「テラスハウス」チーム制作の「ダブルベッド」に期待 共通する魅力とは?
2019.10.31 17:00
31日に第2話が放送されるTBS系ドラマティックドキュメンタリー番組『ダブルベッド』(毎週木曜よる11時56分~)。Netflixにて先行配信中のフジテレビ系リアリティショー『テラスハウス』チームが制作している。
初対面の男女が“ダブルベッド”で7日間同棲「ダブルベッド」
同番組は、初対面の男女があるマンションの一室で7日間同棲する様子を見届けるドラマティックドキュメンタリー。バス、トイレを除く全ての場所にカメラがある環境のもと、たった2人の男女は、どう振る舞うのか、その様子を余すところなく記録していく。そして、リビング、ダイニングほか、広々とした生活空間が用意されているが、恋人ではない2人が眠りにつく寝室には、ダブルベッドがひとつ。夜な夜な同じベッドで眠る男女は7日目の別れの時をどう迎えるのか…2人の刻々と変わっていく関係の行方を記録する。
犬飼貴丈&ロン・モンロウの同棲生活に反響
24日に放送された初回では、テレビ朝日系特撮ドラマ『仮面ライダービルド』で主演を務め人気を博した俳優の犬飼貴丈が、SNSで話題になった中国人美女、“栗子”こと龍夢柔(ロン・モンロウ)と同棲生活をスタート。同棲を開始した2人は協力しながら料理をしたり、楽しそうに会話をしたり、仲睦まじい様子が映し出され、その中でロンが慣れない日本語で一生懸命話す様子や、グラスやマフラーを犬飼にプレゼントするほか、ダブルベッドに入る際に照れてしまうという可愛い姿が大きな反響を呼んだ。
「ダブルベッド」は「テラスハウス」チームが制作
制作陣はプロデューサーを始め、『テラスハウス』を制作しているイースト・エンタテインメント。それを聞いてから意識して観ると、なるほど、日本で人気が根付き、世界中で愛されている『テラスハウス』に共通する魅力がある。
まず、ありがちなテロップなどのバラエティ的編集が一切なく、オシャレなマンションの一室と美男美女という“素材”勝負で映像美を保っている点。カメラの存在を忘れてしまう撮影テクニックで、視聴者もよりリアルに同棲生活を覗き見している感覚で没入することができるし、逆にドラマを観ているような感覚でも楽しめる。
次に、極限までルールを排除したシンプルな構成に注目したい。寝室にはダブルベッドが用意されているが、犬飼は「『一緒に寝てください』っていう指定はない」と説明。『テラスハウス』もルール無しだからこそ、想像できないようなドラマが発生したときの視聴者の衝撃と興奮は大きく、『ダブルベッド』でも次回予告では2人が外出するシーンが映るなど、7日間を2人がどう過ごしていくか、様々に想像の余地があることが視聴者の期待をより高める。
また、スタジオの副音声(※)があるのも共通点で、副音声なし、副音声あり、と二通りの楽しみ方を提供。実際に同棲しているタレント自身がスタジオキャストを務めるのは『テラスハウス』とは異なる点で、よりリアルにシーンごとの当時の心境などを聞くこともできる。
第4話まで犬飼と龍夢柔の同棲生活を放送。主に動画配信サービスを主戦場に“リアリティショー戦国時代”とも言われる昨今だが、『テラスハウス』と共通する魅力を持ちながら新たな面白さがある『ダブルベッド』にもハマる人が続出するだろう。(modelpress編集部)
※第2話は活動自粛中のチュートリアル・徳井義実の降板の影響で、副音声は放送されない予定。
第2話あらすじ
2日目の早朝。携帯電話のアラームが鳴る。彼女を起こさないようそっとベッドから抜け出した犬飼は、部屋を出て仕事へ向かう。その後、独りとなったベッドでロンも目覚める。はたして今日は一日部屋で1人なのか。それとも…。
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