比嘉愛未、浅利陽介、新垣結衣/「コード・ブルー」第6話より(画像提供:フジテレビ)

「コード・ブルー」後半の注目ポイントは?頼りなかった新人フェロー、患者の運命、恋愛…<前半おさらい>

2017.08.21 15:56

フジテレビ系月9ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(毎週月曜よる9:00~)の第6話が、21日に放送される。ここでは、第6話を前に、前半の振り返りと後半の注目ポイントを紹介する。

  

人気作「コード・ブルー」新シリーズで7年ぶり再集結

(前列左から)比嘉愛未、新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介(後列左から)馬場ふみか、成田凌、椎名桔平、安藤政信、新木優子 (C)モデルプレス
同作は、2008年7月にスタートし、翌2009年1月にスペシャル放送、2010年1月に「2ndシーズン」が放送された人気ドラマの最新シリーズ。“ドクターヘリ”に乗り込むフライトドクターを目指し、若い医師たちが真摯に命と向き合う姿を描いた作品。山下智久新垣結衣戸田恵梨香比嘉愛未浅利陽介らが、救急救命の最前線で活躍する一人前の医師・看護師を演じる。

「1stシーズン」では、フライトドクターを目指し全国から翔陽大学附属北部病院救命救急センターに集まった藍沢耕作(山下)、白石恵(新垣)、緋山美帆子(戸田)、藤川一男(浅利)といった医師たちと、既にフライトナースとして信頼を得ていた冴島はるか(比嘉)が互いに時にぶつかり、時に助け合いながら生死を左右する難問に日々向き合いながら次第に成長していく姿を、2010年1月に放送された「2ndシーズン」ではフライトドクターの研修修了認定まであとわずかとなった4人の姿を中心に描いた。


コード・ブルー3rdシーズン概要

新垣結衣/「コード・ブルー」第5話より(画像提供:フジテレビ)
3rdシーズンは、白石がフライトドクターのスタッフリーダーとなり、藤川と冴島も働いている翔北救命救急センターが舞台。人手不足のセンターにフライトドクターを目指すフェロー・名取颯馬(Hey! Say! JUMP有岡大貴)、灰谷俊平(成田凌)、横峯あかり(新木優子)、フライトナースを目指す雪村双葉(馬場ふみか)がやってくるが、新人フェローたちは使い物にならず…。

そんな危機的状況に陥った救命に、周産期医療センターで産婦人科医としての道を歩んでいた緋山、そして脳外科医として活躍していた藍沢が戻ってくる。

前半の内容おさらい

新垣結衣/「コード・ブルー」第5話より(画像提供:フジテレビ)
第5話までは先輩として新人フェローの指導に奔走する白石など、5人の成長が描かれ、それぞれの現在の葛藤などにもスポットが当たった。

浅利陽介、比嘉愛未/「コード・ブルー」第5話より(画像提供:フジテレビ)
特に、初回で同棲&妊娠が発覚した冴島と藤川カップルには急展開が起こり、第3話で藤川のプロポーズが成功し、2人は結婚することに。しかし第5話では冴島が流産してしまい、辛い現実に直面した2人が、悲しみを乗り越えようとする姿が視聴者の感動を呼んだ。

1:新人フェローの成長

新木優子、成田凌、馬場ふみか (C)モデルプレス
5人の次にメインとなるのが、今シーズンから加わった新人フェロー&ナース4人。名医として名高い名取総合病院の院長兼経営者の一人息子で、技術は持っているにもかかわらず、勤務中も携帯を見るなど軽口ばかりで医療にかける情熱が感じられない名取、名取とは対照的にまじめで心優しいが、要領が悪く、肝心なときに腰が引けてしまう灰谷、積極的で物おじしない行動力があるが、若干夢見がちで落ち着きのない横峯、そして、プライドが高く向上心の強い雪村、とくせ者揃い。

初回ではそのあまりにも頼りないフェロー3人の様子が話題となったが、それぞれ過酷な現場での失敗やアクシデントを経験し、彼らなりに少しずつではあるが、成長を見せ始めている。

成田凌、新木優子/「コード・ブルー」第6話より(画像提供:フジテレビ)
第6話では、灰谷と横峯が冷凍室内に閉じ込められてしまった状態で患者を治療することなり、2人のさらなる成長が見れそう。このほか、名取のバックボーンがまだ明らかになっていないことや、雪村の姿勢の変化など、まだ描かれていない部分も多く、注目だ。

2:奏ちゃんの運命は?橘&三井夫妻が立ち向かう試練

1話のみ登場の患者だけでなく、回を渡って登場する患者も多く、様々な問題に同時進行で直面している今シリーズ。

田鍋梨々花/「コード・ブルー」第6話より(画像提供:フジテレビ)
藍沢は、脳外科で出会った患者で、将来を期待される14歳の天才ピアニスト天野奏(田鍋梨々花)をなんとか説得し、奏は手術を決断。第5話で手術は無事終わったが、ラストで奏の手が震えるなど後遺症が残っていることをうかがわせる描写があり、結果によっては藍沢がどんな方法で立ち向かうか。

滝藤賢一、椎名桔平/「コード・ブルー」第6話より(画像提供:フジテレビ)
さらに、藍沢たちを育てたフライトドクターの橘啓輔(椎名桔平)と三井環奈(りょう)夫婦の息子で、拡張型心筋症という難病にかかっている優輔くん(歸山竜成)の今後も気になるポイント。第6話では、17歳の男子高校生が脳死判定を受けることに。それは優輔くんのもとに移植可能な心臓が来るかも知れない可能性を示唆していた。循環器内科医の井上宣顕(滝藤賢一)の指摘に、橘は期待を抱いてはいけないと自分を制する。

3:恋愛が進行?

フライトドクター4人の間では、恋愛要素は描かれてこなかった同シリーズだが、今シーズンではキャラクターの成長に合わせ、恋愛を窺わせる描写も増えている。

安藤政信/「コード・ブルー」第1話より(画像提供:フジテレビ)
初回のラストではエレベーターの中で藍沢が白石に救命に戻ってきた理由を尋ねられ、「それに救命にはお前がいる」「お前は面白い」と意味深な発言をしたことが話題に。さらに第3話では藍沢と白石が乗るエレベーターに乗り合わせた藍沢の脳外科でのライバルの新海広紀(安藤政信)が、「白石先生、今度食事どうでしょう?藍沢の愚痴聞きますよ」と颯爽と誘うシーンが登場。初回から繋がる気になる展開に「三角関係勃発?」「藍沢先生いいの?」と盛り上がる視聴者もいた。

戸田恵梨香、丸山智己/「コード・ブルー」第5話より(画像提供:フジテレビ)
また、緋山は、第3話で山中を流れる渓流で釣りをしていたところ負傷し、救命救急に運ばれた担当患者・緒方博嗣(丸山智己)が気になる存在に。緒方は、こだわりを持った頑固な料理人であるが、負傷により厨房に立つことも厳しい状態。しかし、少しも希望を捨てず、常にポジティブで前を向いている緒方に緋山は惹かれ始めたところで、第4話で既婚者であることが発覚。第5話では離婚の話し合い中であることが分かり、緒方の頼みで緋山は離婚届の証人のサインをする。緋山は緒方との関係に悩んでいる様子で、今後の展開から目が離せない。

4:黒田先生は出ないのか?

新キャストも人気を集めているが、やはり長年のファンは過去シーズンの主要キャストへの思い入れも強く、再登場を望む声は大きい。

特に、成長した藍沢を、かつての救命センターのエース・黒田脩二(柳葉敏郎)、藤川を、救命センターのムードメーカーだった森本忠士(勝村政信)と重ね合わせるファンも多く、「黒田先生戻ってきてほしい~」「森本先生出ないのかな?轟木さん(1st2ndで遊井亮子演じたコミュニケーションスペシャリスト。森本と2ndシーズンで婚約していた)とのコンビが見たい!」という意見は放送の度に上がっている。

視聴率も好調キープ

浅利陽介、新垣結衣/「コード・ブルー」第6話より(画像提供:フジテレビ)
1stシーズン、2ndシーズンもFODで期間限定無料配信中で、まさに「コード・ブルー」熱が再燃している人も多いはず。

同作は、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が初回16.3%、第2話15.6%で“月9“ドラマとして『HERO』(2014年7月期)以来、3年ぶりの2週連続平均視聴率15%超えを記録。第3話も平均視聴率は14.0%、第4話、第5話も13.8%と好調を維持しており、その人気は揺るぎない。

それぞれの葛藤、立ち向かう困難にどんな決着をつけるのか、最後まで見守りたい。(modelpress編集部)


情報:フジテレビ
【Not Sponsored 記事】

あわせて読みたい

  1. 「コード・ブルー」灰谷(成田凌)&横峯(新木優子)が密室に閉じ込められる…フェローたちに最大の試練<第6話あらすじ>

    モデルプレス

  2. 「コード・ブルー」白石(新垣結衣)&緋山(戸田恵梨香)の同居生活が可愛い!「同棲と呼びたい」「尊すぎる」とファン悶絶

    モデルプレス

  3. 「コード・ブルー」第5話視聴率発表

    モデルプレス

  4. 「コード・ブルー」新人フェロー、名取(有岡大貴)、白石(新垣結衣)に激怒され…苦悩&成長に反響止まらず<第5話>

    モデルプレス

  5. 冴島(比嘉愛未)& 藤川(浅利陽介)の急展開に視聴者も悲痛 藍沢(山下智久)がかけた言葉…5人の友情に感動<コード・ブルー第5話>

    モデルプレス

  6. 白石(新垣結衣)、名取(有岡大貴)のミスに激怒 妊娠中の冴島(比嘉愛未)に異変が「コード・ブルー」<第5話あらすじ>

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  2. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  3. 【モデルプレス流行語大賞2024】全22語を発表

    特集

  4. モデルプレスが選ぶ「今年の顔」15組を発表

    特集

  5. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  6. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  7. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  8. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  9. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  10. 12月カバーモデルは「今年の顔」選出のMrs. Green Apple

    特集

  11. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    斉藤由貴、娘・水嶋凜と親子公表への本音「私の名前をずっと出さない方が良かった」

    モデルプレス

  2. 02

    日テレ岩田絵里奈アナ、生放送でバッサリカット「雰囲気変わる」「似合う」と絶賛の声

    モデルプレス

  3. 03

    藤原紀香、彩り豊かな豪華手料理披露「どれも美味しそう」「愛之助さん羨ましい」の声

    モデルプレス

  4. 04

    佐野勇斗、Snow Manライブ“うちわ2個持ち”で見学へ「刺激で全身打撲」

    モデルプレス

  5. 05

    E-girlsメンバーで忘年会開催 集合ショット公開に「私の青春」「涙出る」の声

    モデルプレス