白雪りら(C)モデルプレス

2.5次元ボディで話題の白雪りら、プレッシャー・葛藤からうつ病に…挫折経験経て掴んだ“自分らしさ”<モデルプレスインタビュー>

2021.04.30 18:00

次世代のインフルエンサー・白雪りら(しらゆき・りら)。歌手やグラビアなどで活動を広げ、TikTokでは“腰ふりダンスのお姉さん”としてバズを生み出すなど注目を集めている。順風満帆に見える芸能人生だが、過去にはプレッシャーや葛藤からうつ病の経験も…。芸能界入りのきっかけから夢を叶えるまでを聞いた。

  

白雪りら、歌手デビューから多方面で活躍

“蒼天のハリー”名義のメジャーデビューシングル「Memories」が、ドラマ「特命係長 只野仁 AbemaTVオリジナル2」(ABEMA、2017年)の主題歌に抜擢され、話題に。“無加工”で人形のように整った顔立ち、トレーニングで鍛えた美しいボディで、男女問わず人気を博し、「サンデー・ジャポン」(TBS系)や「ビーバップ!ハイヒール」(朝日放送ほか)などのバラエティ番組にも多数出演している。

2019年3月に“蒼天のハリー”から“白雪りら”に改名。同年に、足の裏を見せた“足裏ショット”など独自の写真でバズり、Instagramフォロワー増加率ランキングで全国2位(アイドル部門)の実績を残した。

現在は歌手に声優、モデル、タレント、YouTuberと多方面で活躍を広げている彼女だが、芸能界入りからここまでの地位を確立させるまで、決して順風満帆なわけではなかった。うつ病なども経験した過去から得たものとは──。

白雪りら、挫折の経験「自信を失くしました」

白雪りら(C)モデルプレス
― 芸能界に入ったきっかけはなんですか?

白雪:大学を卒業後、東京に出たいなと思って北海道から上京して来たのですが、都内の成城石井でアルバイトをしているときに、芸能事務所の社長さんからスカウトされたことがきっかけです。びっくりしました!

― それは驚きますよね!なぜ上京しようと思ったのですか?

白雪:私は生粋のアニメオタクなのですが、北海道には都心部にしかアニメイトがなくて、あまりイベントもないので、アニメのイベントに来たくて上京してきました。

― 芸能界に入りたいという思いはなかったのですか?

白雪:そのときはなかったですね。札幌コレクションに1回だけモデルとして出演したことがあるのですが、本格的にモデルをやりたいと思わなかったので、スカウトされたときも半年くらい連絡を返さなかったんです。でも、私はアニメが好きで、モデルではなくアニメに関わる仕事をしたいと話したら、スカウトしてくれた事務所さんが受け入れてくれて、そこで芸能界入りを決意しました。

― そこから歌手を目指したのですね。

白雪:そうですね。でも実はめちゃめちゃ音痴だったんです…。自分では音痴だと思っていなかったので、ショックでしたね。そこから必死にボイストレーニングをしたのですが、一緒にボイストレーニングをやっていた子が上手で、辛かったです。北海道では可愛い方だと思っていたし、音痴だとも思っていなかったのですが、上京して来たらもっと容姿が良い子も、歌が上手い子もたくさんいて。自分はダメなんじゃないかと自信を失くしました。

でも、そんな経験があったからこそ、諦めずに努力し続けることで結果が出ることがわかりました。頑張ればできるという成功体験のおかげで何事にも挑戦できるようになったので、良い経験だったなと思えます。

白雪りら、ローラの言葉が活力に

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― 事務所に所属してから正式なデビューまではどのくらいでしたか?

白雪:結構長かったです。確か4年くらいかな…。お給料ももらっていたのですが、生活するためにはボイストレーニングに通いながら、アルバイトもしていました。「本当にデビューできるのかな?」と不安になって、うつ病になってしまった時期もありました。デビューしてからも自信がなかったり、プレッシャーがあったりで精神的に辛くて、10kgくらい痩せてしまったんです。

― それは辛いですね…。

白雪:2年くらいその状況が続いたのですが、周りの人もすごく助けてくれて、環境を変えたり、引っ越しをしたりして、徐々に快復していきました。そこを乗り越えて、今では鋼メンタルです!

あとは、同じ事務所だったローラちゃんの存在も大きいですね。ローラちゃんに初めて会ったとき、「あんなに笑顔でポジティブな子がいるんだ!」と思いました。「ずっと応援しているよ」と連絡もくれて、ローラちゃんの振る舞いや言葉が力になりましたね。

― 力になりますよね。芸能界入りの理由と言っても過言ではない、アニメの主題歌に抜擢されたときはいかがでしたか?

白雪:ずっとアニメの主題歌を歌いたかったので「夢を叶えた!」と思いました。正直、歌に自信を持つことがまだできていなかったのですが、完璧な状態じゃなくても世の中に出せる勇気があって良かったなと思います。成功するためには勇気と決断が大事だなと思いますね。

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― 環境が変わるごとに考えも強くなったんですね。

白雪:最初はやっぱり「完璧が良い」と思っていたので、自分のキャラクターも出していなかったんです。でも完璧じゃなくても愛されている人はたくさんいるので、「自分らしくいて良いんだ」と思えるようになってから、気が楽になりましたね。

白雪りらの夢を叶える秘訣

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― 辛い過去を乗り越えた白雪さんが思う、夢を叶える秘訣はなんですか?

白雪:嫌だなと思うことでも一生懸命頑張ることだと思います。夢にたどり着くまで、いろいろな道があると思うのですが、絶対にどれも好きなことだけをしていてたどり着けるということはなくて、嫌なこともたくさんあると思うんです。そういう時でも、嫌なことから積極的にやっていく!最初は辛いけど、そこさえ頑張ったら残ったものはそんなに嫌じゃなかったりするから。私もうつ病になるほど辛い経験もしたけど、そのおかげでメンタルが強くなったので、そうやって結果に繋がっていくんだなと身をもって実感しています。辛いことに向かっていくのは怖いだろうけど、やってみないと何も変わらないから、まずは飛び込んでみるのが良いと思います。

― 今新しく挑戦していることや今後のビジョンはありますか?

白雪:InstagramやTikTokのフォロワー増加数を去年より増やしたいです。無理そうでもまずは目標を立てて、やってみる!頑張ります!

― 応援しています!ありがとうございました。

(modelpress編集部)

白雪りら(しらゆき・りら)プロフィール

生年月日:2月20日
出身地:北海道

2020年10月より、サブスク型プレミアムファンコミュニティプラットフォーム「ミーグラム(Mi-glamu)」でファンクラブ「ファンケアセンター白雪」を開設。インタビューのオフショットも掲載中。

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