綾瀬はるか、松ケンからの激励に「甘えたい」　大河バトンタッチ会見

2012.12.20 13:05

俳優の松山ケンイチ、女優の綾瀬はるかが20日、東京・渋谷NHKにて大河ドラマ主演バトンタッチセレモニーを行った。

現在放送中の大河ドラマ「平清盛」で主人公・清盛を演じる松山ケンイチは、次作「八重の桜」で戊辰戦争の熾烈な戦場で銃を手に戦った“幕末のジャンヌダルク”こと新島八重を演じる綾瀬はるかに「日本一のキャスト、スタッグが周りにたくさんいるので、できるだけ甘えていいと思います。胸を借りながら一年間精一杯やってください」と激励。エールを受けた綾瀬はるかは「甘えられるところは甘えたい。視聴者の皆さんに楽しんでもらえるように頑張ります」と意欲を燃やした。

◆「緊張は役の幅を狭める」先輩からのアドバイス

恒例となっているドラマゆかりの地にちなんだ名産品交換では、松山が神戸の世界的なブランド牛「神戸ビーフ」を贈呈。綾瀬は福島県会津地方に伝わる「起き上がり小法師」を贈った。「昨日3時までかけて書きました」と自作イラストであることを明かした綾瀬だが、髪の毛を書き忘れるなどユニークな風貌になってしまったことに対し「すみません、こんなふうになっちゃって…」と恐縮した。

また、すでに撮影を終え「髪の毛が少し生えてきたので安心しました」と語った松山は「緊張しすぎると普段出来ている表現が出しづらくなる。自分で役の幅を狭めてしまったりするので、力まずにやっていってほしい」と綾瀬にアドバイスした。一方現在撮影まっただ中、役衣装の着物で登場した綾瀬は「リラックスして楽しめたらいいなと思います」と先輩からの進言に笑顔で答え「八重の誠実に生きる姿勢が少しでも勇気になれば」と意気込んだ。

「平清盛」は12月23日に最終回を放送。一方日本初の篤志看護婦として日清戦争・日露戦争に同行した新島八重の生涯を描いた愛と希望の物語「八重の桜」は2013年1月6日よる8時より、初回74分拡大版でスタートする。（モデルプレス）

■大河ドラマ「八重の桜」
放送：2013年1月6日スタート　総合・毎週日曜　20時～20時45分　※初回のみ74分拡大版
出演：綾瀬はるか、西島秀俊、長谷川博己、綾野剛、剛力彩芽、生瀬勝久、長谷川京子、小栗旬、稲森いずみ、奥田瑛二、貫地谷しほり、玉山鉄二、松重豊、風吹ジュン、西田敏行、オダギリジョー、水原希子、黒木メイサ　ほか

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