草なぎ剛が問題提起 「24時間テレビ」からCM放映
2020.08.22 00:00
草なぎ剛が出演する新CMが、22日・23日の2日間に日本テレビ系列で放送される「24時間テレビ43『愛は地球を救う』」から放映される。
介護問題を“自分ごと”に捉えてもらい、そのために大人用紙おむつを下着の総称である「パンツ」と呼び、「かくさないパンツ」をコミュニケーションワードとして、おむつを恥ずかしいものとして隠すのではなく、オープンにしてみんなで考えていけるポジティブなものに変えていきたいというメッセージが込められている同CM。
幅広い世代の方に知られて愛され、振る舞いや眼差しから、飾らないやさしさ、誠実さを持ち、自分のことばで自分の考えを語ることができる草なぎを起用し、CMを通してテレビの前の人に語りかけ、問題を提起し、考えてもらうことを狙った。
草なぎ剛に「いいですね」連発
今回撮影する13本のCMは、撮影前に草なぎと企画打ち合わせも行い、草なぎ自身の高齢化社会やおむつへの想いを聞いてセリフに反映。ファーストテイクからまるで友人に話しかけるような、ユーモアある自然な身振りと間合いで話し始め、あまりの絶妙さに監督もカメラマンも「いいですね」の連続。30秒13タイプという異例の本数の多さに加え、カメラマンも監督もこだわることで有名な大御所で、長引くと思われていた撮影も草なぎのおかげでスムーズに進み、予定終了時間より3時間も早く終わった。
草なぎ剛、長台詞でもカンペなし
また、長いセリフを一気に話す場面では、スタッフが事前にカンペを用意していたが、現場で草なぎから「なくて大丈夫です」という指摘があり、一旦カンペを下げて撮影することに。続く本番は冒頭から順調にカメラに向かって語りかけ、さすがの一発OKかと思いきや、惜しくも最後のひと言を間違えてしまいNGに。そこで、ちょっと弱気になった(?)草なぎが、「やっぱりカンペを一回だけ見せてください。一応ね(笑)」とリクエストすると、周りのスタッフから笑いが起こり、現場は和やかな空気に包まれた。アドリブでダンス
「パンツの歴史」篇の撮影中、即興で踊ってほしい、という監督の無茶振りにも、即、オリジナルの振り付けで応えていた草なぎ。監督が「さすが」と唸るほどチャーミングなダンスを披露してくれたため、急きょセリフがない踊りだけのカットを長回しにする展開も。さらには「何の踊りだ、これは?」と、アドリブで踊っている自分にツッコミを入れて、スタッフも大笑いだった。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】