安藤サクラ、広瀬すずにバトンタッチで「まんぷくヌードル」大量プレゼント エキストラ出演もお願い
2019.03.26 10:22
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26日、東京・渋谷のNHKにて連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーが行われ、現在放送中の「まんぷく」(月曜~土曜あさ8時)でヒロインを務める安藤サクラと次期放送の「なつぞら」(4月1日よりスタート)でヒロインを務める広瀬すずが出席した。
安藤サクラより「まんぷくヌードル」プレゼント
セレモニー恒例のプレゼント交換では、安藤から劇中で登場する「まんぷくヌードル」のオリジナルパッケージバージョンをプレゼント。安藤はまんぷく食品のジャンパーを羽織り何箱もダンボールを抱えて、演じるヒロイン・福子になりきって広瀬に渡し、広瀬は「なつぞら」の脚本のイラストが描かれたヌードルを1つずつ手に取り、「毎回(脚本の)絵が変わっているんですけど全部その絵でできてる、コラボですね!」と感激した。広瀬からは極寒の十勝ロケで地域の方が差し入れをしてくれた広瀬お気に入りの一品であるという「とろーりチーズパン」が贈られ、その場でチーズをカットし、かけるという演出も。安藤はチーズを伸ばして美味しそうに頬張り、「ここでは普通食べられないものを頂きました。めっちゃ美味しいです!まんぷくです!」と喜んだ。
広瀬への激励を求められた安藤は「まんぷく」で共演し、朝ドラヒロインの先輩でもある松下奈緒にもらった「ヒロインってヒロインにしか分からない気持ちがどこかにあるから」という言葉が心強かったと語り、「大丈夫だよ!何かあったら100人以上のヒロインの人がいるから、電話帳開いて、いっぱい私にでも連絡してくれたら。具体的に言うことはないんですけど私はすっごく楽しくできたのは周りの皆さんが温かくて。もしあれだったら夫(柄本佑)も『なつぞら』出てるから家の電話番号でも」と陽気にエールを送った。
また、「なつぞら」制作統括の磯智明氏が多くのアニメーターがカップラーメンを食べて仕事に役立てた、という話をすると、安藤は「せっかくまんぷくヌードルが役立っていたというエピソードをお聞きしたのでぜひどっか隅の方にまんぷくヌードルが見えたら…一視聴者として嬉しいな」と「なつぞら」でのまんぷくヌードルの登場をお願い。さらに、「あわよくば同じ時代ならばエキストラに福ちゃん…通行人でいいから…福子のお洋服を東京に持ってこようかな~」とエキストラ出演を要望していた。
安藤サクラ、広瀬すずとは「1回位食事に行ったことがある気持ち」
セレモニーを迎え、広瀬は「まだ『まんぷく』観ていたいを観ていたいという気持ちも沢山あり、ネットニュースで観たことある景色に自分がいて、本当に始まるんだなと実感しました」としみじみ。「『なつぞら』のテーマでもある自分の力で切り拓いていく、開拓精神というのが繋がるものがあるな、と思っていて愛情とか繋がりがあって生まれていくものがあるという点では、あげる瞬間ももらう習慣も沢山あるのでどんどん年齢重ねていく姿は自分も重ねるものがりました」と「まんぷく」のヒロイン・福子と自身が演じるヒロイン・なつを重ねた部分を語った。安藤は「私もまだ福ちゃんと萬平さんと一緒にいたい気持ちがあるんですけど、朝ドラの魅力が当事者として分かったので『なつぞら』がすごく楽しみです」といい、朝ドラの魅力を「こんなにも毎日視聴者の方と一つの作品を通して毎日毎日共有するっていうのは朝ドラにしか確実にないことだと思う。一視聴者としてもヒロインとして特別なことと感じた」と熱弁した。
バトンタッチセレモニーでは、体を張った姿勢でバトンを受け渡し、フォトセッション中、安藤が「絶対明日筋肉痛になるから!(足を)入れ替えたほうが良い」と広瀬にアドバイスを送るなど、息ぴったりだった2人。
日本アカデミー賞で言葉を交わした程度で、これまで深い関わりはなかったというが、安藤が「1回位食事に行ったことがある気持ちです」と不思議そうに話すと、広瀬も「おこがましいかもしれないんですけどなんとなくどこかでご飯に行ったことがある感覚なのは分かるような」と頷き、「是枝(裕和)さんの作品を観ているので、すごいなと。何日もずっと安藤さんのお芝居を観てひきずって考えたことがあって、こうしてお会いできて光栄だなと思います」と尊敬の眼差しを向けていた。
セレモニーは1957年の設定の「なつぞら」東洋動画スタジオ内の録音スタジオのセットで行われた。
朝ドラ「なつぞら」いよいよスタート
「なつぞら」は節目の100作目の朝ドラ。大森寿美男氏によるオリジナル作品となり、戦後、北海道の大自然、そして日本アニメの草創期を舞台に、まっすぐに生きた、ヒロイン・奥原なつの夢と冒険、愛と感動を描く。(modelpress編集部)
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