TOKIO&V6、過去の解散危機を告白「一方的に嫌いだった」「行き場所がなくなった」ジュニア時代の苦悩も
2017.07.26 15:00
TOKIOの国分太一、城島茂、山口達也、V6の坂本昌行、長野博が26日、TBS系『ビビット』(毎週月~金曜あさ8時)にVTR出演。ジュニア時代に苦楽をともにした5人が当時を振り返り、苦悩やグループ解散の危機について明かした。
山口達也、「一方的に嫌いだったよね?」当時の派閥について暴露
番組では、ジャニーズのアラフォー5人による座談会を実施。当時、光GENJIに対抗した“平家派”というバックダンサーグループとして活動していた5人だったが、ジュニア内に派閥があり、仲の悪いメンバーもいたという。山口が、「坂本が一方的にリーダー(城島)のこと嫌いだったよね」と暴露すると、坂本は、「(当時は)挫折の連続だったから、誰かが雑誌に呼ばれていると自分は腐ってた」「ああもう終わったと思っていた」と葛藤を告白した。
事務所退所経験のある坂本昌行、長野博が抱えていた思いとは
また、ジャニーズ事務所を退所した経験のある坂本と長野に、国分が辞めようと決意した理由を問うと、坂本は「旅行会社のバイトもしてたので、添乗とか行くと女の子に『平家派の方ですよね?』とか聞かれたりしてた。そこでも悩んで旅行会社の先輩に相談したら『1回、外に出てみるのも社会勉強じゃないか』って言われた」と経緯を説明。長野は、事務所を辞めたわけではなかったようで、毎週あったレッスンがなくなり、仕事もない状態が2年半続き、自然とフェードアウトしていたが、突然のジャニー社長からの電話をきっかけに復帰したことを明かした。
デビュー後、それぞれのグループで解散の危機も
その後、TOKIO、V6としてそれぞれデビューしたが、グループ内で解散の危機もあったことを振り返った。V6はメンバー同士で年齢差があったため、若手メンバー岡田准一、森田剛、三宅健の「Coming Century」(通称:カミセン)と、年長メンバー井ノ原快彦、坂本、長野の「20th Century」(通称:トニセン)でV6の中でもさらにグループがあり、人気の差などでギクシャクしていた時期もあったという。
坂本は、「年齢差があるから喧嘩が出来なくて、カミセンはいろいろな思いを溜めるしかなかった」と吐露。その結果、番組に出演しても全員の会話もままならない状態で、「“解散”の言葉は出ないけど、どっかしらでみんな(解散することは)よぎっていた」と話した。
V6の内情を聞いていた国分も、「(TOKIOも)1番大切にしなきゃいけない音楽の仕事に対して、全く話さなくなった時期があった」とデビュー10周年を迎えたタイミングで解散の危機があったという。
誰かが解散を言い出す前に、5人で集まって腹を割って話し合いをしたところ、「初めて気づいたことがあった。自分たちで作る音楽だからこそ愛情を持ってパフォーマンス出来るんだなってなった」と改めて気持ちが1つになったようで、「1つステージを超えた気がする。俺泣いたもん。すごく良い会だった」と語った。
城島茂「白髪になってもみんなでバンドをやっている」
ほかにも、ジュニア時代の国分を見て絶対に売れると思った城島が、国分に「サインください」と頼んだエピソードも披露。国分は、「この人(城島)はもう(事務所を)辞めるんだろうなって、思い出にサインを渡したら同じグループになった」と振り返り、「こんなことになると思っていなかったよね」と懐かしんだ。最後に城島は、将来の夢について「全員白髪になってもみんなでバンドをやっている。もちろんアイドルとして」と笑顔で宣言。国分が「何歳までアイドルだと思う?」と問うと、「棺桶に入るまでじゃないですか?」と答えてスタジオの笑いを誘い、和やかな雰囲気で座談会を締めた。(modelpress編集部)
情報:TBS
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