から半年ほどで今回第2弾をやらせていただいて、前回もそうだったのですが、10代の方々のいろいろな意見を聞いて驚くこともあれば共感することもあり、僕たちも一緒に成長できるような番組だと感じています。20代半ばの僕たちでも初めて知ったこと、ためになったこと、10代の価値観などいろいろなものに触れることができ、すごく楽しんで収録に臨むことができたので、この番組が皆さんに愛されるような素敵な番組になったらいいなと思っています。
松村:今すぐためになるような番組になっているのではないかなと思います。第1弾はもちろん、第2弾は等身大の悩みや気になることをさらにクローズアップできたような気がしますし、来てくださったゲストのギャル曽根さんに僕たちのことを「仲が良いね」と言っていただけるくらい楽しい収録でした。そんなふうに、温かさや優しさ、楽しさがありつつ、目の前で実用できたり、ためになる情報が伝えられたりする、すごく良い番組だなと感じています。
森本:僕も楽しかったです。実際に収録をして思ったのは、人間誰しも気になるような問題や気にしなきゃいけない問題を改めて再認識することで、今後の人生においてプラスになるということです。そして親と子のギャップ、考え方の違いを知ることもできて、「そんなことを思っていたのか」「そんな心遣いが必要だったのか」と思うことが多かったので、見ていただいた方にも「なるほど」と思っていただける内容になっていると思います。シンプルに「勉強になった」「今後役に立ちそう」ということもあるので、ぜひそういうところに注目して見てほしいです。
高地:価値観…難しいな。
松村:SixTONESは、“仲の良さ”が大事なのかな、と今日収録をしてすごく思いました。
田中:そこを大事にしようと特別に意識しているわけではないけど、6人の仕事場が楽しみになってるよね。6人でバラエティ番組に出ることはあまりないので、番組が決まった時から収録が楽しみでした。やりたいこと、やらなきゃいけないことがすごくマッチしているから、仕事が楽しみになるのはすごくいいことだなと思います。
森本:収録前に6人で円になって喋っていたら、「円になって喋ってる…(笑)」って誰かが言ってたよね?そういう、6人で円になって喋っているところも仲の良さが現れているのかなと思います。
松村:無意識に6人で円になって喋っていたんですよ(笑)
森本:収録前にね。そのあと収録でいっぱい喋るのに。
全員:(笑)
田中:収録後もいっぱい喋ってる(笑)
― もし意見が割れた時はどのように解決していますか?
ジェシー:殴り合っています!(※冗談)
全員:(笑)
田中:仕事の意見だと、基本的に僕たちは多数決で決めています。A案・B案が出たら、みんな多数決で決めようと同意の上でやっているので、決まったことに文句はないように普段の打ち合わせなどは進めています。
― 3:3に割れた場合は?
田中:割れた場合は、スタッフさんも含めて一緒に相談して決めています。
― SixTONESの皆さんは、ボケ担当の方が多いようにお見受けするのですが、MCを担当するにあたって意識したことはありますか?
全員:(笑)
ジェシー:でもやっぱり~!
高地:おいおい、一番ボケていたやつが喋り出すな(笑)
松村:ボケの先頭が(笑)
京本:基本、樹が(MCを)やってたよね?
高地:言わせてもらえば、ライブのMCとそんなに変わらなかったかなという印象です。
森本:まぁまぁ、いずれは他の5人もMCを回せたらな~なんて思ってますね。
全員:(笑)
田中:心意気が見えづらいよ!でも6人でMCをさせていただけるということで、この年齢だからこその価値観もあると思うので、わりと何も意識せず、その場で感じたことを素直に口にすることが大事だなと思いました。なので特別に身構えたり、「ここはこうしよう、ああしよう」と話し合ったり、準備するわけではなく、視聴者の方と同じようにリアルな反応を大切にしました。
― 田中さんがボケたくなった時はどうしていますか?他のメンバーにMCを委ねるのでしょうか。
田中:僕は、舌を噛みます。
松村:まぁ、全然ボケてもらってもかまいませんけど、僕ら5人はそれを見ているだけです。
全員:(笑)
松村:でも番組では6人だけの会話ではなくて、ゲストの方がいらっしゃったり、リモートで10代の方もいらっしゃったりするので、外への興味というのはいつもよりも意識して話しているかもしれないです。
京本:テーブルマナー講師の小倉先生が直々に見てくださっている中、ひとりでテーブルマナーを実践するという状況だったので、普段食べているはずの焼き魚やサラダも、緊張感で難しさを感じました。ナイフは切るだけではなく、フォローや支えとしての役割もあって、日常で困っていた部分を改善することができたので、あの1日でとてもためになりました。今日の収録でVTRを見た時も、アフターの姿勢に余裕を感じたり、自分でもキレイだなと感じたので、教えていただいたり指摘していただいたりしてこれだけ変わるなら、何でも挑戦してみることがいいなと思いました。
田中:今のが、この番組のすべてだね。
京本:(笑)
― スタジオでギャル曽根さんと対決などをした感想もお聞かせください。
松村:僕たちも収録をしながら勉強させていただきました。あまり内容に触れるとネタバレになっちゃうんですけど…
ジェシー:ギャル曽根さんが美味しそうに食べていて腹が減りました。
全員:(笑)
田中:10代の方のアンケートや、親世代の方のアンケートもあったりするのですが、価値観に差がありつつも、抱えている悩みや疑問が意外と一緒だったりしたので、年代や職種は関係なく、悩みなどは一緒なんだなと収録してみて感じました。
― キレイに食べられると大人だなと感じることがあると思いますが、SixTONESの皆さんの中で食べ方がキレイだったり、特徴があったりする方はいますか?
高地:みんなでケータリングを一緒に食べたりすることはよくありますが、そこまで食べ方が気になる人っていないよね?
森本:いないね。わりとみんなキレイに食べます。
松村:もしかしたら、この収録を機にちょっと気にしだすのかなとは思います。
全員:うんうん。
― そうなんですね。お魚もキレイに食べられますか?
森本:お魚はもう、丸呑みですから。はい。
全員:(笑)
高地:強いて言うなら、北斗が食べるのが遅いのが気になるくらいですかね。
ジェシー:でもキレイに食べているので美味しそうです。
全員:(笑)
松村:助かります!(笑)
京本:公式でやらせていただいているYouTubeなどのコメント欄は見ます。
田中:YouTubeやInstagramのコメント欄は見ますよ!
高地:トレンドやトピックに上がっていたりすると見ます。
森本:「なんで上がってるんだろう?」と気になって見ることはありますけど、自分から意識的に見ることはないです。
ジェシー:(記者に)見たほうがいいですか?
全員:(笑)
― (笑)。コメントを参考にする芸能人の方も多いようです。
田中:YouTubeやInstagramでいただくコメントや意見などはめちゃくちゃ大事にしています。
― 実際にコメントを取り入れたエピソードがあれば教えてください。
松村:コメント欄にある言語の国への発信は意識したりします。
田中:あとコメントの数や、YouTubeでいうと再生回数などすごくリアクションが良いものは、喜んでいただけているんだなと感じています。音楽コンテンツなどでサプライズ動画を上げるとリアクションが良かったりするので、そういうのは今後も大事にしたいなと思っています。
― 今のお話と繋がる部分がありますが、YouTubeやInstagramを発信する際に意識していることを教えてください。
高地:僕たちが一番楽しむこと。YouTubeにせよInstagramにせよ、楽しそうにやっていたらファンの方にも楽しんでもらえるのかなと思っています。
松村:Instagramのほうは特に楽しむことを意識しているかもしれないです。
ジェシー:Instagramは簡単にパッと上げられるしね。
高地:僕はSNSに関する再現ドラマに参加させていただいたのですが、台本を読んでいる時点で自分と通ずるところがありました。主人公の気持ちも、心配する親御さんの気持ちも両方わかる立ち場だったので、主人公は高校生ではあるのですが等身大の自分に近い役だったなと思います。役に入りやすくて、楽しく参加することができました。
森本:高校生役ということで今回学ランを着たんです(笑)。僕は食べ方のほうの再現VTRだったので、“お箸をこうやって使って食べます”というものだったのですが、学生の時にちゃんと知って、こうやって食べていたら絶対かっこよかっただろうなと思ったり、こういった学生生活を送りたかったなと思ったりして、学生服は似合わないからもう無理だと思う反面、学生に戻りたいなという葛藤がありました!
― 皆さんが高校生の頃に気になっていたことや、これから学んでみたいこと、掘り下げてみたいことがあれば教えてください。
田中:僕は中高生とか小さい頃に気にしてはいなかったけど、気にしておけば良かったなと思うのはやっぱり箸の持ち方。
松村:あ~、樹、それよく言ってるね。
田中:高校生の頃に、自分の箸の持ち方が正しくないということは知っていたので、「これじゃあよくない」と思って無理やり直してすごく苦労したから、中学生や小学生、もっと小さい頃に覚えておけばよかったなとすごく思った。
松村:僕は言葉遣いかな。高校生の頃は正しい敬語の遣い方をなんとなくしか覚えていなくて、早く気にしておけばよかったなと思います。
田中:10代の方とはそこまで年齢が離れすぎていないので、ジェネレーションギャップは意外とないと思います。完璧に理解はできないけど、理解できる部分もあるというか、共感できる部分はあります。
松村:僕たちは10代の方の気持ちもなんとなくわかる世代なので、どちらの意見も理解できることもあるし、新しい発見もありました。
田中:今回の収録で言うと、SNSを僕たちは使いこなせていますが、親世代の方は理解できない部分もあるのかなと。そういうジェネレーションギャップが生まれるのは仕方ないなとも思います。
ジェシー:今の10代の方は、僕たちよりもしっかりしていました。
松村:意見をしっかり持っているなと思いました。
― 皆さんが一緒に長く過ごしている中で、「この人の価値観にはビックリした」「この価値観にはすごく同意した」などの経験があれば教えてください。
田中:これは全員共感できると思うことがあって、慎太郎がよく口に出してくれることが多いんだけど、僕たちは先輩への挨拶や礼儀に対してすごく敏感で、先輩がリハーサル室に入って来たらすぐ立って挨拶する、みたいなものを意識していたけど、今の中学生の子たちはそこまで敏感に意識していないから、そこはギャップを感じているかも。慎太郎は優しく「もっと挨拶したほうがいいよ」と指摘できるんです。そこは同意できるし、いいところだなと思います。
― ではメンバー同士、価値観のズレなどはなく、互いを尊重し合っているのでしょうか。
田中:貶し合ってはいないですね。確かに。
森本:否定をそんなにしないです。さすがに行き過ぎていてやばかったら「それはNOだぞ」と言いますが、僕たちはそれぞれの価値観を大事にしているグループなので、それを否定する気はないし、逆に共感して「その価値観いいね!」となることが多いです。
田中:そうだね。それが面白かったりするよね。
森本:そう。
松村:(思い出したかのように)…僕はあれくらいかな?田中樹が夜中にパッと起きて、スルメイカを食べてまた寝るんですよ。ちょっとそれは理解できない。
全員:(笑)
田中:それは本当に僕も記憶にない。
松村:ちょっと理解できない。(2回目)
森本:樹が楽屋で寝ていて、起きたら「お菓子食べたい」と言いはじめて、そしたら北斗が「寝起きでお菓子食べたらダメだよ!そのあと寝るでしょ!」とか言って怒りはじめた時に、なんかこの2人の関係性っていいなと思いました(笑)
松村:樹が「じゃあもう俺起きる!」って言うから、「じゃあ食べていいよ」って。
田中:「寝るならダメだ!」って(笑)。その辺はやっぱりしっかりしてる。見出しに「しっかり者」と書いてください。
全員:(笑)
― 2人がすごくラブラブだということが伝わってきました!ありがとうございました。
全員:ありがとうございました!
なお、『バリューの真実』は、放送後1週間、NHKプラス(https://plus.nhk.jp/)で見逃し配信予定。(modelpress編集部)
6月1日放送「キレイな食べ方」
約600人の高校生へのアンケートで、知りたい・身につけたい上位にランクインした「キレイな食べ方」。高校生たちは、友だちや目上の人に対しての好感度アップポイントとして「食べ方」を気にしていることが判明。そこで今回、知りたいランキング上位の「フォークとナイフのキレイな使い方」と「骨の多い魚の食べ方」をピックアップ。<ロケパート>京本大我が「キレイな食べ方」を学ぶため、マナースクールの講師と1対1のレッスン。その成果は!?
<スタジオ>メンバーVSギャル曽根「キレイな食べ方」対決!さまざまなテクニックを解説するための特別メニューを用意!
<ドラマパート>食べることから生まれた“いい話”&“胸キュンエピソード”をドラマ化、森本慎太郎が熱演!
<ゲスト>ギャル曽根(タレント)小倉朋子(テーブルマナー講師)他
6月8日放送「ネットトラブル対策」
10代にとって欠かせないSNSとインターネット。しかし、高校生約600人へのアンケートの結果、困っていることの第1位は「長く見すぎで依存を感じる」という結果に。番組では、この問題と知りたい「トラブル回避・解決方法」で最も多かった「アカウントの乗っ取り」を取り上げる。ネットを楽しく使うためのスキルとノウハウを紹介するとともに、デジタルネイティブと呼ばれる高校生世代の実情と周囲の価値観のズレも解き明かす。<ロケパート>ジェシーが10代と一緒に、アカウント乗っ取り防止マニュアルを作る!
<スタジオ>「ネットを長く見すぎて困っている」「アカウントを乗っ取られた」などの経験がある10代とメンバーの本音トーク!
<ドラマパート>高地優吾が、ネットにハマったものの、そこから抜け出せた10代の軌跡を熱演。
<ナレーション>諏訪部順一(声優)
SixTONES「バリューの真実」第2弾決定に喜び
― まずは、収録を終えた感想をお聞かせください。田中:今回は第2弾ということで、見てくださる方が少しでも番組の内容を「知りたいな」「なるほど」と思ってもらえるようなものを伝えられたのではないかと思います。純粋に僕たちも楽しみながら収録をして、「こんなことがあるんだ」と知り、役立つ番組になっていると思うので、放送を楽しみにしていてほしいです。
高地:第2弾がやれるということが素直に嬉しいです。第1弾もためになることがありましたが、第2弾もすごく実用的で、再現ドラマをやることで身を持って体験することができました。バリューの良さがすごく出ていたと思うので、楽しい収録でした。
ジェシー:SixTONESは、グループとしてはあまりいろいろな番組に出ているイメージがないと思うので、第1弾、第2弾とやらせていただけてとても嬉しいですし、ひとりひとりのキャラクターもわかるのではないかなと思います。若い世代の方はもちろん、大人の方もいろいろ学べる番組になっていると思います。
京本:前回の第1弾から半年ほどで今回第2弾をやらせていただいて、前回もそうだったのですが、10代の方々のいろいろな意見を聞いて驚くこともあれば共感することもあり、僕たちも一緒に成長できるような番組だと感じています。20代半ばの僕たちでも初めて知ったこと、ためになったこと、10代の価値観などいろいろなものに触れることができ、すごく楽しんで収録に臨むことができたので、この番組が皆さんに愛されるような素敵な番組になったらいいなと思っています。
松村:今すぐためになるような番組になっているのではないかなと思います。第1弾はもちろん、第2弾は等身大の悩みや気になることをさらにクローズアップできたような気がしますし、来てくださったゲストのギャル曽根さんに僕たちのことを「仲が良いね」と言っていただけるくらい楽しい収録でした。そんなふうに、温かさや優しさ、楽しさがありつつ、目の前で実用できたり、ためになる情報が伝えられたりする、すごく良い番組だなと感じています。
森本:僕も楽しかったです。実際に収録をして思ったのは、人間誰しも気になるような問題や気にしなきゃいけない問題を改めて再認識することで、今後の人生においてプラスになるということです。そして親と子のギャップ、考え方の違いを知ることもできて、「そんなことを思っていたのか」「そんな心遣いが必要だったのか」と思うことが多かったので、見ていただいた方にも「なるほど」と思っていただける内容になっていると思います。シンプルに「勉強になった」「今後役に立ちそう」ということもあるので、ぜひそういうところに注目して見てほしいです。
SixTONESの価値観は?意見が割れた時の対処法も明かす
― 皆さんが大切にしているバリュー(価値観や大切にしていること)があれば教えてください。高地:価値観…難しいな。
松村:SixTONESは、“仲の良さ”が大事なのかな、と今日収録をしてすごく思いました。
田中:そこを大事にしようと特別に意識しているわけではないけど、6人の仕事場が楽しみになってるよね。6人でバラエティ番組に出ることはあまりないので、番組が決まった時から収録が楽しみでした。やりたいこと、やらなきゃいけないことがすごくマッチしているから、仕事が楽しみになるのはすごくいいことだなと思います。
森本:収録前に6人で円になって喋っていたら、「円になって喋ってる…(笑)」って誰かが言ってたよね?そういう、6人で円になって喋っているところも仲の良さが現れているのかなと思います。
松村:無意識に6人で円になって喋っていたんですよ(笑)
森本:収録前にね。そのあと収録でいっぱい喋るのに。
全員:(笑)
田中:収録後もいっぱい喋ってる(笑)
― もし意見が割れた時はどのように解決していますか?
ジェシー:殴り合っています!(※冗談)
全員:(笑)
田中:仕事の意見だと、基本的に僕たちは多数決で決めています。A案・B案が出たら、みんな多数決で決めようと同意の上でやっているので、決まったことに文句はないように普段の打ち合わせなどは進めています。
― 3:3に割れた場合は?
田中:割れた場合は、スタッフさんも含めて一緒に相談して決めています。
― SixTONESの皆さんは、ボケ担当の方が多いようにお見受けするのですが、MCを担当するにあたって意識したことはありますか?
全員:(笑)
ジェシー:でもやっぱり~!
高地:おいおい、一番ボケていたやつが喋り出すな(笑)
松村:ボケの先頭が(笑)
京本:基本、樹が(MCを)やってたよね?
高地:言わせてもらえば、ライブのMCとそんなに変わらなかったかなという印象です。
森本:まぁまぁ、いずれは他の5人もMCを回せたらな~なんて思ってますね。
全員:(笑)
田中:心意気が見えづらいよ!でも6人でMCをさせていただけるということで、この年齢だからこその価値観もあると思うので、わりと何も意識せず、その場で感じたことを素直に口にすることが大事だなと思いました。なので特別に身構えたり、「ここはこうしよう、ああしよう」と話し合ったり、準備するわけではなく、視聴者の方と同じようにリアルな反応を大切にしました。
― 田中さんがボケたくなった時はどうしていますか?他のメンバーにMCを委ねるのでしょうか。
田中:僕は、舌を噛みます。
松村:まぁ、全然ボケてもらってもかまいませんけど、僕ら5人はそれを見ているだけです。
全員:(笑)
松村:でも番組では6人だけの会話ではなくて、ゲストの方がいらっしゃったり、リモートで10代の方もいらっしゃったりするので、外への興味というのはいつもよりも意識して話しているかもしれないです。
京本大我、テーブルマナーを実践
― 6月1日放送の「キレイな食べ方」では、京本さんがロケを行いましたが、いかがでしたか?京本:テーブルマナー講師の小倉先生が直々に見てくださっている中、ひとりでテーブルマナーを実践するという状況だったので、普段食べているはずの焼き魚やサラダも、緊張感で難しさを感じました。ナイフは切るだけではなく、フォローや支えとしての役割もあって、日常で困っていた部分を改善することができたので、あの1日でとてもためになりました。今日の収録でVTRを見た時も、アフターの姿勢に余裕を感じたり、自分でもキレイだなと感じたので、教えていただいたり指摘していただいたりしてこれだけ変わるなら、何でも挑戦してみることがいいなと思いました。
田中:今のが、この番組のすべてだね。
京本:(笑)
― スタジオでギャル曽根さんと対決などをした感想もお聞かせください。
松村:僕たちも収録をしながら勉強させていただきました。あまり内容に触れるとネタバレになっちゃうんですけど…
ジェシー:ギャル曽根さんが美味しそうに食べていて腹が減りました。
全員:(笑)
田中:10代の方のアンケートや、親世代の方のアンケートもあったりするのですが、価値観に差がありつつも、抱えている悩みや疑問が意外と一緒だったりしたので、年代や職種は関係なく、悩みなどは一緒なんだなと収録してみて感じました。
― キレイに食べられると大人だなと感じることがあると思いますが、SixTONESの皆さんの中で食べ方がキレイだったり、特徴があったりする方はいますか?
高地:みんなでケータリングを一緒に食べたりすることはよくありますが、そこまで食べ方が気になる人っていないよね?
森本:いないね。わりとみんなキレイに食べます。
松村:もしかしたら、この収録を機にちょっと気にしだすのかなとは思います。
全員:うんうん。
― そうなんですね。お魚もキレイに食べられますか?
森本:お魚はもう、丸呑みですから。はい。
全員:(笑)
高地:強いて言うなら、北斗が食べるのが遅いのが気になるくらいですかね。
ジェシー:でもキレイに食べているので美味しそうです。
全員:(笑)
松村:助かります!(笑)
“SixTONESとネット”の関係性
― 6月8日放送の「ネットトラブル対策」のアンケート結果の困っていること第1位が「長く見すぎで依存を感じる」とのことですが、SixTONESの皆さんはエゴサーチをしたり、ネットの反響を気にしたりしますか?京本:公式でやらせていただいているYouTubeなどのコメント欄は見ます。
田中:YouTubeやInstagramのコメント欄は見ますよ!
高地:トレンドやトピックに上がっていたりすると見ます。
森本:「なんで上がってるんだろう?」と気になって見ることはありますけど、自分から意識的に見ることはないです。
ジェシー:(記者に)見たほうがいいですか?
全員:(笑)
― (笑)。コメントを参考にする芸能人の方も多いようです。
田中:YouTubeやInstagramでいただくコメントや意見などはめちゃくちゃ大事にしています。
― 実際にコメントを取り入れたエピソードがあれば教えてください。
松村:コメント欄にある言語の国への発信は意識したりします。
田中:あとコメントの数や、YouTubeでいうと再生回数などすごくリアクションが良いものは、喜んでいただけているんだなと感じています。音楽コンテンツなどでサプライズ動画を上げるとリアクションが良かったりするので、そういうのは今後も大事にしたいなと思っています。
― 今のお話と繋がる部分がありますが、YouTubeやInstagramを発信する際に意識していることを教えてください。
高地:僕たちが一番楽しむこと。YouTubeにせよInstagramにせよ、楽しそうにやっていたらファンの方にも楽しんでもらえるのかなと思っています。
松村:Instagramのほうは特に楽しむことを意識しているかもしれないです。
ジェシー:Instagramは簡単にパッと上げられるしね。
高地優吾&森本慎太郎、再現ドラマの感想明かす
― 見どころのひとつとして再現ドラマがありますが、演じてみての感想をお聞かせください。高地:僕はSNSに関する再現ドラマに参加させていただいたのですが、台本を読んでいる時点で自分と通ずるところがありました。主人公の気持ちも、心配する親御さんの気持ちも両方わかる立ち場だったので、主人公は高校生ではあるのですが等身大の自分に近い役だったなと思います。役に入りやすくて、楽しく参加することができました。
森本:高校生役ということで今回学ランを着たんです(笑)。僕は食べ方のほうの再現VTRだったので、“お箸をこうやって使って食べます”というものだったのですが、学生の時にちゃんと知って、こうやって食べていたら絶対かっこよかっただろうなと思ったり、こういった学生生活を送りたかったなと思ったりして、学生服は似合わないからもう無理だと思う反面、学生に戻りたいなという葛藤がありました!
― 皆さんが高校生の頃に気になっていたことや、これから学んでみたいこと、掘り下げてみたいことがあれば教えてください。
田中:僕は中高生とか小さい頃に気にしてはいなかったけど、気にしておけば良かったなと思うのはやっぱり箸の持ち方。
松村:あ~、樹、それよく言ってるね。
田中:高校生の頃に、自分の箸の持ち方が正しくないということは知っていたので、「これじゃあよくない」と思って無理やり直してすごく苦労したから、中学生や小学生、もっと小さい頃に覚えておけばよかったなとすごく思った。
松村:僕は言葉遣いかな。高校生の頃は正しい敬語の遣い方をなんとなくしか覚えていなくて、早く気にしておけばよかったなと思います。
SixTONESの“価値観のズレ”とは 松村北斗は「しっかり者」?
― 今回の収録で、価値観のズレやジェネレーションギャップを感じたことはありますか?田中:10代の方とはそこまで年齢が離れすぎていないので、ジェネレーションギャップは意外とないと思います。完璧に理解はできないけど、理解できる部分もあるというか、共感できる部分はあります。
松村:僕たちは10代の方の気持ちもなんとなくわかる世代なので、どちらの意見も理解できることもあるし、新しい発見もありました。
田中:今回の収録で言うと、SNSを僕たちは使いこなせていますが、親世代の方は理解できない部分もあるのかなと。そういうジェネレーションギャップが生まれるのは仕方ないなとも思います。
ジェシー:今の10代の方は、僕たちよりもしっかりしていました。
松村:意見をしっかり持っているなと思いました。
― 皆さんが一緒に長く過ごしている中で、「この人の価値観にはビックリした」「この価値観にはすごく同意した」などの経験があれば教えてください。
田中:これは全員共感できると思うことがあって、慎太郎がよく口に出してくれることが多いんだけど、僕たちは先輩への挨拶や礼儀に対してすごく敏感で、先輩がリハーサル室に入って来たらすぐ立って挨拶する、みたいなものを意識していたけど、今の中学生の子たちはそこまで敏感に意識していないから、そこはギャップを感じているかも。慎太郎は優しく「もっと挨拶したほうがいいよ」と指摘できるんです。そこは同意できるし、いいところだなと思います。
― ではメンバー同士、価値観のズレなどはなく、互いを尊重し合っているのでしょうか。
田中:貶し合ってはいないですね。確かに。
森本:否定をそんなにしないです。さすがに行き過ぎていてやばかったら「それはNOだぞ」と言いますが、僕たちはそれぞれの価値観を大事にしているグループなので、それを否定する気はないし、逆に共感して「その価値観いいね!」となることが多いです。
田中:そうだね。それが面白かったりするよね。
森本:そう。
松村:(思い出したかのように)…僕はあれくらいかな?田中樹が夜中にパッと起きて、スルメイカを食べてまた寝るんですよ。ちょっとそれは理解できない。
全員:(笑)
田中:それは本当に僕も記憶にない。
松村:ちょっと理解できない。(2回目)
森本:樹が楽屋で寝ていて、起きたら「お菓子食べたい」と言いはじめて、そしたら北斗が「寝起きでお菓子食べたらダメだよ!そのあと寝るでしょ!」とか言って怒りはじめた時に、なんかこの2人の関係性っていいなと思いました(笑)
松村:樹が「じゃあもう俺起きる!」って言うから、「じゃあ食べていいよ」って。
田中:「寝るならダメだ!」って(笑)。その辺はやっぱりしっかりしてる。見出しに「しっかり者」と書いてください。
全員:(笑)
― 2人がすごくラブラブだということが伝わってきました!ありがとうございました。
全員:ありがとうございました!
なお、『バリューの真実』は、放送後1週間、NHKプラス(https://plus.nhk.jp/)で見逃し配信予定。(modelpress編集部)
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