謎の集団「SHIBATA」の正体判明 山田孝之・鞘師里保ら「十一人の賊軍」キャスト10人＆白石和彌監督がアーティストデビュー

謎のアーティスト集団「SHIBATA」とは

「新しい学校のリーダーズ」など話題を集める音楽グループのサウンドプロデュースから、劇伴の楽曲提供まで幅広いジャンルを手掛ける松隈ケンタが完全プロデュースし、10月18日に松隈が作詞・作曲を手掛けたデビュー曲「品後論庇護呂（読み：ピンゴロンピゴロ）」で爆速デビューを果たした謎のアーティストグループ「SHIBATA」。同日にはMVの公開&楽曲配信が開始している。

デビューから正体が明かされず、本当に実在しているのかとまで憶測をよんでいた「SHIBATA」の正体が11月1日公開の映画『十一人の賊軍』に出演する山田孝之、尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、一ノ瀬颯、小柳亮太、本山力ら、まさかの劇中で凶悪な罪を犯しお縄になった罪人10人と白石和彌監督であったことが判明。侍殺し、火付けに、辻斬りとクレイジーな役どころを演じた奴らと監督が集結し、頭吹き飛ぶ爽快感ソングを引っさげて、アーティストデビューを果たした。

「十一人の賊軍」は「日本侠客伝」シリーズ（64年～）、「仁義なき戦い」シリーズ（73年～）などを手掛け、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットが、60年の時を経て映画化。明治維新の中で起きた“戊辰戦争”の最中、新発田（しばた）藩（現在の新潟県新発田市）で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り＝旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた罪⼈たちが「決死隊」として砦を守る任に就く物語。それにちなんでアーティスト名の「SHIBATA」は本作の舞台となった新発田藩からきている。ついに全貌が解禁された賊な奴ら「SHIBATA」からレコーディングのメイキング映像とMVメインキング映像が解禁となる。

また、デビュー曲「品後論庇護呂」のレコーディング風景を公開。映像には山田、尾上、鞘師、佐久本、千原、岡山、松浦、一ノ瀬、小柳、本山、白石ら、俳優・歌舞伎俳優・歌手・芸人に映画監督と、各界の豪華キャスト陣のレコーディング風景が収められている。和気あいあいとした雰囲気の中で、予想外の歌声を披露するメンバーや、初挑戦のレコーディングに臨むメンバーなど、普段見ることができない新たな一面を発見することができる映像になっている。

鞘師里保、MVにダンサーとして参加していた

さらに、10月18日に公開されたMVのメイキングが公開。今回公開されたMVメイキング映像で映画に「なつ」役で出演している鞘師が、MVのダンサーとして参加していたことが明かされた。テレビドラマ「推しを召し上がれ〜広報ガールのまろやかな日々〜」で地上波連ドラ初主演を飾り、舞台「らんぼうものめ」、ドラマ「めんつゆひとり飯2」でも主演を務め、「十一人の賊軍」で映画初出演を果たした鞘師。女優として才能を開花させる彼女だが、2011 年に「モーニング娘。」の9期メンバーとしてデビュー、2015年グループを卒業、その後17歳でダンスと語学を学ぶために単身ニューヨークへと留学、今年7月には1stアルバム「Symbolized」をリリースするなどアーティストとして目まぐるしい活躍を見せる。

そんな彼女が「SHIBATA」のMVに秘密裏に出演していた。メイキング映像では、真剣な表情で練習に挑む姿や、時に笑顔が溢れる場面が収められている。また、映像では語られていないが、今回のダンスはわずか30分で覚えたという（本人談）。MVの本番撮影では躍動感あふれるパフォーマンスをダンサーと披露し、楽曲の爆発的な勢いそのままのMVが出来上がる様子が映し出されている。（modelpress編集部）