高畑充希、来春朝ドラヒロインに決定「“おやじヒロイン”にビビッときた」

現在放送中の土屋太鳳主演の「まれ」、波瑠主演の次回作「あさが来た」に続く第94作目となる「とと姉ちゃん」は、昭和の時代を生きる“父親代わりの長女”小橋常子（こはしつねこ）がヒロイン。生前の父が教えてくれた「当たり前の暮らしがいかに大切か」という教えを胸に、2人の妹と母を守って奮闘を繰り広げる姿を、自然豊かな繊維の町、静岡県・遠州を舞台に描いていく。

今回、オーディションにより2564人の中から選ばれた高畑は、決定の知らせを聞いた瞬間を「ポカンとした、ふわふわした感じでした」と振り返り、「スピード感溢れる物語になるのかなと思っているので、寝ぼけ眼で観て元気になってほしい。エネルギッシュに前だけ見て、進んでいけたら」と意気込み。同作では、亡くなった父親の代わりに家族を支えてたくましく生き抜く、中身が“おやじ”の“おやじヒロイン”を演じることとなるが「普段からおじさん臭いと言われることが多くて、“おやじヒロイン”って聞いたときにビビッときまして、親にも役作りはいらないねと言われました（笑）」とエピソードを明かし、笑いを誘った。

2度目の朝ドラ出演　歌唱力で話題の高畑、テーマ曲は歌う？

朝ドラ出演は、2013年後期に放送された杏主演の「ごちそうさん」以来2度目。「後ろからヒロインの背中を見ていた」と当時を思い返しながら、「ここからどんなことが起こるんだろうなって想像もつかないですけど、今はワクワクが大きい」と今後に胸を弾ませる場面も。また、歌唱力に定評があり、「ごちそうさん」でも抜群の歌声を披露したが「テーマ曲を歌う予定は？」という質問には、「素敵な方に歌ってほしいです。恥ずかしい…そんな大それたことはできないです」と恐縮した。

作品は、戦後100万部近い販売数で一世を風靡した生活総合誌「暮しの手帖」の大橋鎮子、花森安治ら創業者たちの軌跡をモチーフに、西田征史氏が脚本を担当。

なお、会見には落合将チーフ・プロデューサーも出席。「とと姉ちゃん」は、放送は2016年4月4日（月）～2016年10月1日（土）の全156回を予定。（modelpress編集部）