平手友梨奈、欅坂46時代“センターの覚悟と本音”「すごく感謝している」出会い語る
2020.09.30 12:15
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平手友梨奈が、29日放送のNHK Eテレ「“シュガー&シュガー”サカナクションの音楽実験番組」にゲスト出演。サカナクション・山口一郎と語り合い、欅坂46時代の本音を明かした。
平手友梨奈「プロデューサーにも『もう嫌だ』と言っていた」
平手は、山口と3年前ほどにファッションブランド「ANREALAGE(アンリアレイジ)」をきっかけに共演し、その後山口からライブに招待してもらったという。2人でブランコに乗りながら話しを進める中で、欅坂46時代の話題に。山口は、初めてのひとり暮らし、初めて会ったメンバーたちの中での活動を「留学みたいだね」と表現した。平手は「確かに(笑)言葉は通じますけど(笑)」と山口の表現に笑いながら、「ずっと必死でした」とデビュー当時を回顧。デビューシングルよりセンターを務めていたが「全く嬉しいとか、やったーっていう感情が全く無くて…。一応アイドルっていうくくりだったから、当然センターに立つ人っていろんなスキルがないと立てない場所。メンバーからも見ている方からも愛されたり、どこかチャーミングさがないと無理なのに、なんで自分なの?っていう疑問しかなくて…」と自身の中では“センター”ということについて消化しきれていなかったことを告白した。
そんな思いを抱えながらセンターに立っていた平手は「プロデューサーにも『もう嫌だ』と言っていた」と本音で打ち明けていたという。しかし、「やるってなったらちゃんとやりたいし、曲を届けたいという思いがすごく強かった」と覚悟を持ってこれまで活動していたことを伝えた。
平手友梨奈、職業は“学生”
また、山口が「今まで仕事を始めてから1番嫌だったことは?これ理不尽じゃない?とか思ったこと」と聞くと、「え…結構…あります(笑)」と正直に答えた平手。反対に、この仕事をしていて良かったことについては「人との出会いはすごく感謝している部分はあるし、この世界に入っていなきゃ出会わなかった人ともたくさん出会ったので、それは良かったなって」と話した。そんな平手の現在の“職業”については「前までは高校生だったので、『学生』って答えていました。今は大学生の年齢だから、まだ学生で良いのかな…?」と“タレント”や“アーティスト”ではなく、“学生”という平手らしい回答。
19歳となった今でも、心は14歳くらいの気持ちだと言い、「周りからもクソガキとか赤ちゃんとかしか言われないし、だんだん子どもになっていってる(笑)。わがまま言ったり、いたずらがすごく好きで勝手に落書きしたり、マネージャーのスマホ画面にシール貼るとか…しょうもないことばっかりやってる」と気心の知れた人にはいたずらっ子な一面も明かした。
山口一郎、平手友梨奈の“違和感”への魅力語る
山口が、平手の印象について「俺は、ちょっと会って話しただけでも平手さんって話やすいと思った」と話すと、平手も「とっつきにくいとか、パブリックイメージが強いのか怖そうとか言われるんですけど、初めて会った時に『似てるね』と言ってくれて、嬉しかった」と山口との初対面時のやり取りが心に残っている様子。続けて「誤解はされやすい。結局伝えても伝わらない人とか、理解してもらえないことのほうが多いなと諦めちゃっている自分もいます」という平手に、山口も同意。山口は“仲良くなる”ということを大事にしているとし、「関係を築かないとディスカッションできない。人を変えるよりも自分を変えるほうが楽だから、その人が理解できないと言っていることを理解するところまでいってから、ディスカッションする」と考えを語った。
そして、山口は平手の“違和感”に人は惹かれると分析し、「平手さんはすっごい苦しいだろうし、めんどくさいと思っているだろうけど、その中で自分を保とうとしているところが魅力だと思う。自分があって、それを曲げたくないと思いながらこねくり回しているところがアーティストっぽいと思ったから、損しているなとも思ったけど、それが魅力だなとも思う」と伝えていた。(modelpress編集部)
情報:NHK Eテレ
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