三浦翔平「ダメ恋」年下男子が当たり役 “最上くんロス”の声も
2016.03.08 07:00
現在放送中の女優の深田恭子主演ドラマ『ダメな私に恋してください』(TBS系/毎週火曜よる10時)で深田演じるアラサーダメ女・柴田ミチコに好意を寄せる同僚・最上大地を好演中の三浦翔平。2007年に「第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で「フォトジェニック賞」及び「理想の恋人賞」を受賞し、翌年ドラマ『ごくせん 第3シリーズ』(日本テレビ系)で俳優デビュー。それ以降、途切れなくテレビドラマに出演し、イケメンポジションを不動のものにしている三浦にとって、今回の“最上くん”役はまさに当たり役となった。
“最上くん旋風”止まらず
累計120万部を超えるベストセラー漫画が原作の同作は、職なし、金なし、彼氏なし、“肉”欲だけはあるというミチコと、元上司で今は喫茶店「ひまわり」でマスターをしているドSな黒沢(ディーン・フジオカ)コンビが贈るツンデレラブコメディ。最上は貢ぎ体質であるミチコを「尽くすタイプ」と絶賛し好意を寄せ、第3話で紳士的なデートシーンの後、直球に告白。第6話では真摯にプロポーズをし、その完璧な振る舞いは放送の度に話題を席巻。愛称の「最上くん」はほぼ毎回Twitterのトレンドワードにのぼり、自宅デートで最上が着用していたルームウェアやプロポーズリングも人気を集めるほどの影響力だ。
第7話ではミチコが黒沢への気持ちに気付き、最上が涙ながらに優しく受け止める切ないシーンが放送。完璧過ぎる対応で結婚詐欺師の疑いもかけられていた最上だが、最後まで優しい“神対応”を見せすっかり視聴者の心を虜に。第8話は出演シーンが少なかったため「最上ロスだ…」「最上くんロスで何も手に付かない」と嘆く声も多かった。
ジュノンボーイでフォトジェニック賞受賞
181cmの長身に整った顔立ちを武器に『タンブリング』(TBS系、2010年)、『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』(フジテレビ系、2011年)など数々の学園ドラマに出演。2011年には映画『THE LAST MESSAGE 海猿』(2010年公開)で見せた演技が評価され、「第34回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞した。
イメージを固定しない役柄で途切れなくドラマで活躍
近年はイメージを固定しない役柄でドラマを中心に活躍。『ショムニ2013』(フジテレビ系、2013年)では女性社員憧れの的のエリート社員、『明日、ママがいない』(日本テレビ系、2014年)では心に深い傷を抱え言葉を発しなくなった青年、『極悪がんぼ』(フジテレビ系、2014年)ではギャンブル好きのニートのクズ男となるなど短期間で役柄を一変し、名バイプレーヤーぶりを発揮している。最近では『ホテルコンシェルジュ』『エンジェル・ハート』(2015年)などで見せた危なっかしい主人公を見守る兄貴分的キャラクターも板につき、人によって大きく彼のイメージは異なるかもしれない。
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013年)では歌声を披露、バラエティ番組ではモノマネを見せるなど器用な一面と飾らないキャラクターも広く支持を集める理由だ。
“年下男子”の魅力発揮
イケメン俳優だけに恋愛物が多いと思いがちだが、直球の恋愛物への出演経験は意外と少ない。今回見せた“年下男子”役では、小動物のような持ち前の大きな瞳などその甘いルックスの魅力を存分に発揮。男らしさの中に繊細さも垣間見える演技で、これまでのファンだけでなく新しい女性視聴者の心も鷲掴みにした。同ドラマが、三浦の出世作として、今後のさらなる飛躍を後押しすることは間違いなさそうだ。(modelpress編集部)
8日放送第9話あらすじ
実家からの帰り道、ミチコは勢いあまって黒沢にプロポーズするが、あっさり断られ、逆に「お前とは絶対結婚しない」と宣言されてしまう。困ったミチコは晶(野波麻帆)に相談を持ちかける。しかし、そのアドバイスもミチコが実践するとダメダメ。黒沢はそんな彼女を見て自分が笑顔になっていることに気付く。数日後、ミチコはプロポーズの前に交際を申し込もうと決意。ミチコが話を切り出そうとした瞬間、黒沢の携帯に春子(ミムラ)から着信が。電話にでるやいなや、険しい表情になる黒沢。黒沢はすぐさま春子のもとへ向かうが…。
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