宇垣美里、結婚観を明かす “愛おしい存在”も告白
2020.11.23 16:00
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フリーアナウンサーの宇垣美里が23日、都内で美容本「宇垣美里のコスメ愛 BEAUTY BOOK」(小学館)の発売記念オンライントークショーを開催。イベント前に囲み取材に応じた。
宇垣美里、結婚観を明かす
同書では、恋愛観や結婚観についても書かれているそうで「思ったことをそのまま書いただけなんですけど、お仕事もいろいろさせていただいているので、メイク本ではあるんですが、言葉も大切にしたいですねとスタッフさんとお話しをして、そういった意味で文章の部分も作っていただきました」といい、「常々、私が思っていることで、もちろん一生一緒にいたいって思う人がいることってすごく素敵なことですし、その人と今後も一緒に歩いていこうと決意できることって、なんて尊いんだろうと思うんですが、別にそれが結婚という形ではなくてもいいし、もちろん恋愛関係でなくてもいいし、異性である必要もないなと思っています。それは私自身もそうですし、ほかの人に対してもそういう思いで接していきたいなと思っています」と熱く語った。また、最近、愛犬を飼い始めたことも同書に収録されていることが話題に上がると、宇垣は「見ました?めちゃくちゃかわいくないですか?」と声をトーンが上がり、名前が気になったと声が飛ぶと「“てんぷら”って言うんですけど、初めて見たときに色がふわふわした茶色だったので、天ぷらの衣みたいだなって思っちゃったら、もう天ぷらにしか見えなくなっちゃって、名前が“てんぷら”になりました(笑)」と命名の経緯を説明。
どんなところがかわいいかとの問いには「すべてがかわいいです。ちょこまかした動きとか、帰ってきたら一目散に駆け寄ってする姿とか、膝の上で無防備に寝ている姿とか、すべてが愛おしくて、この子のご飯代のために生きていこうって思っています」と目尻を下げた。
「宇垣美里のコスメ愛」
同書は、自他共に認める美容マニアの宇垣が、プロも絶賛する美肌のヒミツや、自身のメイクのHOW TOなどを大公開する美容本で、大人気のヘア&メイクアップアーティストが作成に参加。すぐに真似したくなる宇垣のセルフメイクのプロセスや、実際に使用しているコスメ、メイク、スキンケア、ボディケア、ヘアケアも大公開。さらに読書や料理、旅など趣味の世界に、幼少期からこれまで・これからの告白と、宇垣のすべてがわかる1冊となっている。改めて、出版した感想を聞かれた宇垣は「(約1年前にオファーをもらい)半年くらいかけて、編集者さんやメイクさんと作り上げてきたものなので、我が子が飛び立っていくみたいな、そんな気持ちです」と感無量な様子で話し、出来栄えについては「全部私の顔なんですけど、ページによって雰囲気が違ったり、自分自身では選ばないメイクだったりがたくさんあって、改めてメイク1つでこんなに変われるんだって実感できて、すごく嬉しい気持ちでした」と満足げな表情を浮かべた。
また、大学生時代、周りの人たちが大人っぽく見えて、慌ててメイクを始めたことがきっかけでメイクに目覚めたそうで「それまではやらなきゃいけないもの、マナーってイメージがあって億劫だったんですけど、初めて自分でやってみたらすごく楽しくて、“お絵かきじゃん”って思って、自分がなりたいものになるためにメイクをするってワクワクすることですし、私にとって楽しいことだったので、そこから研究し始めました」と打ち明け、メイクで1番気にするポイントを尋ねられると「メイクをするときに1つ主役を決めるので、このシャドーを使いたいとか、リップを使いたいとか、その力を1番引き立てるメイクをしようと思ってメイクをします」とこだわりを明かした。
宇垣美里、この日のメイクのポイントは?
続けて、この日のメイクについて聞かれると「メイクさんと『せっかくなので新色をいっぱい使おう』ってことになって、新色の中でも今日はオレンジの服にしたので、メイクもオレンジで、そこにグレーを被せるのが最先端でオシャレかなと思いましたし、アイライナーもしっかりブラウンなんですけど、レイヤーっぽいブラウンで、オレンジとブラウンとグレーってすごく新しくて、おしゃれな組み合わせだなと持って、ワクワクしながらメイクをしました」と声を弾ませた。さらに、雰囲気の違う3種類の自身のパネルを手にしてフォトセッションを行った宇垣は、中でも向かって左のおでこを出したカットがお気に入りのメイクだそうで「おでこをガッツリ出すことってなかったですし、モードっぽいんですけどかっこよすぎなくて、ラフ感もあって、フェミニンな感じもあるけどクールで、写真を見て“めちゃくちゃかっこいい!”って思いました」と目を輝かせた。
宇垣美里、2020年を振り返る
今年はどんな1年だったか尋ねられると「社会人になって初めてこんなにゆっくりできたというか、立ち止まれて、今までずっと走り抜けてきて、その中で“あの本が読みたいのに”、“あの映画が見たいのに”っていう積ん読みたいな課題が私の中に溜まっていて、インプットできていないことがすごく心苦しかったんですけど、コロナの期間に自分が見たかったものや摂取したかったものを取り入れることができて、改めてそれを形にしようって気持ちになれたので、“災い転じて”といいますか、すごく大切な時間だったなと思います」としみじみと語り、そんな2020年を漢字1文字で表現するようお願いされると、“考”と答え「すごく考える時間が多くて、その中で何がしたいのかとか、本を作るということもそうですし、立ち止まってもう一回自分が歩いてきた道とか、これから歩いていきたい道を考えることができる時間が多い1年だったのかなと思います」と説明した。今後はどんな活動をしていきたいか質問されると「2021年は今年しっかり吸収して取り入れたものを形にする1年にできたらなと思うので、映像のお仕事であったり、写真のお仕事もそうなんですし、書くお仕事もさせていただいているので、それも引き続きしっかり形にしていければいいなと思っています」と抱負を語り、女優業やグラビアにも挑戦したいか追求されると「私のイメージでは映像というのはテレビのお仕事であったり、写真は美容雑誌のイメージだったんですけど、あまり自分の中で垣根を作ることなく、いろんなことに挑戦して、その中からビビッときたものを探していけたらいいなと思います」と吐露した。(modelpress編集部)
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