稲垣・草なぎ・香取、パラアスリートと「雨あがりのステップ」披露「日本が変わるチャンス」熱いメッセージに会場から拍手
2019.11.16 21:22
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稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた日本財団パラリンピックサポートセンター主催のライブエンターテインメント「ParaFes 2019~UNLOCK YOURSELF~」に登場した。
稲垣・香取・草なぎ、パラフェスでパラスポーツの魅力発信
パラアスリートとアーティストたちが共演し、新感覚のライブエンターテインメントを届ける同イベント。パラサポのスペシャルサポーターを務める3人は、ナビゲーターとしてパラスポーツの魅力を発信。オープニングから「みなさんパラフェスへようこそ!」(香取)、「パラフェス2019、今年のテーマは応援です!」(稲垣)、「選手の皆さんに大きなエールをお送りしましょう!」(草なぎ)と力強く呼びかけ、約6300人の観客を盛り上げた。イベントでは稲垣がアーチェリー、草なぎが5人制サッカー、香取がパワーリフティングのナビゲーターを務め、草なぎはブラインドサッカーのドリブル、PKを体験。ドリブルではボールを見失ってしまったものの、PKでは見事ゴールを決め「奇跡ですね!」と興奮を伝えていた。
ライブパフォーマンスでは、全盲の若手アーティストであるシンガーソングライターのわたなべちひろ、ドラマー・酒井響希、ブラジルからジョナタ・バストスも来日し、初のセッションが実現。 Little Glee Monster、ウルフルズらが熱いライブを届けた。
パラアスリートたちと「雨あがりのステップ」披露
そしてフィナーレでは、稲垣、草なぎ、香取の3人が、パラアスリートをはじめ、Little Glee Monsterらとともに、パラサポ応援ソング「雨あがりのステップ」を披露。会場を一つにし、最後は香取が「一人でも多くの方にパラのスポーツの素晴らしさを伝えてくれたら。2020年の東京パラリンピックの成功が、2020年以降、この日本が新しく変われるチャンスになると思う。パラアスリートのみなさんをみんなで盛り上げられたら」と締めくくると、会場から大きな拍手が沸き起こった。香取「一文字でも、一秒でも多く、みなさんにパラリンピックの魅力を伝えて」報道陣に呼びかけ
2017年からパラサポのスペシャルサポーターを務める3人。イベント後の囲み取材でサポーターぶりが定着してきたと記者から声を向けられると「僕らがサポーターとして定着する、そんなことよりも、みなさんの生活の中にパラスポーツがもっと定着してほしいと思っています」と香取。そして、「一人でも多くの方がパラスポーツの魅力を知ってくれたら。一文字でも、一秒でも多く、みなさんにパラリンピックの魅力を伝えてください」と報道陣に呼びかけた。また、ブラインドサッカーを体験した感想を聞かれた草なぎは「勇気がとても必要。音だけが頼りなので。普段から僕は人の話を聞かない。右から左なので、もっと関心をもって人の話を聞こうと思いました」と話して笑いを誘い、「視界を奪われて初めて弱さを知ったというか。宝物を拾った感じ。明日からは人の話をちゃんと聞きます。僕はまた偉くなりました!草なぎ剛、今日また偉くなったって書いてください」と満面の笑みで語っていた。
東京パラリンピック開催まであと283日。開催期間中はどのようにパラリンピックと関わりたいか問われると、香取は「パラリンピックに入れなくても、選手村の近くにはいます」と宣言。これに草なぎが「選手村ってどこにあるの?選手村で絵を描けばいいんじゃない?それかお母さん食堂を開くのか」と茶々を入れるも、香取は顔をそむけて聞こえていない素振り。稲垣から「無視されてますよ」と指摘された草なぎは「シカトかよ~」と香取に訴えかけるなど、この日の取材でも3人の息のあったやりとりが繰り広げられた。(modelpress編集部)
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