カホコ(高畑充希)と初(竹内涼真)の恋の行方、家族からの自立…「過保護のカホコ」今後の気になるポイントまとめ
2017.08.09 19:53
女優の高畑充希が主演を務める日本テレビ系ドラマ『過保護のカホコ』(毎週水曜よる10:00~)。今作は超過保護に育てられてきた女子大生・カホコが画家を目指す青年・初(竹内涼真)と出会い成長していくホームドラマ。今夜(9日)第5話の放送を前に、今後の見どころについて考えてみた。
「過保護のカホコ」
『家政婦のミタ』や『○○妻』など数々のヒットドラマを手掛けてきた遊川和彦氏が脚本を務める同作。21歳にして生活の全てにおいて親任せで、超過保護に守られて生きてきた“純粋培養”の女子大生・カホコ(高畑)が、親に捨てられ養護施設で育ち、アルバイトを掛け持ちしながら学費を稼ぎ大学に入学したという、自分とは正反対の環境で育った青年・麦野初(竹内)と出会って成長していくホームドラマ。
ほか、カホコを溺愛し娘のすべてを把握していないと気が済まない母・泉役を女優の黒木瞳、過保護に育ったカホコの将来を案じながらも厳しくできない父・正高役を俳優の時任三郎が演じる。
カホコは自立できるのか
両親に大事に大事に育てられてきたカホコは、毎日着る洋服から就職まで全て親任せ。無駄に傷つくことがないよう、いつもママに守られてきたがゆえ、人の“悪”な部分にも触れたことがなかった超ド級のピュア娘。しかし、夢を持ち主体的に生きている初と出会い、カホコの気持ちにも徐々に変化が。初めての恋と失恋、ママとの衝突…様々な出来事を通して過保護に育てられてきたことを自覚し、少しずつ自立心が芽生えていく。
目をキラキラさせ、いつだって自分の思いを正直に伝えるカホコを見ていると、「ここまでピュアな子がいていいのだろうか…」と若干不安も覚えるが、一歩ずつ成長していく彼女を応援せずにはいられない。
初との恋の行方は
第4話で初にフラレてしまったカホコ。しかし、初は「恋愛感情はまだ持てないけど、俺にはお前が必要なんだよ」とも言っており、可能性はゼロじゃない。自分とは正反対の人生を送ってきたカホコにイライラする反面、自分にない素直な心を持っているカホコに惹かれているのも事実だろう。
ストレートな物言いの裏で、生い立ちに闇を感じさせる初。“爽やか”なイメージのある竹内にはこれまでにない役どころだが、新たなハマリ役という声も多い。
パパ、大丈夫?
第4話では、これまで何度も堪忍袋の緒が切れそうになりながら、平静を装ってきたパパがついに“ブチ切れ”。都合のいいときだけ自分を頼るカホコとママに「うるさい!ここは俺の家だ!」と激怒したが、怒鳴ることに慣れていないためなんだかたどたどしい…。可愛い娘としっかり者で主張の強い妻との間に挟まれ、さらに実家も問題だらけなど、実は一番心が不安定なパパが不憫になってくる。この家でパパの意見が通る日は来るのだろうか。
そして“ホーム”では強気なのに“アウェイ”になると途端におとなしくなってしまうママにも注目。恋を知り、初めて自分に反抗するなど成長していくカホコにママの心は追いついていない。無事に子離れすることができるのか。
視聴者を巻き込むSNS
第1話は「#このあとは過保護のカホコ」、第2話は「#過保護のカホコ糸ちゃんおこ」、第3話は「#過保護のカホコダッシュダッシュダッシュ」、第4話は「#過保護のカホコIneedyou」と毎週内容にちなんだハッシュタグをトレンド入りさせるというもの。ドラマ公式Twitterと竹内のマメな更新もあって、ドラマオンエア前から毎週大きな盛り上がりを見せ、ここまで高確率でトレンド入りを果たしている。ちなみに第5話は「#過保護のカホコお姫様だっこ」。
また、「AIカホコ」とトークするLINE公式アプリも話題。「AIカホコ」と友達になり、会話をすればするほど自然な会話ができるように成長していくというもので、友達登録数は20万人に迫る勢い。
ドラマを多方面から楽しめるよう趣向が凝らされている。
あなたはカホコじゃない?
物語の行方を見守る声のほか、毎週同作の感想で多く見られるのが「私も過保護だったかも」という声。「カホコほどじゃないけど、どこか行くときは送ってもらってた」「大学出るまで料理したことなかった私は過保護ですか?」など、自分の境遇と重ねる視聴者も多く、「自立ってなんだろう?」「カホコのママは過保護っていうか過干渉」「ママが子離れできてないことが一番問題」など、家族のあり方を見つめ直すきっかけにもなっているようだ。
カホコと初の関係、それぞれの家族との関係…。今後どう描かれていくのか注目していきたい。(modelpress編集部)
情報:日本テレビ
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