【コメント全文】欅坂46、5年の活動に幕…菅井友香が涙で語った“6分間の思い”「もっともっと強くなるための決断」
2020.07.16 21:17
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欅坂46が16日、初となる無観客会場からの配信ライブ「KEYAKIZAKA46 Live Online,but with YOU!」を開催。5年間の歴史に幕をおろすことを発表した。ここでは、キャプテンの菅井友香が語った“6分間の思い”を全文で紹介する。
欅坂46、5年間の活動に幕
事前に公式サイトにて「欅坂46より、皆さまへ重要なメッセージをお伝えする予定です」と予告しており、ネット上では様々な予想がされていた。公演の最後に、菅井は「私たち欅坂46はこの5年間の歴史に幕を閉じます」と発表。「前向きなお別れをします。10月に予定しているライブにて、欅坂46としての活動に幕を閉じます。そして新しいグループに生まれ変わります」と欅坂46としての活動を終え、新たなグループとして再開することを明かした。
この決断に至るまでにたくさん悩んだことも話し、涙ながらに「本当に今まで欅坂46と出会ってくれて、欅坂46を支えてくださって、本当にありがとうございました!」と感謝を伝えた。
以下、菅井のスピーチ全文。
菅井友香全文
改めまして欅坂46を応援していただき、ありがとうございます。配信ライブをここまで見てくださり、本当にありがとうございます。久しぶりのライブですし、いつも支えてくださる皆さんに、久しぶりに私たちの元気な姿とそして楽曲のメッセージ・パワーをお届けしたいという一心でパフォーマンスさせていただきました。皆さんには届いていますでしょうか?そして私たちから皆さまにお伝えしたいことがあります。私たち欅坂46は、この5年間の歴史に幕を閉じます。そして欅坂46とは前向きなお別れをします。10月に予定している欅坂46のラストライブにて、欅坂46としての活動に区切りをつけさせていただきます。そして新しいグループ名となり、生まれ変わります。
もちろんこの決断をすぐに受け入れられるメンバーばかりではありませんでした。私たち自身も欅坂46に対する思い入れがすごく強いですし、ここまで半端な気持ちでこのグループとして続けてきたわけではありません。私自身も大好きな欅坂46をずっとずっと守ることができたらなと思って活動してきました。でも…でも…このグループとしてもっともっと強くなるための決断だと、今日までスタッフの皆さん、そしてメンバーのみんなと話し合った結果、今は前を向いています。
欅坂46だからこそ叶えられた夢がたくさんありました。今ここにいないメンバーも含めてみんなで叶えられたこと、そして応援してくださった皆さまがいたからこそ、叶えられたことがたくさんあります。心強いメンバーやスタッフの皆さん、そして素敵な楽曲、そして本当に素敵なクリエイターチームの皆さん、そして数え切れないくらいの応援してくださる皆さまと出会えたことは本当に誇りです。本当に今まで欅坂46に出会ってくださって、欅坂46を好きになってくださって、欅坂46を支えてくださって、本当にありがとうございました!
たくさん楽しい思い出があった一方で、正直悔しい思いもたくさんしてきました。なかなかこの2年は特に出口の見えないトンネルを彷徨っていた状態だったと思います。予測できないことがたくさん起きて、思うように活動できない時もたくさんありました。応援してくださっている皆さまの期待に応えられていないんじゃないかなって思う時もありました。
そしてメンバーの卒業・脱退も続きました。グループの名前が1人歩きして、耳を塞ぎたくなるようなことに悩まされたこともありました。でも欅坂46を好きだと思えば思うほど苦しくなり、もっとこうしなければならないと考えれば考えるほど、執着が生まれたような気がします。今、グループとして強くなるために、新しく入ってきてくれた2期生、新2期生、そして1期生の28名でここから新たなスタートを切り、ここからまた皆さんとたくさんの夢を叶えていけるように頑張りたいと思っています。
そしてここから強くなるために、今まで大切にしてきたものを1度手放すことで、あいたスペースには本当に大事なもので満たされるんじゃないかなと思っています。ここからのリスタートになるので、相当な茨の道が待っていると思います。でもまだ色のない真っ白なグループを、皆さんと一緒に染めていけたらいいなと思っています。欅坂46で培った経験がきっと私たちを鍛えてくれています。ですので、この経験を信じてまた新たに強く強いグループになることを約束致します!ですので、これからも私たちに期待していてください。これからも私たちの応援、どうぞよろしくおねがいします!
欅坂46、初の無観客ライブ
コロナウイルスの影響による自粛が続き、ファンと直接会える機会が減少する中、配信という形ではあるが、ライブという熱狂をたくさんの仲間と共有する日が実現。“開場時間”や公演中には、メンバーがモニターに大きく映し出されたファンからの質問に回答し、リモートでスペシャルな交流。さらに、普段は見られないライブ前の円陣も披露した。ライブでは無観客だからこそ可能な演出、配信だからこそ実現できる臨場感、リアル会場では味わえない一体感をもって、欅坂46ならではの世界観をまとった、圧倒的な“LIVE”を届けた。
なお、新型コロナウイルス感染予防対策として、ライブ途中には換気タイムも。メンバー・スタッフの健康状態をしっかりと管理・対策をしながら、精一杯のパフォーマンスを披露した。
また、今年1月にデビューシングル「サイレントマジョリティー」からセンターを務めていた平手友梨奈がグループを脱退。それからライブが行われていなかったことから、センターを誰が務めるのか注目が集まっていたが、小林由依、小池美波、土生瑞穂などがそれぞれの曲のセンターを務めたり、全員がセンターのようなフォーメーションで、一丸となってライブを完成させていた。
そして、新2期生が加入してから初めてのライブ公演。影ナレを新2期生の6人が務め、オンライン配信ならではの注意事項を元気いっぱいに読み上げた。(modelpress編集部)
「KEYAKIZAKA46 Live Online,but with YOU!」セットリスト
7月16日(木)開場(配信開始)19:00/開演(ライブ開始)19:30
影ナレ:遠藤光莉、大園玲、大沼晶保、幸阪茉里乃、増本綺良、守屋麗奈
Overture
M1.太陽は見上げる人を選ばない
MC
M2.エキセントリック(センター:土生瑞穂)
M3.東京タワーはどこから見える?
M4.Student Dance(センター:森田ひかる)
M5.Nobody(センター:小林由依)
M6.アンビバレント(センター:小池美波)
MC
M7.大人は信じてくれない(センター:山崎天)
M8.避雷針(センター:渡邉理佐)
M9.風に吹かれても(センター:小林由依)
M10.ガラスを割れ!(センター:小林由依)
MC
M11.誰がその鐘を鳴らすのか?(センター:小林由依/ライブ初披露曲)
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