レペゼン地球、活動再開を発表 10万人アリーナツアー開催決定 真摯なアニメ動画で胸を打つメッセージ
2019.11.15 19:00
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平成最後の日となった4月30日をもって活動休止期間に入っていたDJ集団・レペゼン地球が15日、自身のYouTubeチャンネルにて「【カゲロウ】~夢の続き~」と題した動画を公開。16日より活動を再開し、2020年春に全国10万人動員のアリーナツアーを開催することを発表した。
レペゼン地球、活動再開を発表 映画「天気の子」を彷彿とさせる感動巨編アニメ作品完成
レペゼン地球が、胸を打つメッセージを込めた真摯なアニメ動画作品を作り上げ、表舞台へと帰還した。
リーダーを務めるDJ社長をはじめ、DJふぉい・DJ銀太・DJまる・マネージャー(MG)脇が次々と登場。家で寝ているDJ社長をDJふぉい・DJ銀太が訪ねてやってくるところからストーリーが始まる。
炎上による批判にショックで塞ぎ込むDJ社長。家のテレビに映るニュースでは、レペゼン地球がコメンテーターから批判を浴びる様子が映し出されていた。しかし、街では号外が配布され、テレビではニュースキャスターが紙を受け取り速報を読み上げる。総動員10万人のアリーナツアー開催発表の一報だった。ラストには「明日よりレペゼン地球活動再開」という文字が映し出される。
DJ社長「無謀と言われる挑戦」
今回の発表にあたりレペゼン地球のリーダーDJ社長は、モデルプレスの取材に対し「全8公演で総動員10万人のアリーナツアーは、今のレペゼン地球からすれば、誰がどう見ても無謀と言われる挑戦だと思います」とコメント。そのうえで「そんな世間の前評判を覆し、必ず成功させて、夢のドーム公演への糧にしていきたいと思っています」と心境を語った。レペゼン地球、平成最後の日をもって活動休止
レペゼン地球は今年4月30日にドーム公演の開催を発表し、その準備に専念するとして活動を休止。その後、同じ事務所の女性タレント・ジャスミンゆまがTwitterでDJ社長によるパワハラを告発したが、後日配信された動画でパワハラは事実ではなかったこと、一連の騒動はジャスミンをプロモーションするための「炎上商法」であったことがネタばらしされ、ネット上で大きな批判を浴びた。
そして炎上の影響により、7万人を動員予定であった9月7、8日の埼玉・メットライフドーム公演「レペゼン地球 ドーム2Days ~地球事変~」の中止を発表していた。
レペゼン地球アリーナツアー開催概要
日時:4月25日・26日会場:大阪城ホール
日時:5月16日・17日
会場:マリンメッセ福岡
日時:5月30日・31日
会場:愛知国際展示場
日時:6月2日・3日
会場:横浜ぴあアリーナ
レペゼン地球とは?
DJ社長・DJふぉい・DJ銀太・DJまる・マネージャー(MG)脇の5人(※最終的には11人組になるとのこと)からなるレペゼン地球。YouTubeチャンネル登録者数は、200万人(※11月15日現在)を超える。しかし、レペゼン地球はYouTuberではなく、あくまでも“DJ集団”。意欲的に楽曲制作に取り組み、2016年から現在までにYouTubeチャンネルで69曲のシングルを発表。『YSP』の約1390万回視聴を筆頭に、『レペゼン』約1970万回、『バスターコール』約1400万回と驚異的人気ぶりで、動画ソーシャルアプリ「TikTok」の影響もあり、その知名度は増すばかりだった。
ドン底時代から登り詰めたレペゼン地球、人気の要因は?
そんな浮世離れしたスタイルや動画で話題に事欠かないが、1番若者の心を掴むのは彼らの“メッセージ性”だ。発表している楽曲のほとんどが盛り上がれるパーティーチューンだが、特に一線を画すのが『LifeSong』『Earth』『お前へ』『轍』『-0-TOKYO』らのメッセージチューン。その真面目で真っ直ぐな熱いメッセージ性は他の曲とのギャップが強く、よりファンの心を鷲掴みにしてきた。
レペゼン地球の発起人であるDJ社長が投稿した動画「【好きなことで、生きていく】『レペゼン地球-DJ社長-』」に心を打たれた人も多い。DJ社長自身の経歴や、借金が6000万円あったこと、5人が集まった経緯、レペゼン地球として活動し始めた頃はクラブのソファやラブホの駐車場で寝ることがあったなど、ドン底時代を振り返っている同動画。
福岡から東京での成り上がりに熱く燃える野心を感じられるとともに、派手な見た目からは想像がつかないほど心に刺さる名言を発してきた。
「レペゼン地球 親・恋人とは行けないLIVE」は、初の大型会場でのワンマンライブだったが、チケットは即完。1万5千人が詰めかけ、会場の外には音漏れを聞きに来るファンもいたほどの熱狂ぶりを見せていた。
このほか、新元号が発表された5月1日には、わずか30分足らずという速さで“新元号ソング”「令和」のミュージックビデオを公開。「この速さは異常!」「最短でこんな素敵な曲つくるとか最高」など反響が寄せられ、話題になった。
(modelpress編集部)
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