「奪い愛、冬」不倫現場を妻がクローゼットから監視・盗撮…水野美紀の怪演に視聴者震える「完全にホラー」

「不機嫌な果実」スタッフ×脚本・鈴木おさむ

同作は2016年版ドラマ「不機嫌な果実」のスタッフが、脚本家の鈴木おさむ氏とタッグを組み、登場人物らの“奪い合う”恋愛＝“奪い愛”をスピーディー＆スリリングに描写する“ドロドロしているけどキュンとする＝ドロキュン”のラブストーリー。デザイン会社で働くデザイナーで禁断の愛に走り出す主人公・池内光を倉科、光のアシスタントで婚約者でもある康太役を三浦、3年前に突然姿を消した光の元彼・森山信役を大谷亮平、信の妻・蘭役を水野が演じる。

これまでのストーリーでは、蘭は3年前、通り魔から信をかばい右足を負傷したことが明らかに。信はその責任を感じ光に別れを告げ、蘭と添い遂げる道を選んだ。小さい頃からずっと信のことを思っていた蘭は、信を日々GPSで監視したり、信の上司に行動を報告させていたりと、信の不倫を異常なまでに警戒。信と再び接触しだした光に猛烈に嫉妬の炎を燃やしていく。

第2話のラストでは、アクシデントでホテルの一室に来てしまった信と光の元へ蘭が現れ、クローゼットの中に身を隠した光に不敵な笑みを浮かべるという背筋も凍るようなシーンで終了していた。

第3話あらすじ＜※ネタバレあり＞

信は蘭の策略によって、強引に蘭とともに前の会社に挨拶へ赴き、光・康太と対面。さらに、その夜、信は会社の飲み会に誘われ参加。光に暴言を浴びせた部長（三宅弘城）とトラブルになる。

翌日、信が忘れたハンカチを届けに光は康太に断り、信のもとを訪れることに。体調が悪い信を見て心配になった光は、信を送り届け、部屋に上がる。現状維持を言い聞かせていた2人だったが、手が触れた瞬間に気持ちが爆発し、口づけを交わした。

しかし、その瞬間「ここにいるよ～」と友人の家に遊びに行って留守だったはずの蘭の声が聞こえ、クローゼットから勢い良く登場。「見てたよ、ここで見てたんだよずっと」と高笑いし、「こないだと逆だね」と光に笑顔で告げる。蘭はぬいぐるみの目にカメラを仕込み、キス現場を激写していた。「あんたが信のこと騙してるんでしょ」と光に全責任を押し付け、「違う！」と信が否定すると「違わないよおおおおお！」と杖をダンダンダンと叩き激怒。光の目の前で信に強引にキスをし、見ていられなくなり「本当にごめんなさい！」と部屋を飛び出した光に、「許したわけじゃないからね！」と叫んだ。

水野美紀の怪演に反響

回を増すごとにエスカレートする蘭の行動に、今回も視聴者からは反響が殺到。「今回も完全にホラーｗｗｗ」「やばすぎて最高に面白い」「ここにいるよ、で絶叫した」「蘭さん今回も迷言多すぎて」「水野美紀いいぞもっとやれ」など水野の怪演に盛り上がりを見せている。

また、光のスマホの暗証番号が信の誕生日と同じだったことを知った康太の嫉妬もどんどんと加速。信の元へ行く光をつけ2人が乗り込んだタクシーを偶然会った元カノの尾上礼香（ダレノガレ明美）の車で尾行するものの、信の部屋のインターホンを押す直前で我に返り思いとどまる。光へ見せる普段の柔和な表情から嫉妬に狂った瞬間に豹変する目つきなど、三浦の演技にも「翔平くんの狂ってる目癖になる」「顔がこわい！！」など注目が集まっていた。


次週、第4話（10日放送）の予告では、光、康太、信、蘭のWデート旅行、さらに崖から光を突き落とそうと蘭が脅すシーンなどがあり、止まらない復讐劇から目が離せない。（modelpress編集部）

情報：テレビ朝日