戸田恵梨香、15歳役で“息切れ”告白「31歳が演じると…」<スカーレット>
2019.09.11 19:42
views
女優の戸田恵梨香が11日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた2019年度後期NHK連続テレビ小説「スカーレット」(9月30日スタート)の第1週完成試写会に、内田ゆきチーフプロデューサーとともに出席した。
戸田恵梨香が朝ドラヒロイン「スカーレット」女性陶芸家の生涯描く
連続テレビ小説101作目となる本作の物語の舞台は、信楽焼で知られる滋賀県甲賀市。焼き物の里・信楽の女性陶芸家、川原喜美子役が主人公。結婚、子育て、さらに後継者の育成を通して、陶芸にかける情熱を描く。時代背景は戦後から高度経済成長期まで。戸田は15歳から50代までを演じる。脚本はフジテレビ系「みにくいアヒルの子」、日本テレビ系「ホタルノヒカリ」などのドラマを手掛けた水橋文美江氏が務める。戸田恵梨香、第1週試写で意気込み語る
第1週を見た感想を聞かれた戸田は「私はワンシーンだけ参加だったんですけど、(川島)夕空ちゃん演じるチビ喜美ちゃんの演技を見て、本当に魅力的で、彼女の明るさと力強さに私も感動して、彼女に負けないように私も頑張っていきたいなと思いましたし、実際に滋賀の皆さんとお会いしたり、お話をしたりしたときに、皆さんの声を聞いて、私は滋賀の皆さんの心を背負っているんだなと深く実感しまして、朝ドラのヒロインをやるってこういうことかと思いました」としみじみと語り、「その皆さんの心を胸に、私も代表してこれから残り約半年、力強く生きていきたいと思います」と意気込みを語った。戸田恵梨香、15歳役に「息切れしました(笑)」
15歳から50代までの川原喜美子を演じる戸田は、15歳の川原喜美子を演じての感想を求められると「15歳って元気だなって思いました(笑)」とコメント。「台本に『わーい』って普通に書いてあって、『わーい』って普段、生活をしている中で言ったことないかもしれないなと思ったときに、『わーい』ってどう演じればいいのって自問自答して、これは意地でも『わーい』って言ってやるって思って、実際に『わーい』って言いながら大喜びしている喜美子のお芝居をしたんですけど、カットがかかった瞬間に息切れしました(笑)」と告白して笑いを誘った。続けて「31歳が15歳を演じるとこういう風になるんだなってギャップを感じました」と吐露。現在は22歳の川原喜美子を演じているそうで「22歳は体力的にラクですね(笑)。今は居心地よくやらせてもらっています」と笑顔を見せ、「22歳でも『わーい』ってセリフがあったので、“おっ!”って思ったんですけど『やったー』に変えさせてもらいました(笑)」と裏話を披露した。
戸田恵梨香、陶芸の難しさを語る
また、劇中に出てくる陶芸のシーンは、戸田自らが「やります」と手を挙げて、吹き替えなしで行っているそうで、同シーンでの苦労を尋ねられた戸田は「土に慣れることと、自分の手がどれくらい動いて、どれだけの力でやっているのかというのは、土が表しているので、土とコミュニケーションを取ることが大事なんだなと、稽古をしているときに感じました」と説明。やり方の違う東京と滋賀の先生に教わりながら、自分なりのやり方を探しているといい「基本は難しいというのが1番で、本当に男の力仕事なんだな、男の世界なんだなというのは稽古を通して感じていたので、女性陶芸家としてやっていくことの壁の高さを感じましたし、私も負けずにやらないといけないなと感じました」と気合いをにじませた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】