橋本環奈、髪を切り連ドラ初ヒロイン 渡部篤郎とコンビ結成「彼女のことを支えていきたい」
2017.06.01 09:45
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俳優の渡部篤郎と女優の橋本環奈が、7月スタートのフジテレビ系日9ドラマ『警視庁いきもの係』(毎週日曜よる9時~)で初共演。渡部はフジテレビ制作ドラマ初主演、橋本にとっては、今作が連続ドラマ初ヒロインとなる。
目次
あらすじ
今作は、警視庁総務部総務課・動植物管理係(架空の部署)の鬼警部補と新米巡査のコンビが、動物の生態をもとに事件解決に奔走する異色コメディーミステリー。原作は、作家にして、映画「名探偵コナン から紅の恋歌」(2017年4月公開)の脚本なども手がける大倉崇裕氏の『小鳥を愛した容疑者』、『蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係』、『ペンギンを愛した容疑者 警視庁いきもの係』、『クジャクを愛した容疑者 警視庁いきもの係』(いずれも講談社)。とある事件で負傷し、前線の捜査から外された元捜査一課の鬼警部補・須藤友三(すどう・ともぞう/48歳)が配属されたのは、容疑者や行方不明者などのペットを保護する窓際部署の“警視庁総務部総務課・動植物管理係”(通称=警視庁いきもの係)。そこで須藤が出会ったのは、獣医学部卒の動物マニア女子・薄圭子(うすき・けいこ/22歳)巡査。人間よりもむしろ動物をこよなく愛し、わが道を突き進む圭子に怒り心頭の須藤だったが、圭子は現場に残されたペットの様子を手がかりに、その豊富な知識と鋭い観察力から驚くべき推理を展開し、結果、須藤と圭子のコンビは次々と事件を解決することになる。
主演は渡部篤郎
主人公・須藤は、「元捜査一課の鬼刑事」。半年前までは捜査一課に所属、たたき上げの鬼刑事としてならしていたが、ある事件で銃撃を受け負傷。そのため、捜査の最前線から外され、窓際部署の“いきもの係”に飛ばされた。現場への未練は強く、戻りたいと願いつつも、警察の組織をよく理解しているからこそ、それが難しいことも同時に理解していた。年齢的にも若手に道を譲るべきだと考え始めており、かつてのような捜査への情熱を失いかけていたが、“いきもの係”としての初仕事で圭子と出会い、圭子の動物に関する知識の助けを借りて事件解決をしてしまったことをきっかけに、再び情熱を持ち始める。そんな須藤を、数多くの刑事ドラマで印象的な刑事を演じてきた渡部が務める。今回演じる「須藤友三」というキャラクターについて、渡部は「今まで、いろいろな刑事役を演じてきましたが、個人的にはコメディーが好きなので、『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』で演じた刑事は印象に残っています。本音としては一生、ああいう役を演じていたいと思っています(笑)」と告白し「ですので、須藤友三を演じられることを楽しみに思っていますし、久しくこんなに気合が入っていることはないです」と気合十分。
橋本との共演については「“連続ドラマ初ヒロイン”ということなので、とにかく彼女のことを支えていきたいです。まだお若いので大変だと思います。プレッシャーも感じていらっしゃるでしょうから、キャリアのある人たちが、彼女のことを守っていかなくてはいけないと思っています」と胸を貸す構えだ。
橋本環奈が連ドラ初ヒロイン
ヒロイン・圭子は、「動物マニアの新米巡査」。幼少期から動物に対しての異常な興味と天才的な記憶・考察力を発揮、大学では獣医学を専攻していた。動物についての広く深い知識はもとより、飼育法や治療にも詳しく、生物学やアニマルセラピーなどにも精通する“動物マニア”。しかし、その深い愛情は動物にのみ注がれ、基本的に人や事件そのものにはあまり興味はない。そんな圭子を橋本が演じる。渡部と橋本は、今回が初共演。キャリアや年齢差(渡部篤郎49歳、橋本環奈18歳/31歳差)のある二人が、どんなコンビぶりを見せるのか。なお、橋本は圭子を演じるにあたり髪を切るが、この模様を6日にウェブサービスで生中継する予定となっている。
連ドラ初ヒロインとなる今作への出演について、橋本は「最初に聞いた時には、本当にびっくりしました。1クールまるまる出演することもなかったですし、そんなに長期間撮影することもなかったので、今からワクワクしています」と胸を躍らせている様子。
初の警察官役に関しては「まず何よりも、女性警官の制服が似合うのか心配でした(笑)」と明かすも「でも原作を読んでみると、圭子にとっての制服はコスプレで良くて、逆に似合っていない方がいいんだと気づいて安心しました(笑)。実際に初めて制服を着てみて、自分自身でもいい感じにコスプレ感が出ているなと思いました(笑)」と安堵した。
渡部との共演には「これまで、ずっとテレビで見ていた方ですし、年齢も離れているので緊張しています」と語るが「原作同様に、須藤と圭子のコンビを良い形で築いていけたらと思っています。渡部さんと、スピーディーでコミカルな掛け合いができるように心がけ、臨んでいきたいと思います」と意気込んでいる。
三浦翔平・石川恋ら豪華共演キャスト
渡部、橋本のほか、須藤の後輩で、捜査一課時代には須藤とコンビを組んでいた警視庁捜査一課所属の巡査部長・石松和夫(いしまつ・かずお/33歳)に三浦翔平。須藤の元同僚で上昇志向が強く、窓際部署に左遷された須藤を軽んじている警視庁捜査一課所属の係長にして警部・日塔始(にっとう・はじめ/42歳)に長谷川朝晴。
一見、ギャル風の見た目だが、意外な洞察力を持ち合わせている警察博物館の受付嬢・三笠弥生(みかさ・やよい/23歳)に石川恋。
定年退職した元刑事で、現場経験のない圭子に事件捜査に関するアドバイスを送る二出川昭吉(にでがわ・しょうきち/68歳)にでんでん。
日塔、石松のもとで働く警視庁捜査一課所属の巡査・桜井薫(さくらい・かおる/28歳)に清原翔。
須藤の元上司であり、ある考えのもと須藤を「警視庁いきもの係」に異動させた警視庁捜査一課管理官(警視)・鬼頭勉(きとう・つとむ/55歳)に寺島進。
「警視庁いきもの係」で唯一の事務担当職員として働き、何かと須藤たちを気遣う警視庁総務部総務課・事務担当職員・田丸弘子(たまる・ひろこ/52歳)に浅野温子。
そして、第1話で圭子に助けられ、その後、総務課の飼い猫となったナオミ(なおみ/?歳)には、スター猫のティティ(猫種:スコティッシュフォールド)。さまざまな年代の俳優陣が脇を固める。
そして、毎回さまざまな動物たちがゲスト主役として出演するのも今作の魅力の一つ。レギュラー出演するスコティッシュフォールドのティティをはじめ、第1話のゲスト主役としてジュウシマツ(小鳥)、第2話のゲスト主役としてペンギン、他にもヤギ、フクロウ、リスザルなどが出演。それぞれの動物特有の生態などが、事件解決の鍵を握っているため、須藤と圭子が事件の謎解きをしていく様子を見ながら、自然と動物たちに関する蘊蓄を学ぶことができるという仕組みとなっている。(modelpress編集部)
渡部篤郎コメント
― フジテレビ連続ドラマ初主演となりますが正直、あんまり気にしたことはないですね(笑)。少し、長くやらせていただいてきたので、何が初めてとかは特に気にしていないです。普段通りです。
― 演じる「須藤友三」というキャラクターについて
今まで、いろいろな刑事役を演じてきましたが、個人的にはコメディーが好きなので、『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』で演じた刑事は印象に残っています。本音としては一生、ああいう役を演じていたいと思っています(笑)。ですので、須藤友三を演じられることを楽しみに思っていますし、久しくこんなに気合が入っていることはないです。原作ものですので、まずは原作ファンの方々の期待を裏切らないことが第一ですし、大倉先生の世界観を大事に演じていきたいです。
― 橋本環奈さんとの共演について
“連続ドラマ初ヒロイン”ということなので、とにかく彼女のことを支えていきたいです。まだお若いので大変だと思います。プレッシャーも感じていらっしゃるでしょうから、キャリアのある人たちが、彼女のことを守っていかなくてはいけないと思っています。
― 動物について
乗馬を17歳くらいからやっていて、俳優歴より乗馬歴の方が長いので、馬が一番好きですね。ドラマに馬は出てこなそうなので残念です(笑)
― 放送を楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージ
原作が本当に面白いですし、撮影スタッフも信頼のおける方々ばかりですので、そこにこれまで培ってきた僕自身の経験値をミックスさせて、面白い作品に仕上げたいと思っています。
橋本環奈コメント
― 連続ドラマ初ヒロインとなりますが最初に聞いた時には、本当にびっくりしました。1クールまるまる出演することもなかったですし、そんなに長期間撮影することもなかったので、今からワクワクしています。今回のお話をいただいて、原作をすべて読ませていただいたのですが、特に須藤と圭子のコンビが織りなすやり取りや関係性が大好きになったので、撮影が俄然楽しみになりました。
― 演じる「薄 圭子」というキャラクターについて
圭子は、渡部さんが演じられる須藤とコンビを組むからこそ、いきてくるキャラクターだと思っています。誰にも物おじしませんし、大好きな“いきもの”のことばかり考えている女性です。彼女にとっての優先順位は、人よりも“いきもの”の方が上で、そういう彼女独特の考え方に基づいた発言がすごく面白いですし、かわいらしく思います。
― 初の警察官役となりますが
まず何よりも、女性警官の制服が似合うのか心配でした(笑)。でも原作を読んでみると、圭子にとっての制服はコスプレで良くて、逆に似合っていない方がいいんだと気づいて安心しました(笑)。実際に初めて制服を着てみて、自分自身でもいい感じにコスプレ感が出ているなと思いました(笑)
― 渡部篤郎さんとの共演について
これまで、ずっとテレビで見ていた方ですし、年齢も離れているので緊張しています。原作同様に、須藤と圭子のコンビを良い形で築いていけたらと思っています。渡部さんと、スピーディーでコミカルな掛け合いができるように心がけ、臨んでいきたいと思います。
― 動物について
小さいころにミドリガメを飼っていましたが、亡くなってしまって。その後、中学生のころにハムスターを飼ったんですけど、ハムスターの寿命は短いのでその子も亡くなってしまって。すごくかわいかったんです、たぶんハムスター界で一番かわいかったと思います(笑)。その後は、ペットを飼えていないんですが、そろそろ一人暮らしをしたいなと思っていて、飼おうかなとも思うんですけど、一人暮らしでお世話ができないとかわいそうですし、家を出る時に別れがつらくなってしまいそうで、今は保留中です。もし飼えるとしたら、猫を飼いたいです。昔は犬派だったんですが、最近はよく猫の動画を見ていて、あのマイペースぶりにやられてしまっています(笑)
― 放送を楽しみにしているファンの皆さんへのメッセージ
月曜日から学校やお仕事がある中で、日曜日は一週間のうちで一番休息できる日だと思いますので、家族みんなでこのドラマを見ていただきたいです。たくさん“いきもの”も出てくるので、見ているだけで疲れが癒やされてステキな気持ちになれると思いますし、原作を読んでしっかりした推理ものとしても大人からもお子さんまで絶対に楽しめる作品になると確信していますので、ご家族皆さんで是非ご覧下さい。
原作・大倉崇裕氏コメント
「『警視庁いきもの係』シリーズの第1話を書いたのは、2009年になります。自分が飼っているジュウシマツをテーマにミステリーを書いてみようと思ったのがきっかけでした。それから8年、ドラマ化との一報を受け、一番驚いたのは、作者である私だと思います。え? だって、ヘビですよ、ペンギンですよ、フクロウですよ、サルですよ。しかも、須藤友三役に渡部篤郎さん、薄圭子役に橋本環奈さん! いいのでしょうか。ペンギンの臭いをかがせたり、ヘビとたわむれたり、そんなこと、させていいのでしょうか。まさかドラマになるなんて思わず、変なシーンをたくさん書いてしまいました。ごめんなさい。
8年間、ずっと一緒にいたキャラクターたちが、どう映像化されるのか、今から楽しみでなりません。そして毎回登場する動物たちも!
8年前に飼っていたジュウシマツは今も元気で自宅にいます。彼らもまた、ドラマ化に心底、驚いていると思います。
編成企画 渡辺恒也氏(フジテレビ 編成部)コメント
― 企画意図について動物が事件捜査に関わるミステリーはこれまでにもあれど、“いきもの”がここまで事件の中心でクローズアップされる作品はなかったのではないでしょうか。一目見たら忘れられないほどのかわいい動物たちが画面の中を縦横無尽に駆け回り、人間たちも負けじと、刑事の勘と動物的知識を武器に活躍する、ばかばかしいほどにエンターテインメントなドラマをお届けします。“警視庁いきもの係”の面々の軽快なやり取りにクスッと笑える一方で、ミステリーとしては勧善懲悪の痛快さが味わえる、まさに一石二鳥なドラマにしたいと思います。日曜夜に親子で、家族皆さんで、お一人様でも、気軽にゆるーく楽しんでいただけたら、豪華出演動物たちも羽をパタパタさせたりして喜んでくれると思います。ご期待ください!
プロデュース 貸川聡子氏(共同テレビ)コメント
― キャストの起用理由についてたたき上げの鬼刑事と動物マニアのマイペース女子。インパクト抜群の動物たちの向こうを張るのは、これまた個性的なコンビです。“コミカル・アニマル・ミステリー”という新しいジャンル(?)のドラマを作るためには、これまで見たことのない新鮮な組み合わせのコンビが必須でした。これまでシリアスかつ鋭い刑事役のイメージが強かった渡部篤郎さんに、30歳以上も年下の女子に振り回される“元”刑事役を演じていただくことで、このドラマにしかない絶妙なおかしみが表現できると思いました。また、その相棒役の薄圭子は動物には異常な愛情と知識を持つ反面、日常的には日本語すらも怪しい新米警官。ヒロインとしてはかなり独特なキャラクターですが、最強のかわいらしさの中に芯の強さを感じさせる橋本環奈さんが演じることで、とても愛すべき存在になると確信しています。このステキな凸凹コンビとともに、ワクワクドキドキの“アニマル推理”をぜひお楽しみください。
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