“戸田恵梨香が演じた中で好きな役”ランキングを発表<トップ10>
2020.06.20 18:00
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4つの出演作が再放送され、「最強説」とネット上で話題を呼んでいる女優の戸田恵梨香(31)。モデルプレスでは「戸田恵梨香が演じた中で一番好きな役は?」をテーマにWEBアンケートを実施。トップ10を発表する。
モデルプレス読者が選ぶ「戸田恵梨香が演じた中で好きな役」トップ10
1位:ドラマ&映画「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」当麻紗綾役(1073票)2位:ドラマ&映画「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」緋山美帆子役(942票)
3位:ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」北澤尚役(417票)
4位:ドラマ「流星の絆」有明静奈役(305票)
5位:ドラマ「スカーレット」川原喜美子役(224票)
6位:ドラマ&映画「LIAR GAME」シリーズ・神崎直役(151票)
7位:ドラマ「BOSS」木元真実役(126票)
8位:映画「デスノート」弥海砂役(82票)
9位:ドラマ「SUMMER NUDE」谷山波奈江役(71票)
10位:ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」上村夏実役(65票)
回答数:3,680件
調査期間:20206月4日~6月13日
1位:愛すべき変人主人公に「戸田恵梨香しかできない」の声殺到
第2位とわずかな票差で接戦を制し第1位に輝いたのは、ドラマ&映画「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」(2010、2012、2013)シリーズの当麻紗綾役(1073票)。現在(11日から25日まで)、約10年の時を経て地上波で全話一挙再放送中の同作。驚異の記憶力をもちIQ201の天才でありながら、餃子が大好物の大食漢で異常なほどKYな変人…という設定てんこ盛りの主人公を熱演。
シリアスな人間味溢れるシーンと、変顔やぶりっ子など振り切ったコミカルなシーンのギャップで視聴者を魅了し、演技派女優としての評価を高めた作品で、自身もモデルプレスのインタビューで「私の役者人生の基盤になったと自信を持って言えるようになりました」と明言。「あの役は彼女にしかできない」という意見が相次いだ。
W主演の瀬文焚流役の加瀬亮とのコンビも支持する声が強く、現在も動画配信サービス「Paravi」(パラビ)でアナザーストーリーが配信されるほどの人気シリーズに成長させた。
<読者コメント>
・「役の幅を広げた役だと思うから」
・「飾らない感じと、ブリブリのぶりっ子と、恵梨香ちゃんの関西人要素が全て入ってる最高の作品でした!」
・「当麻と瀬文の掛け合いが最高!!」
・「戸田恵梨香さんご本人が『私の最大のライバルは当麻紗綾』と仰ってるくらいですし、本当に数ある素晴らしい役のなかで迷いなく当麻だと言える位戸田恵梨香さんのみ演じ切る事の出来る人物だと思います」
・「戸田恵梨香さんを好きになったきっかけだからです。初めてSPECを見たのが小学生の頃だったのですが、役への憑依ぶりに衝撃を受けました」
2位:10年間演じたもう1つの代表作
1位に負けず劣らない票数を獲得したのが、ドラマ&映画「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2008、2009、2010、2017、2018)の緋山美帆子役(942票)。救命センターのフライトドクターたちの成長を描いた同作で、10年間に渡って向き合った役。人一倍プライドが高く競争心が強いため誤解されやすいが、根は世話焼きで心優しく人間味溢れる緋山は、それまでの「野ブタ。をプロデュース」や「LIAR GAME」シリーズで演じてきた柔らかいキャラクターとは異なる強い女性。「自分の生き方の目標になっている」「憧れの女性」と役自体への魅力にラブコールが送られただけではなく、「本人に近い気がする」と本人のイメージと重ねる人も多いよう。
5人のチームワークはもちろん、新垣結衣演じる白石恵とのコンビも根強い人気だ。
<読者コメント>
・「コード・ブルーの緋山先生を見て医療系の仕事につきたいと思ったくらい、かっこよくて憧れます。緋山先生が一番です!」
・「緋山先生の不器用だけど、本当は人一倍アツいところが大好きだし、サバサバしている感じも恵梨香ちゃんにピッタリだから」
・「戸田恵梨香さんご本人に1番近い気がするから」
・「強く、時に弱く、憧れの女性。きっと一生自分の人生において憧れの女性としてあげられると思う」
・「緋山さんと白石さんのやりとりが好きだからです!」
3位:涙を誘った難役で見せた熱演
第3位は、未公開カット・シーンを含めた特別編として再放送されたドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」(2018)の北澤尚役(417票)。こちらも女医であるが、若年性アルツハイマーにおかされていくという難しい役どころ。ムロツヨシ演じる間宮真司と運命の恋に落ちていく可愛らしい前半のキラキラした姿から、段々と記憶がなくなっていく儚い姿…圧巻の演技で毎回視聴者の涙を誘った。
真正面から王道の純愛を描いた作品で多くの視聴者をのめりこませたのも、戸田とムロの力量があってこそ。ムロとは視聴者から現実でも交際を期待する声が殺到するほど、絶妙なコンビネーションが人気を集めた。
<読者コメント>
・「名演技で毎話毎話涙なしには見れませんでした。名女優さんです!」
・「病気に気付いた時の尚、家族と大切な時間を楽しく過ごす尚、それらの記憶がなくなってしまっている尚…見事に演じ分けていて本当に凄いと思ったから」
・「切ない役柄だったけど、でも愛する人とめいいっぱい幸せな人生を見事に演じて、より一層戸田さんの魅力を引き出した感じがしました」
・「自分の中の戸田恵梨香像を改めさせられた芝居だったから」
・「ムロさんとのラブラブイチャイチャが可愛すぎる」
4位:キュートさと切なさで魅了した三兄妹の妹役
第4位は、ドラマ「流星の絆」(2008)の有明静奈役(305票)。過酷な運命を背負った三兄妹が詐欺を働きながら、時効が迫る14年後に真犯人を追い詰める復讐劇で、二宮和也、錦戸亮演じる兄2人から”しー”の愛称で呼ばれる妹役を好演。東野圭吾原作、宮藤官九郎脚本でシリアスなミステリーとコミカルなシーンの絶妙なバランスが支持された同作。詐欺を働くときのコスプレ姿や、復讐と禁じられた恋の板挟みで苦悩する演技が見どころ。
<読者コメント>
・「とにかく戸田恵梨香ちゃん史上1番可愛いからです!」
・「流星の絆の3兄弟の感じもコミカル、シリアスとバランスよくて大好きでした!しーちゃんに会いたい!」
・「この役の愛らしさは天下一品」
・「今でも『ORION』のカラオケは戸田さん出演のPVバージョンを選びます」
・「14年経っても定期的に観たくなるドラマ!1つのドラマで色んな役やキャラクター、コスプレが見られるので!」
5位:半生を熱演し国民的女優としてさらに評価
そして、5位が2019年度後期連続テレビ小説「スカーレット」の川原喜美子役(224票)。戦後、焼き物の里・滋賀県信楽で陶芸界に飛び込み、女性陶芸家を目指して奮闘するヒロインの半生を熱演。10代から40代まで違和感なく役と一緒に年齢を重ねたかのような自然な演技で毎朝視聴者をひきこんだ。
後半、実年齢は9歳差の伊藤健太郎との親子役も、「本当の親子にしか見えない」と脱帽する人が多数。国民的女優としてさらにファンを増やした。
<読者コメント>
・「戸田さんではなく喜美子そのもので、まるで実在している様でした」
・「15歳の役を演じている時本当に15歳の少女に見えたし、息子が病名宣告された時本当にその子の母のような演技をされていたのがすごく感動したから」
・「演技派なんて言葉では軽すぎるほど、喜美子が生きていた」
・「きみちゃんの太陽のような笑顔、女性としての葛藤、芯のブレないその強さが毎日の生きる活力になっていました」
・「今までの演技の集大成みたいにみえました。スカーレットで戸田恵梨香さんを好きになりました!!」
ほかにもこんな意見が…
6位:ドラマ&映画「LIAR GAME」シリーズ・神崎直役(151票)<読者コメント>
・「私のファースト戸田恵梨香ちゃん!!めちゃくちゃ純粋で馬鹿正直なんだけど決めるとこではバシッと決めるとこが大好き」
・「直ちゃんと秋山さんコンビが大好きです。あの独特の世界観といろんな表情を見せてくれる直ちゃんに魅了されました」
7位:ドラマ「BOSS」木元真実役(126票)
<読者コメント>
・「ボスに心を開いていくのが可愛すぎるから」
・「豪華な俳優陣の中で若手ながら負けないくらいの演技力でめっちゃかっこよかった!!」
・「髪型、服装、キャラクターがとても可愛いから」
8位:映画「デスノート」弥海砂役(82票)
<読者コメント>
・「原作から飛び出て来たような存在感でした」
・「ミサミサの衝撃が未だに忘れられないです!!」
後記
「デスノート」や「野ブタ。をプロデュース」などその美貌が全面に活きた役から、「SPEC」や「BOSS」の一癖ある役、「コード・ブルー」や「スカーレット」の強い女性の役まで、どの作品も代表作といっていいほどイメージが全く固定されない戸田。さらにすごいのは「鍵のかかった部屋」や「崖っぷちホテル!」など濃いキャラクターの主人公の周りで支える良い意味で“普通”の役でも引っ張りだこということ。その証拠に主演からそうではない作品までバランスよくランキング結果に反映された。
また、「本人」という回答も寄せられ、その理由には「どんな役も愛情をもって演じてくださる戸田恵梨香さんご本人が1番好きです」「選べないので戸田恵梨香最強ということにしました」「人柄から考え方、何から何まで魅力的」という悩ましいコメントが。
今後も代表作を次々と生み出してくれるだろう戸田から目が離せない。(modelpress編集部)
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