大河「青天を衝け」で“見たことのない吉沢亮”が開花「すごく難しく、苦しかった」
2021.01.27 15:44
27日、NHK大河ドラマ『青天を衝け』のリモート会見が行われ、渋沢栄一役で主演をつとめる吉沢亮と制作統括の菓子浩氏、演出の黒崎博氏、脚本の大森美香氏が報道陣の取材に応じた。
約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった“日本資本主義の父”、そして新一万円札の顔としても注目される渋沢栄一の志高き人生を描く大河ドラマ第60作。演出の黒崎氏は、大河初出演で主演をつとめる吉沢について「吉沢亮さん、一言で言うととても新鮮です。毎回毎回まっさらな状態でシーンの中に飛び込んできてくれる。撮っていてとても楽しいというのが僕の実感です。今まで見たことのない吉沢亮をお見せできるんじゃないかと思っていますし、吉沢さんのことを今まであまり知らなかった方にもすごいなと思ってもらえると確信しています」と自信をのぞかせた。
演じる渋沢栄一については「最初は“新しいお札の人”くらいの認識で。色んなことを調べていくうちに、色々な企業の立ち上げに携わった方なんだなとも知りつつ、そこに至るまでの若い頃の波乱万丈な人生が傍から見て面白い方だなと。一歩間違ったら死んでしまうような瞬間も経験しながら、それでも生き抜いた人という、すごく面白くてかっこいい人だなと思います。やっぱり僕が台本を読んでいて思うのは、『お札になる人だな』と。お金の尊さみたいなことを幼い頃から誰よりも考えている人だなと演じていてすごく思いますね」と紹介。第1話には全力疾走するシーンがあるが「何回も走りましたね。馬と並走して全力で追いかけながら撮ったシーンだったのでなかなか体力的にしんどかった。今回の栄一は走らされてるので、結構足腰強くなったと思います(笑)」と撮影を経て、身体的な進化も実感していた。
『青天を衝け』はNHK総合にて2月14日スタート、毎週日曜よる8時放送。(modelpress編集部)
吉沢亮、新境地に挑み「すごく難しく、苦しかった」
これまで多彩な役どころを演じてきた吉沢自身も「ここまでありのままの感情をそのまま表に出す男はあまりやったことがない。最近は暗い役や、陰のある役をちょいちょいやってきてはいますが、ここまで裏表のない人物は僕自身も新鮮です」とコメント。「最初のほうはすごく難しく、苦しかったなと思います。なんとなくキャラクターとしては想像はつくんだけど、それをそのままやるとあまりにもキャラクターすぎてどうしようということだったり、あまり芯の部分をつかめていなかった。結構難しくて、演出の黒崎さんと会話を重ねてなんとか作っていきました。僕自身にとっても挑戦的な役で、今ある吉沢亮では太刀打ちできないところがあるので、新しい扉がバンバン開いていると思います」と“新境地”を予告した。演じる渋沢栄一については「最初は“新しいお札の人”くらいの認識で。色んなことを調べていくうちに、色々な企業の立ち上げに携わった方なんだなとも知りつつ、そこに至るまでの若い頃の波乱万丈な人生が傍から見て面白い方だなと。一歩間違ったら死んでしまうような瞬間も経験しながら、それでも生き抜いた人という、すごく面白くてかっこいい人だなと思います。やっぱり僕が台本を読んでいて思うのは、『お札になる人だな』と。お金の尊さみたいなことを幼い頃から誰よりも考えている人だなと演じていてすごく思いますね」と紹介。第1話には全力疾走するシーンがあるが「何回も走りましたね。馬と並走して全力で追いかけながら撮ったシーンだったのでなかなか体力的にしんどかった。今回の栄一は走らされてるので、結構足腰強くなったと思います(笑)」と撮影を経て、身体的な進化も実感していた。
『青天を衝け』はNHK総合にて2月14日スタート、毎週日曜よる8時放送。(modelpress編集部)
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