田中圭「おっさんずラブ」続編ドラマの新キャスト&ストーリー発表
2019.09.27 05:00
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俳優の田中圭が主演、吉田鋼太郎がヒロインを務めるテレビ朝日系連続ドラマ『おっさんずラブ』の続編の詳細が発表された。11月2日より『おっさんずラブ-in the sky-』(毎週土曜午後11:15~0:05)として放送される。
モテないポンコツサラリーマン“はるたん”こと春田創一を巡って繰り広げられる、おっさん同士の恋模様を描き、2018年流行語大賞トップ10入り、東京ドラマアウォード作品賞グランプリ、第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞6冠、世界Twitterトレンドで1位獲得など、社会現象を巻き起こした『おっさんずラブ』。
この夏には待望の劇場版が公開され、167万人・興収22億円を突破(9月24日現在)。現在も大ヒット上映中、全国で応援上映なども繰り広げられ、“OL(おっさんずラブ)旋風”を巻き起こしている今作の新シリーズがこの秋放送される。
物語の舞台は、大地から空へ。まったく新しい舞台で繰り広げられるのは、in the skyになっても初志貫徹で“王道恋愛ドラマ”。“恋”とは、“人を好きになる”とは、どういうことなのか?愛のカタチを改めて問う、笑って泣ける、おっさん同士の究極のピュアラブストーリー。今回、航空会社『Peach』の撮影協力のもと、航空業界が舞台となる。
舞台もキャストも替わる今作について田中は「“春田”というキャラクターは印象が結構強いので、前と同じことをやってもつまらないと思いつつ、わざと変えるっていうのも違うよなって思っていてます。でも、設定も違えば相手も違うので、同じことをやろうとしても自然と変わるだろうとは思っていますが…きっとクランクイン当日もまだ悩んでいると思います(笑)」と試行錯誤していることを明かし、「前作とキャストが替わって寂しいという気持ちも、正直なくはないんです。でも、in the skyはまったく別のものなので、なんなら“キャストが替わった”っていう感覚も、僕にはなくて。僕らキャストがうんぬんというよりも、スタッフが優秀なチームなので、このメンバーで同じようにこの作品を作れたら新しい『おっさんずラブ』として、また何かが起きるんじゃないかなって思っています」と期待を寄せた。
吉田は「“もっと面白いものにしなきゃならない”って気負いはあるんですけれども…、圭と共に、とにかく“おっさんずラブ魂”で肩の力を抜いて楽しくやろうよ、と言っています」と意気込み、「今回はこれまでの中でも一番ガラッとシチュエーションが変わりますし、共演者もガラッと替わるということが、とても新鮮であり、楽しみであり、ちょっと悲しい(笑)。なにせとてもチームワークのいいメンバーだったので…。でも今回のおっさんずラブは、同じ人たちが別の世界に住んでいるというか…パラレルワールドっていうのかな。早く新しい世界に飛び込んで、浸ってみたいなとワクワクしています」とコメントした。
千葉が演じるのは、黒澤とペアを組む副操縦士(コーパイ)の成瀬竜。操作技術に長けた優秀な若手だが、性格にやや難あり。ドライで人付き合いが悪く、自分にも他人にも厳しめ。言葉を選ばないため、各所で問題を起こしてしまう。そんなひねくれ者の成瀬は、春田のように人の懐にズカズカと入ってくるタイプが最も嫌い!…だったハズが…。
そしてさらにもう一人の登場人物が、戸次演じる熱血でストイックな職人肌の整備士・四宮要。社員寮では春田の隣の部屋に住んでおり、ガッツリ系“男の料理”で春田の胃袋を満たしてあげる心優しき兄貴分。春田とは公私ともに仲良くしているが、実は“とある秘密”を抱えている。
さらに今回は、春田(田中)、成瀬(千葉)、四宮(戸次)の3人が、同じ寮暮らし。まさに“おっさん同士のテラスハウス”状態?!という衝撃的な設定となっている。
ほかにもガサツな元ギャルのCA有栖川民代を演じるのは、2017年にAKB48を卒業して以降、女優業にも力を入れている木崎ゆりあ。また、ホスピタリティに厳しい天然チーフパーサー・十文字美冴を、舞台やCMで活躍中の片岡京子が演じる。また、四宮を兄のように慕う若手整備士・道端寛太を、広瀬すずがスカウトしたことでも名高く、朝ドラ『なつぞら』にも出演した鈴鹿央士が演じる。
今は、新しいプロジェクトとして始まるこの作品を、少しずつ少しずつ自分の体の中に入れていってる段階ですが、衣装合わせで雄大と戸次さんに会ってみたら、自分でもびっくりするくらい、不安がなさ過ぎて!あぁこれは大丈夫だと思いました。もう鋼太郎さんが機長の格好をして歩いているのを見ただけで、なんか…爆笑しちゃいました(笑)。
前作とキャストが替わって寂しいという気持ちも、正直なくはないんです。でも、in the skyはまったく別のものなので、なんなら“キャストが替わった”っていう感覚も、僕にはなくて。僕らキャストがうんぬんというよりも、スタッフが優秀なチームなので、このメンバーで同じようにこの作品を作れたら新しい『おっさんずラブ』として、また何かが起きるんじゃないかなって思っています。本当に楽しみしかないです!
“人を想うこと”というのが、『おっさんずラブ』の一番のテーマだと思う。鋼太郎さん、雄大、戸次さんと一緒にお芝居をしていく中で、その“想うこと”が、今回はどういう形になるのか、とても楽しみです。
今回はこれまでの中でも一番ガラッとシチュエーションが変わりますし、共演者もガラッと替わるということが、とても新鮮であり、楽しみであり、ちょっと悲しい(笑)。なにせとてもチームワークのいいメンバーだったので…。でも今回のおっさんずラブは、同じ人たちが別の世界に住んでいるというか…パラレルワールドっていうのかな。早く新しい世界に飛び込んで、浸ってみたいなとワクワクしています。
僕としての目標は、前作にも増して真剣に春田を愛すること、それ一本でやっていこうと思っています。春田への愛の深さを増したいと思います。とはいえ、もはや僕としてはフラれているほうが快感なんですよね(笑)。武蔵の愛が成就する…ことはないような気が、僕としてはするんですが(笑)。
今回は、舞台が地上から空になるので、とてもスケールが大きくなるんだろうなと思っています。一世を風靡した風間杜夫さんに負けないように…教官を超える飛行機モノのドラマにしたいです(笑)。
最初お話をいただいたときに、プロデューサーさんとお会いして、僕の性格などについてもかなりお話したんですが、台本を見たら、それが反映されている部分があったんです。人付き合いが苦手なところとか、一途というか一生懸命なところが、これからどういうふうになっていくのかは自分でも楽しみではあります。でもどうやら“誰とでもキスする”キャラクターのようですが…(笑)、気持ちの面で、誰にどう僕が演じる成瀬のベクトルが向いていくのかを楽しみにしていただきたいなと思います。皆さんすごく優しく迎えてくださったし、プレッシャーを感じていてはダメかなと思うので、楽しんでいこうと思います!
僕、実はあまり恋愛モノに出演したことがなく、もちろん相手がおっさんというのも初めてですが…鋼太郎さんに負けず、千葉くんにも負けず、僕もおっさんを愛し抜きたいと思います!
「天空ピーチエアライン」の客室乗務員。35歳にして突然リストラ、縁あって空の仕事に転職することになったピカピカの新人男性CA。なお独身、まったくモテない。性格は、まっすぐで不器用で情に厚く、とにかく優しくて、ちょっぴりおバカ。前職の経験から“仲間”に対する思いは人一倍強く、孤立している人は放っておけないお節介な一面も。グレートキャプテンである黒澤に、人として憧れ、自らもグレートCAを目指して奔走するも、おっちょこちょいでポンコツ気味、熱意が空回りしがち。
【黒澤 武蔵(くろさわ・むさし/57)…吉田鋼太郎】
「天空ピーチエアライン」ので機長を務めるパイロット。“グレートキャプテン”と呼ばれるほど、操作技術・人柄ともに秀でた人物で、新人CAから整備士まで、みんなを気遣う優しい心の持ち主。“チームの絆”を重んじるため、初日から遅刻してきた春田をフライトから外すなど、後輩への指導にも余念がない。いつも全力で仕事に励む春田とフライトを重ねるうち、少しずつ彼を認めるようになり、いつの間にかうっかり…恋をしてしまう!?
【成瀬 竜(なるせ・りゅう/30)…千葉雄大】
「天空ピーチエアライン」の副操縦士(コーパイ)。黒澤とペアを組むことが多く、操縦技術に長けた優秀な若手。ただし、性格に難あり。自分にも他人にも厳しく、言葉を選ばないため、対人トラブルを起こしがち。ドライな性格で、付き合いが悪く、プライベートを見せない。ゆえに春田のように、人の懐にずかずか入ってくるタイプが最も嫌い。なお、プライベートはかなりグダグダで、家事全般が苦手な上、偏食。なぜか毎食冷凍食品のグラタン。好きなものは古墳。春田と同じ寮に住んでいる。
【四宮 要(しのみや・かなめ/40)…戸次重幸】
「天空ピーチエアライン」の整備士。通称“シノ”さん。整備チームのリーダー的存在で、いつもツナギを着ており、熱血でストイック。ボルト1mmの緩みも許さない職人肌。しかしプライベートでは、仕事とは逆に細かいことは気にしないおおらかな性格で、誰にでも優しく、たまに天然。“男の料理”が得意で、丼物や麺物などをよく周りに振舞ってくれる。緋夏とは入社当初から仲が良く、兄貴分のような存在。恋愛相談にも乗る間柄。春田と同じ寮に住んでいる。
【橘 緋夏(たちばな・ひな/33)…佐津川愛美】
「天空ピーチエアライン」で広報を務める社員。春田と同じ高校でバスケ部の後輩。春田がリストラされて途方に暮れている時に運命的に再会し、CAを募集していた自分の勤務先を勧める。チャキチャキしたしっかり者。高校卒業以来の再会を経て、大人になったお互いに少しずつひかれていくが、春田が“キレイな女性CAたちにモテてしまうのではないか…”とちょっとヤキモキしている。
【根古 遥(ねこ・はるか/35)…MEGUMI】
「天空ピーチエアライン」の客室乗務員。通称“ネコさん”。歯に衣着せぬもの言いが多い、いわゆる毒舌で人間観察力も高い。春田に対しても容赦ないツッコミがさく裂する。が、決して陰口は言わず、文句があれば本人に直接伝える気持ちのよい性格。お客に対してもウソのない接客態度を貫いており、言葉はきつくても地元のご年配ユーザーに愛されている。
【烏丸 孫三郎(からすま・まござぶろう/48)…正名僕蔵】
「天空ピーチエアライン」のディスパッチャー。テンション高めに運航予定や天気の情報を伝えてくれる、おしゃべりガラス。ウワサ好きで、どこで仕入れてくるのかは謎だが社内情報に精通している。ちなみに独身。
【有栖川 民代(有栖川・たみよ/25)…木崎ゆりあ】
「天空ピーチエアライン」の若手客室乗務員。通称“アリス”。元ギャルだがCAのマンガを読み、鬼憧れて入社。しかしガサツなため、CAらしい優雅な動きが苦手で、よく十文字に怒られている。下の名前“民代”がコンプレックスで、名字から“アリス”と呼んでほしいと懇願しがち。
【十文字 美冴(じゅうもんじ・みさえ/45)…片岡京子】
「天空ピーチエアライン」の客室乗務員で、チーフパーサー。おっとりした雰囲気だが、仕事に関しては相当なプライドをもっており、ホスピタリティマインドも高い。その反面、天然な一面もあり、もらっても困るお土産を買ってきては配ったり、突然メルヘンなお嬢様発言をしたかと思えば、昭和感満載のワードをぶち込んでくることも。反抗期の息子がいるらしい。
【道端 寛太(みちばた・かんた/23)…鈴鹿央士】
「天空ピーチエアライン」の若手整備士。四宮の部下で、通称“ミッチー”。社会人1年目で、リーダーの四宮を兄のように慕い、子犬のように懐いている。おろおろワタワタしながらも、整備の仕事に邁進している。
バカでまっすぐでお人よしで情にあつい、独身ポンコツダメ男・春田創一は、35歳にして突然リストラ!?途方に暮れていたところを、高校時代の後輩に救われ、空の仕事に転職。ピカピカのアラフォー男性CAとして、女の園に放り込まれ、新生活がスタートする!
そんなある日、憧れのグレートキャプテンこと機長・黒澤武蔵が空港の中心で絶叫。
「ぶっちゃけ…好きになっても、いいですかーーー!?」
さらには、不愛想な孤高の副操縦士・成瀬竜、そして職人肌の航空整備士・四宮要も巻き込んで、ラブバトルは急展開!?神様、こんなドロドロなモテ期、すいません。いりません…!泣
物語は、大地から空へ。CAとなった“はるたん”が挑む、新しい空のお仕事ドラマ開幕。“人を好きになる”とはどういうことなのか――?2019年、令和最初の冬に、新しい恋の嵐が吹き荒れる!
(modelpress編集部)
この夏には待望の劇場版が公開され、167万人・興収22億円を突破(9月24日現在)。現在も大ヒット上映中、全国で応援上映なども繰り広げられ、“OL(おっさんずラブ)旋風”を巻き起こしている今作の新シリーズがこの秋放送される。
物語の舞台は、大地から空へ。まったく新しい舞台で繰り広げられるのは、in the skyになっても初志貫徹で“王道恋愛ドラマ”。“恋”とは、“人を好きになる”とは、どういうことなのか?愛のカタチを改めて問う、笑って泣ける、おっさん同士の究極のピュアラブストーリー。今回、航空会社『Peach』の撮影協力のもと、航空業界が舞台となる。
田中圭、新人CAに
田中が演じるのは主人公の春田創一。35歳にして突然のリストラ、なんと転職して航空会社で働くことになったピカピカの新人CA(客室乗務員)。間が悪くてお人よし、まっすぐで優しくて、ちょっぴりおバカ。そんなモテないポンコツ独身男・春田に、突然のモテ期がやってくる。しかし、そのお相手は…機長、副操縦士に整備士…と全員男!?舞台もキャストも替わる今作について田中は「“春田”というキャラクターは印象が結構強いので、前と同じことをやってもつまらないと思いつつ、わざと変えるっていうのも違うよなって思っていてます。でも、設定も違えば相手も違うので、同じことをやろうとしても自然と変わるだろうとは思っていますが…きっとクランクイン当日もまだ悩んでいると思います(笑)」と試行錯誤していることを明かし、「前作とキャストが替わって寂しいという気持ちも、正直なくはないんです。でも、in the skyはまったく別のものなので、なんなら“キャストが替わった”っていう感覚も、僕にはなくて。僕らキャストがうんぬんというよりも、スタッフが優秀なチームなので、このメンバーで同じようにこの作品を作れたら新しい『おっさんずラブ』として、また何かが起きるんじゃないかなって思っています」と期待を寄せた。
吉田鋼太郎、優れたパイロット役
一方、田中演じる春田に思いを寄せる機長・黒澤武蔵を演じるのが吉田。黒澤は“グレートキャプテン”と呼ばれるほど技術・人柄ともに優れたパイロットで、各所からの信頼も厚く、春田にとっても憧れの存在。仕事に厳しく、初日から遅刻してきた春田をフライトから外すなど、後輩への指導にも熱心な黒澤が、熱く、一生懸命、お客さまのために奔走する春田とフライトを重ねるうちに、少しずつ彼を認めるようになり、いつの間にかうっかり…恋をしてしまう!?吉田は「“もっと面白いものにしなきゃならない”って気負いはあるんですけれども…、圭と共に、とにかく“おっさんずラブ魂”で肩の力を抜いて楽しくやろうよ、と言っています」と意気込み、「今回はこれまでの中でも一番ガラッとシチュエーションが変わりますし、共演者もガラッと替わるということが、とても新鮮であり、楽しみであり、ちょっと悲しい(笑)。なにせとてもチームワークのいいメンバーだったので…。でも今回のおっさんずラブは、同じ人たちが別の世界に住んでいるというか…パラレルワールドっていうのかな。早く新しい世界に飛び込んで、浸ってみたいなとワクワクしています」とコメントした。
千葉雄大&戸次重幸も参戦
そして今回、新たにラブバトルに参戦するのが、映画『帝一の國』やドラマ『家売るオンナ』『プリティが多すぎる』など、振り切った演技で活躍中の千葉雄大と、日本一チケットが取れないと名高い演劇ユニット『TEAM NACS』のメンバーで、ドラマ映画バラエティー共に定評のある戸次重幸。千葉が演じるのは、黒澤とペアを組む副操縦士(コーパイ)の成瀬竜。操作技術に長けた優秀な若手だが、性格にやや難あり。ドライで人付き合いが悪く、自分にも他人にも厳しめ。言葉を選ばないため、各所で問題を起こしてしまう。そんなひねくれ者の成瀬は、春田のように人の懐にズカズカと入ってくるタイプが最も嫌い!…だったハズが…。
そしてさらにもう一人の登場人物が、戸次演じる熱血でストイックな職人肌の整備士・四宮要。社員寮では春田の隣の部屋に住んでおり、ガッツリ系“男の料理”で春田の胃袋を満たしてあげる心優しき兄貴分。春田とは公私ともに仲良くしているが、実は“とある秘密”を抱えている。
さらに今回は、春田(田中)、成瀬(千葉)、四宮(戸次)の3人が、同じ寮暮らし。まさに“おっさん同士のテラスハウス”状態?!という衝撃的な設定となっている。
佐津川愛美・MEGUMI・正名僕蔵らの出演も決定
さらに、春田の職場「天空ピーチエアライン」には、個性的なメンバーが勢揃い。春田がCAの道を歩むきっかけとなった高校時代のバスケ部の後輩で、広報を務める橘緋夏を演じるのは、7月期のドラマ『サイン』での好演が記憶に新しい佐津川愛美。毒舌で春田へのツッコミがさく裂する根古遥を演じるのはMEGUMI。ドラマ『偽装不倫』や映画『台風家族』など話題作で見せたその演技力には定評があり、どう春田をぶった斬るのかに期待が高まる。そして、ウワサ好きで情報通のディスパッチャー・烏丸孫三郎に、ドラマ『HERO』『Doctors』など常にインパクトのある役柄で出演し、公開中の映画「引っ越し大名!」でのパワハラ上司役も好評な正名僕蔵。ほかにもガサツな元ギャルのCA有栖川民代を演じるのは、2017年にAKB48を卒業して以降、女優業にも力を入れている木崎ゆりあ。また、ホスピタリティに厳しい天然チーフパーサー・十文字美冴を、舞台やCMで活躍中の片岡京子が演じる。また、四宮を兄のように慕う若手整備士・道端寛太を、広瀬すずがスカウトしたことでも名高く、朝ドラ『なつぞら』にも出演した鈴鹿央士が演じる。
田中圭 コメント
“ついに始まるなー”という感じです!今回、新しく戸次さんと雄大が入ってきてくれたことは、素直にうれしいです。“鋼太郎さんがめちゃくちゃやる”特殊なおっさんずラブの現場を、早く体感して、早く慣れていただければいいなぁって思います(笑)。是非、お二人には好き勝手やってほしいです!僕自身は実はまだ迷っていて…。というのも“春田”というキャラクターは印象が結構強いので、前と同じことをやってもつまらないと思いつつ、わざと変えるっていうのも違うよなって思っていてます。でも、設定も違えば相手も違うので、同じことをやろうとしても自然と変わるだろうとは思っていますが…きっとクランクイン当日もまだ悩んでいると思います(笑)。今は、新しいプロジェクトとして始まるこの作品を、少しずつ少しずつ自分の体の中に入れていってる段階ですが、衣装合わせで雄大と戸次さんに会ってみたら、自分でもびっくりするくらい、不安がなさ過ぎて!あぁこれは大丈夫だと思いました。もう鋼太郎さんが機長の格好をして歩いているのを見ただけで、なんか…爆笑しちゃいました(笑)。
前作とキャストが替わって寂しいという気持ちも、正直なくはないんです。でも、in the skyはまったく別のものなので、なんなら“キャストが替わった”っていう感覚も、僕にはなくて。僕らキャストがうんぬんというよりも、スタッフが優秀なチームなので、このメンバーで同じようにこの作品を作れたら新しい『おっさんずラブ』として、また何かが起きるんじゃないかなって思っています。本当に楽しみしかないです!
“人を想うこと”というのが、『おっさんずラブ』の一番のテーマだと思う。鋼太郎さん、雄大、戸次さんと一緒にお芝居をしていく中で、その“想うこと”が、今回はどういう形になるのか、とても楽しみです。
吉田鋼太郎 コメント
『おっさんずラブ』は、見ていただいている方からたくさん評価をいただいている、喜んでいただいている作品なので、“もっと面白いものにしなきゃならない”って気負いはあるんですけれども…、圭と共に、とにかく“おっさんずラブ魂”で肩の力を抜いて楽しくやろうよ、と言っています。僕らは本当に演じながら楽しんでいるところがあって、それが皆さまに伝わっているという部分もあると思うんです。だから、僕と圭が楽しんでいるのを、千葉くんと戸次にも感染させて、もっともっと大きな楽しい塊にして、皆さまに見ていただきたいなと思います。ちなみに戸次とは付き合いが長くて、共演もいっぱいしているので、彼は僕のアドリブにも怯えていないと思います(笑)。今回はこれまでの中でも一番ガラッとシチュエーションが変わりますし、共演者もガラッと替わるということが、とても新鮮であり、楽しみであり、ちょっと悲しい(笑)。なにせとてもチームワークのいいメンバーだったので…。でも今回のおっさんずラブは、同じ人たちが別の世界に住んでいるというか…パラレルワールドっていうのかな。早く新しい世界に飛び込んで、浸ってみたいなとワクワクしています。
僕としての目標は、前作にも増して真剣に春田を愛すること、それ一本でやっていこうと思っています。春田への愛の深さを増したいと思います。とはいえ、もはや僕としてはフラれているほうが快感なんですよね(笑)。武蔵の愛が成就する…ことはないような気が、僕としてはするんですが(笑)。
今回は、舞台が地上から空になるので、とてもスケールが大きくなるんだろうなと思っています。一世を風靡した風間杜夫さんに負けないように…教官を超える飛行機モノのドラマにしたいです(笑)。
千葉雄大 コメント
『おっさんずラブ』に出させていただくことを本当にうれしく思っています。でも、“アドリブがすごい”とか“笑いが止まらない”って書いてあるネットニュースを読み過ぎて…、実はアドリブに不慣れなので、頑張らないといけないなって思ってます(笑)。自然に出てきたものを楽しんでいこうと思っています。最初お話をいただいたときに、プロデューサーさんとお会いして、僕の性格などについてもかなりお話したんですが、台本を見たら、それが反映されている部分があったんです。人付き合いが苦手なところとか、一途というか一生懸命なところが、これからどういうふうになっていくのかは自分でも楽しみではあります。でもどうやら“誰とでもキスする”キャラクターのようですが…(笑)、気持ちの面で、誰にどう僕が演じる成瀬のベクトルが向いていくのかを楽しみにしていただきたいなと思います。皆さんすごく優しく迎えてくださったし、プレッシャーを感じていてはダメかなと思うので、楽しんでいこうと思います!
戸次重幸 コメント
最初お話をいただいたときは“私でよろしいんでしょうか?”という感じでした。こんなに話題になっている作品のシーズン2なのに、私でいいのかなという申し訳ない気持ちのほうが大きかったです。おっさんであることしか自信をもってこの作品に臨めるところがないです(笑)。混じりっけのない、今年46歳の立派なおっさんなので、そこだけは自信があるんですけど(笑)。あと、とてもアドリブが多い現場だということを知ったので…プレッシャーです!鋼太郎さん発信ということで、尚プレッシャーです(笑)!でも、ただ気負っていてもいい作品にはならないと思いますので、頑張ります。僕、実はあまり恋愛モノに出演したことがなく、もちろん相手がおっさんというのも初めてですが…鋼太郎さんに負けず、千葉くんにも負けず、僕もおっさんを愛し抜きたいと思います!
主な登場人物
【春田 創一(はるた・そういち/35)…田中圭】「天空ピーチエアライン」の客室乗務員。35歳にして突然リストラ、縁あって空の仕事に転職することになったピカピカの新人男性CA。なお独身、まったくモテない。性格は、まっすぐで不器用で情に厚く、とにかく優しくて、ちょっぴりおバカ。前職の経験から“仲間”に対する思いは人一倍強く、孤立している人は放っておけないお節介な一面も。グレートキャプテンである黒澤に、人として憧れ、自らもグレートCAを目指して奔走するも、おっちょこちょいでポンコツ気味、熱意が空回りしがち。
【黒澤 武蔵(くろさわ・むさし/57)…吉田鋼太郎】
「天空ピーチエアライン」ので機長を務めるパイロット。“グレートキャプテン”と呼ばれるほど、操作技術・人柄ともに秀でた人物で、新人CAから整備士まで、みんなを気遣う優しい心の持ち主。“チームの絆”を重んじるため、初日から遅刻してきた春田をフライトから外すなど、後輩への指導にも余念がない。いつも全力で仕事に励む春田とフライトを重ねるうち、少しずつ彼を認めるようになり、いつの間にかうっかり…恋をしてしまう!?
【成瀬 竜(なるせ・りゅう/30)…千葉雄大】
「天空ピーチエアライン」の副操縦士(コーパイ)。黒澤とペアを組むことが多く、操縦技術に長けた優秀な若手。ただし、性格に難あり。自分にも他人にも厳しく、言葉を選ばないため、対人トラブルを起こしがち。ドライな性格で、付き合いが悪く、プライベートを見せない。ゆえに春田のように、人の懐にずかずか入ってくるタイプが最も嫌い。なお、プライベートはかなりグダグダで、家事全般が苦手な上、偏食。なぜか毎食冷凍食品のグラタン。好きなものは古墳。春田と同じ寮に住んでいる。
【四宮 要(しのみや・かなめ/40)…戸次重幸】
「天空ピーチエアライン」の整備士。通称“シノ”さん。整備チームのリーダー的存在で、いつもツナギを着ており、熱血でストイック。ボルト1mmの緩みも許さない職人肌。しかしプライベートでは、仕事とは逆に細かいことは気にしないおおらかな性格で、誰にでも優しく、たまに天然。“男の料理”が得意で、丼物や麺物などをよく周りに振舞ってくれる。緋夏とは入社当初から仲が良く、兄貴分のような存在。恋愛相談にも乗る間柄。春田と同じ寮に住んでいる。
【橘 緋夏(たちばな・ひな/33)…佐津川愛美】
「天空ピーチエアライン」で広報を務める社員。春田と同じ高校でバスケ部の後輩。春田がリストラされて途方に暮れている時に運命的に再会し、CAを募集していた自分の勤務先を勧める。チャキチャキしたしっかり者。高校卒業以来の再会を経て、大人になったお互いに少しずつひかれていくが、春田が“キレイな女性CAたちにモテてしまうのではないか…”とちょっとヤキモキしている。
【根古 遥(ねこ・はるか/35)…MEGUMI】
「天空ピーチエアライン」の客室乗務員。通称“ネコさん”。歯に衣着せぬもの言いが多い、いわゆる毒舌で人間観察力も高い。春田に対しても容赦ないツッコミがさく裂する。が、決して陰口は言わず、文句があれば本人に直接伝える気持ちのよい性格。お客に対してもウソのない接客態度を貫いており、言葉はきつくても地元のご年配ユーザーに愛されている。
【烏丸 孫三郎(からすま・まござぶろう/48)…正名僕蔵】
「天空ピーチエアライン」のディスパッチャー。テンション高めに運航予定や天気の情報を伝えてくれる、おしゃべりガラス。ウワサ好きで、どこで仕入れてくるのかは謎だが社内情報に精通している。ちなみに独身。
【有栖川 民代(有栖川・たみよ/25)…木崎ゆりあ】
「天空ピーチエアライン」の若手客室乗務員。通称“アリス”。元ギャルだがCAのマンガを読み、鬼憧れて入社。しかしガサツなため、CAらしい優雅な動きが苦手で、よく十文字に怒られている。下の名前“民代”がコンプレックスで、名字から“アリス”と呼んでほしいと懇願しがち。
【十文字 美冴(じゅうもんじ・みさえ/45)…片岡京子】
「天空ピーチエアライン」の客室乗務員で、チーフパーサー。おっとりした雰囲気だが、仕事に関しては相当なプライドをもっており、ホスピタリティマインドも高い。その反面、天然な一面もあり、もらっても困るお土産を買ってきては配ったり、突然メルヘンなお嬢様発言をしたかと思えば、昭和感満載のワードをぶち込んでくることも。反抗期の息子がいるらしい。
【道端 寛太(みちばた・かんた/23)…鈴鹿央士】
「天空ピーチエアライン」の若手整備士。四宮の部下で、通称“ミッチー”。社会人1年目で、リーダーの四宮を兄のように慕い、子犬のように懐いている。おろおろワタワタしながらも、整備の仕事に邁進している。
ストーリー
ある日、僕は機長に告白された――。バカでまっすぐでお人よしで情にあつい、独身ポンコツダメ男・春田創一は、35歳にして突然リストラ!?途方に暮れていたところを、高校時代の後輩に救われ、空の仕事に転職。ピカピカのアラフォー男性CAとして、女の園に放り込まれ、新生活がスタートする!
そんなある日、憧れのグレートキャプテンこと機長・黒澤武蔵が空港の中心で絶叫。
「ぶっちゃけ…好きになっても、いいですかーーー!?」
さらには、不愛想な孤高の副操縦士・成瀬竜、そして職人肌の航空整備士・四宮要も巻き込んで、ラブバトルは急展開!?神様、こんなドロドロなモテ期、すいません。いりません…!泣
物語は、大地から空へ。CAとなった“はるたん”が挑む、新しい空のお仕事ドラマ開幕。“人を好きになる”とはどういうことなのか――?2019年、令和最初の冬に、新しい恋の嵐が吹き荒れる!
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】