King & Prince脱退・ジャニーズ事務所退所の岩橋玄樹「この先はオスティアラとして応援し続けたい」 11年間に感謝
2021.03.29 19:05
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2018年11月からパニック障害の治療のため活動休止していたKing & Princeの岩橋玄樹(24)が、今月末をもってグループから脱退し、ジャニーズ事務所から退所することが29日、明らかになった。
King & Prince岩橋玄樹、グループ脱退 ジャニーズ事務所退所へ
公式サイトを通じて「岩橋玄樹(King & Prince)は、2021年3月31日をもちまして、King & Princeとしての活動を終えるとともに、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道へと進みますことをご報告申し上げます」と発表。幼少期にパニック障害を患い、CDデビューを機に取り巻く環境が大きく変化したことにより、心身のバランスを保つことが難しくなったことからパニック障害が悪化したという岩橋。休養期間中、岩橋は、King & Princeでの活動再開を目指してパニック障害の克服に努めていたが、「症状が現れることもあれば落ち着くこともあり、一進一退を繰り返した約2年5か月に及ぶ活動休止期間を経て、最終的に岩橋自身が出した結論は、King & Princeとしての活動を終え、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道を進むというものでした」と岩橋本人から申し出があったことを明かし、「その言葉から、岩橋がKing & Princeとファンの皆様を大切に思うからこその決断であることが伝わってまいりましたので、岩橋の意向を尊重することといたしました」と説明。
岩橋は「現在も僕の病気は完全には治っていません。僕の症状には波があり、ひどく症状が出てしまう時と、おさまっている時があります。そんな自分の状態をうまく説明できなくて、なかなか周囲の方に理解してもらえない時もありました。そして、休養をしてから2年以上が経過してしまい、いつもそばで見守ってくれたメンバーや、ずっと応援してくれているファンの皆さんに対して、はっきりとした報告もできないまま、この先もこれ以上待たせてしまう事が、本当につらく感じてしまいました」と心境を明かし、「そのような気持ちを抱えて過ごす中で、色々な葛藤がありましたが、とても勝手かもしれませんが、自分のなかでの一つのけじめとして、2021年3月31日をもちましてKing & Princeからの脱退と、ジャニーズ事務所を退所させていただく事になりました」と決断した経緯を伝えた。
「メンバーを含め、たくさんの方々が応援し続けて待ってくれているにも関わらず、自分の心の弱さから、皆さんとの約束を果たす事が出来なくなってしまった事を、本当に申し訳なく思っております」と復帰を待ってくれていたファンへ謝罪し、「ティアラの皆さん、ずっと僕の事を好きでいてくれてありがとうございました。常に心配をかけてしまったけれど、どんな時でもティアラの皆さんの気持ちはすごく伝わっていました。約11年間応援してくれて本当にありがとうございました。新しい道に進んでも僕はティアラの事が大好きです」とKing & Princeのファン(ティアラ)への思いをつづった。
そして、「いつも僕の居場所を守って、ずっと寄り添ってくれて、僕の決断を尊重してくれた、紫耀、廉、海人、岸くん、神宮寺には言い表せないくらいの感謝の思いでいっぱいです」とメンバーに感謝し、「中学生の頃からお互い切磋琢磨し、時には喧嘩をして、時には泣き、笑い、本当に僕の青春時代をみんなと共に過ごせた事は、人生最高の思い出です。そしてKing & Princeのメンバーとして一緒にデビュー出来た事は、人生最高の誇りです。この先は、オスティアラとしてKing & Princeを応援し続けたいと思います。僕はずっとずっとメンバーの事が本当に大好きです」と今後はKing & Princeのファンとして応援していくことを報告。
最後に「今後もきちんと自分の病気を克服するために、今までとは少しだけ環境を変えて、しっかりと自分のペースで治療を頑張ります。そして、応援してくださった皆さんにいつの日かまた再び笑顔を届けられるようにしっかりと人生を歩んでいきたいと思います。本当にありがとうございました」と結んだ。(modelpress編集部)
全文
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。この度、弊社所属タレント岩橋玄樹(King & Prince)は、2021年3月31日をもちまして、King & Princeとしての活動を終えるとともに、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道へと進みますことをご報告申し上げます。
はじめに、ジャニーズJr.時代からご支援くださった関係者の皆様、そして、何より、活動再開を願い、今日まで待ち続けてくださったファンの皆様には急なご報告となりますこと、心よりお詫び申し上げるとともに、これまで岩橋にいただいた温かいご声援の数々に御礼申し上げます。
岩橋は、幼少期にパニック障害を患い、現在まで向き合ってまいりました。2018年5月にKing & PrinceとしてCDデビューし、自身を取り巻く環境が大きく変化したことにより、心身のバランスを保つことが難しくなったことからパニック障害が悪化いたしました。この状況に直面し、将来ある一人の若者の人生として考えたときに、たとえデビュー直後の大切な時期であったとしても、目の前のことを優先して将来の可能性を失うことがあってはならないと考えました。大切なことを先送りすることなく、何より心身ともに健康で、長く社会で活躍できることが岩橋の人生にとって優先すべきことだと考えたことから、本人・ご家族・医師・メンバー・ジャニーズ事務所がそれぞれ話し合いを重ねた結果、2018年11月より芸能活動を休止した上で、治療に専念することといたしました。
休養期間中、岩橋は、King & Princeでの活動再開を目指してパニック障害の克服に努めてまいりました。症状が現れることもあれば落ち着くこともあり、一進一退を繰り返した約2年5か月に及ぶ活動休止期間を経て、最終的に岩橋自身が出した結論は、King & Princeとしての活動を終え、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道を進むというものでした。これは、パニック障害を克服する難しさとタレントという職業においてかかるプレッシャーや緊張感の大きさを知っている岩橋が、今の自分の状態を踏まえて今後の人生を見つめ直し、辿り着いた結論でございます。今回、岩橋より自分の言葉で申し出があり、その言葉から、岩橋がKing & Princeとファンの皆様を大切に思うからこその決断であることが伝わってまいりましたので、岩橋の意向を尊重することといたしました。
メンバーも6人でステージに立てる日が来ることを信じておりましたが、岩橋より決断を聞き、6人で話し合った結果、大切な仲間だからこそ前向きに送り出すべきだと考え、5人で歩んでいくことを決意いたしました。再び6人で活動することは叶いませんでしたが、メンバー自身がお互いに尊重した上での前向きな結論でございますので、何卒ご理解賜れますと幸甚に存じます。
岩橋につきましては、引き続き、パニック障害の治療を行いながら、新たな道を歩んでまいります。そして、平野・永瀬・髙橋・岸・神宮寺につきましても、これから5人のKing & Princeとして新たな道を歩んでまいります。2021年3月31日をもちまして、歩む道は分かれることとなりますが、King & Princeが6人でデビューした事実はこれからも変わることはございません。岩橋にとって、King & Princeのメンバーとして過ごした時間は、苦しいことも多かったかもしれませんが、いつの日か「この経験があったからこそ今の自分がある」と言える日が来ることを心から願っております。そして、King & Princeのメンバーとして、皆様に応援していただいた経験は、これからの人生の糧となることと思います。
改めまして、ファンの皆様並びに関係者の皆様には、心より感謝申し上げます。岩橋が、パニック障害と向き合う中で、今日まで気持ちが途切れることなく、前を向いて進むことができたのは、応援してくださる皆様の存在によるものです。そして、この休養期間中にご尽力いただきました病院関係者の皆様はじめ、ご支援くださいましたすべての方々に心より御礼申し上げます。
新たな道を歩むこととなります岩橋玄樹並びにKing & Princeを、これからも温かく見守っていただけますと幸甚に存じます。
なお、岩橋は、引き続き治療に取り組んでまいりますので、岩橋本人及びご家族並びに医療機関への取材等は、治療活動への支障や他の患者様、医療機関のご迷惑にもなりかねないことから、恐れ入りますが、差し控えていただきますよう、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
2021年3月29日
株式会社ジャニーズ事務所
岩橋玄樹(King & Prince)よりご報告
まずはじめに、応援してくださっているファンの皆様、そしてお世話になった関係者の皆様にきちんとしたご報告が長い間出来ていなかった事をお詫びいたします。
僕は2018年から、小さいころから患っていたパニック障害を治療するために、入院をして、自分なりに頑張ってなんとか回復させて、また皆さんの前にたてるよう、またメンバーと一緒の時間を過ごせるよう、これまで病気と向き合ってきました。
でも、現在も僕の病気は完全には治っていません。僕の症状には波があり、ひどく症状が出てしまう時と、おさまっている時があります。そんな自分の状態をうまく説明できなくて、なかなか周囲の方に理解してもらえない時もありました。
そして、休養をしてから2年以上が経過してしまい、いつもそばで見守ってくれたメンバーや、ずっと応援してくれているファンの皆さんに対して、はっきりとした報告もできないまま、この先もこれ以上待たせてしまう事が、本当につらく感じてしまいました。
そのような気持ちを抱えて過ごす中で、色々な葛藤がありましたが、とても勝手かもしれませんが、自分のなかでの一つのけじめとして、2021年3月31日をもちましてKing & Princeからの脱退と、ジャニーズ事務所を退所させていただく事になりました。
メンバーを含め、たくさんの方々が応援し続けて待ってくれているにも関わらず、自分の心の弱さから、皆さんとの約束を果たす事が出来なくなってしまった事を、本当に申し訳なく思っております。
ティアラの皆さん、ずっと僕の事を好きでいてくれてありがとうございました。常に心配をかけてしまったけれど、どんな時でもティアラの皆さんの気持ちはすごく伝わっていました。
約11年間応援してくれて本当にありがとうございました。新しい道に進んでも僕はティアラの事が大好きです。
これまでお世話になった関係者の皆様、本当にありがとうございました。皆様から色々な事を学ぶ事ができ、本当に楽しかったし、勉強になりました。皆様のお力がなかったら、ここまで歩めなかったと思います。今後はその学んだ事を生かしながら、新しい道を進んでいきたいと思っております。
そして、いつも僕の居場所を守って、ずっと寄り添ってくれて、僕の決断を尊重してくれた、紫耀、廉、海人、岸くん、神宮寺には言い表せないくらいの感謝の思いでいっぱいです。中学生の頃からお互い切磋琢磨し、時には喧嘩をして、時には泣き、笑い、本当に僕の青春時代をみんなと共に過ごせた事は、人生最高の思い出です。そしてKing & Princeのメンバーとして一緒にデビュー出来た事は、人生最高の誇りです。この先は、オスティアラとしてKing & Princeを応援し続けたいと思います。僕はずっとずっとメンバーの事が本当に大好きです。
また、ここまで大きく成長させてくれて、僕の生きる意味を教えてくれた、ジャニーさんにもたくさん感謝しております。ジャニーさんと出会ってなかったら僕はいませんでした。メンバーにもファンの皆さんにも会えなかったと思います。ジャニーさんは僕にとって、お父さんのような存在でした。たくさん怒られ、たくさん褒めてくれ、最後の最後まで心配をしてくれていました。ジャニーさんの教えてくれた事は芸能界問わず、社会に出ても大切な事ばかりです。その事を胸に刻み、ジャニーさんが笑って、安心してもらえるような人生を歩んでいきたいと思っております。
この先、新しい道に進みますが、僕とメンバー、そしてティアラの絆は、この大きな空を通して永遠に繋がり続けると思います。またこの先、大きな壁が立ち塞がる事もあると思いますが、その時は自分自身に『大丈夫』と言い聞かせ、1人の人間としてより強くなりたいです。そして今後、病気が治った時はもっともっと笑っていたいです。
また、多くの先輩方、仲良くしてくれたジャニーズの皆さん全員に心の底から『本当にありがとうございました』と伝えたいです。
今後もきちんと自分の病気を克服するために、今までとは少しだけ環境を変えて、しっかりと自分のペースで治療を頑張ります。そして、応援してくださった皆さんにいつの日かまた再び笑顔を届けられるようにしっかりと人生を歩んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。
2021年3月29日
岩橋玄樹
情報:Johnny's net
https://www.johnnys-net.jp/page?id=text&dataId=2057&artist=41
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