HIKAKIN、小池百合子都知事と対談実現「若者の重症者は？」「電車はどうすれば？」新型コロナ徹底質問

HIKAKIN×小池都知事、対談が実現

HIKAKINは、自身が先月28日に配信した、若者に向けて外出自粛を呼びかける動画が発端となり、Twitterなどで「#うちで過ごそう」というハッシュタグが拡散。それをきっかけに今回の対談が決定したという。

「僕も若者代表だと思って、たくさんの人に新型コロナウイルスの正確な情報が届くよう時間の限りたくさん質問させていただければ」と動画を始めたHIKAKIN。

ビデオ通話での対談が始まると、小池都知事は「YouTubeでHIKAKINさんが『3つの密』（密閉・密集・密接を避ける）のことをおっしゃっていただき、すごく若い人たちに見てもらっている。やっぱりHIKAKINさんすごいよ」とその影響力を称賛した。

若者が気をつけるべきことは？重傷者は出ている？

「10代、20代の感染者が増えているが、若い人はどんなことに気をつければいいか？」という質問では「3つ密を避けてもらうということ。若い人も力余っていると思いますが、STAY HOMEということになります」と小池知事。10代の感染は増えていると言い、4月7日時点で1200人近くなっている東京都内の感染者数のうち、58％の690名が10代～40代だと説明した。

「海外でも10代で亡くなられる方が出ているが、日本で若者の重症者は出ているのか？」という問いには、東京都内ですでに「若い方（10代～40代）で重症の方が4名いらっしゃいます（4月7日時点）」と小池知事。「今、東京都は、亡くなる方を出さない、重篤重症の方を出さない。これが第一です」と明かした。

電車に乗るときはどうすれは？

また「やむを得ず電車に乗らないといけない人は何に気をつければいいか？」という質問には、「できるだけ時差をつけて、できるだけ人と人と密接に話をしたりするような場所を避けるような工夫をしていただきたい」と呼びかけ。

そのほか、自分が感染しているかもしれないと思ったらどうすればいいのか、非常事態宣言が及ぼす生活の変化、医療現場はどうケアしていくのか、デマを避けるにはどうすればいいのかなど、約20分に渡って質問。

終盤「YouTuberやインフルエンサーにできることは？」と尋ねたHIKAKINに「とにかく『STAY HOME』を呼びかけてほしい」と小池知事。

小池都知事、若者へメッセージ

知事は最後に若い方にメッセージとして「新型コロナウイルスという得体の知れないこの敵と闘っていく、そして自分がかかっているかもしれないし、人にうつしちゃいけない、自分のことだと思って、対策をお願いします。そしてSTAY HOME。お家にいましょう」と呼びかけた。

コメント欄には「いろいろな質問をしてくださりありがとうございます」「これを見る若者が外出を控えようとするといいな」「こういう場でこうやって発信してくれるのはありがたい」など、反響が集まっている。（modelpress編集部）