優里・リトグリ・≠MEら出演「X’mas Countdown Party」初開催　HIKAKINが初イベントMC挑戦

「Xʼmas Countdown Party」初開催

初開催された同イベントは、音楽アーティストでは≠ME、SARUKANI、Little Glee Monster（リトグリ）、ハラミちゃん、優里が出演。「FRESH CAMPUS CONTEST2023」や「MISS CIRCLE CONTEST2023」などミスコンのグランプリ発表も行われた。クリスマス本番の1週間前に、イルミネーションで彩られた横浜の夜で“ちょっと早めのクリスマスパーティー”として来場者たちを熱狂させた。

イベントは18時過ぎにスタート。クリスマスの雰囲気満載のティザーが流れたあと、MCのHIKAKINと＠小豆がランウェイトップに登場。会場全体がイルミネーション演出で彩られ、HIKAKINは「めちゃくちゃイルミネーションみたい」と感動。HIKAKINと＠小豆はクリスマスカラーの赤を基調にした衣装を身に着けていたが、HIKAKINが「ユニットを組んだみたいですね」と言葉にするほど＠小豆との愛称はバッチリの様子。進行補佐のフリーアナウンサー・刈川くるみも加わり、刈川が「X’mas Countdown Party broadcasted by Amazon Ads」と告げ、3人で「スタートです！」と声を合わせて開幕を宣言した。

≠ME、トップバッターで登場

トップバッターとして登場したのはアイドルグループ・≠ME（ノットイコールミー／愛称「ノイミー」）。指原莉乃プロデュースで2019年に誕生したアイドルグループで結成4年目の今年、日本武道館公演を成功させた。個性豊かなメンバーたちと、王道の青春ソングから激しいダンスナンバーまでの楽曲のレパートリーの多さなどで女性ファンも多い。≠MEの1曲目は9月リリースの7thシングル『想わせぶりっこ』。恋に落ちてしまった女の子がお姫様へと変身するストーリーを歌い上げる“あまあまラブソング”で、メンバーが「ハッピークリスマス！行くよ！」と呼び掛けパフォーマンスをスタートさせた。冬のラブソング『はにかみショート』など合計8曲を披露した。

SARUKANI、HIKAKINとトーク

続いてステージにあがったのはビートボックスクルー兼音楽プロデューサー集団・SARUKANI。2019年に4人が出会うことで結成された。ダンスミュージックを主軸に楽曲をリリースし、普段はそれぞれが音楽クリエイターとしても様々なメディアや番組に楽曲提供をしている。

SARUKANIは『SHOCK FACE』、『SARUKANI WARS：Battle Mode』など3曲を披露。曲中で世界大会の『Grand Beatbox Battle 2023』の「クルー部門で優勝することができました！」と報告。「クリスマスはまだまだこれからです。今日のイベント最後まで盛り上がっていけますか？」と呼び掛け会場を盛り上げた。「今日は短い時間でしたがこのようなすばらしいイベントに呼んでいただいてありがとうございます」と感謝を伝えライブを終えた。

SARUKANIのパフォーマンスが終わると、HIKAKINらMC陣もステージに登場。『Grand Beatbox Battle 2023』で優勝したときの心境を尋ねられると、SARUKANIのメンバーたちは「自分たちがやってきて、積み重ねてきたことが間違っていなかったなと」、「本当に自信を持って世界一の看板を背負うことができます」、「これからががんばりどきだと思っているので慢心せずにがんばろうと思っています」などとコメント。会場から「おめでとう」の声があがると、「ありがとうございます。温かい！」と感動していた。

HIKAKINは『Grand Beatbox Battle 2023』を観戦したそうで、「『機械かな？』と思えるような化け物みたいなヨーロッパ勢をなぎ倒して勝っているのでマジですごいです。ダントツで優勝してたので文句なしの世界一です。僕もこんなに広い会場でこんなバキバキなビートボックスを聞いたのは初めてだったので、マジでかっこよかったです」と興奮気味に言葉に。

SARUKANIのメンバーたちは「HIKAKINさんは僕たちがビートボックスを始めたキッカケになった方で本当に偉大な方です。HIKAKINさんとこうやって同じステージに立てたことが光栄すぎて。本当にありがとうございます」と感謝。

SARUKANIの言葉を受け、HIKAKINもステージ上でビートボックスを披露。会場は大歓声に包まれ、SARUKANIは「みなさん最高でした。また、お会いしましょう」と会場に手を振った。

リトグリ、研ぎ澄ました歌声披露

数多くのアナウンサーやタレント、モデルを輩出している「FRESH CAMPUS CONTEST2023」のグランプリ表彰式を挟み、次の演目はLittle Glee Monsterのライブ。1曲目はクリスマスソングの『愛しさにリボンをかけて』。リトグリの6人はホワイトの衣装で登場し、研ぎ澄ました歌声を披露。雪の結晶が舞い降りるかのような照明の演出も合わさり、クリスマスの雰囲気が再び高まった。

『愛しさにリボンをかけて』が終わり、リトグリのメンバーたちが「みなさん楽しんでますか？」と聞くと会場は大歓声で答えた。メンバーたちも「いいですね！熱いお客さん！」とにっこり。「いいクリスマスになりそうです」、「最高のカウントダウンになる！」と声を弾ませた。

そして、「みなさんにプレゼントを贈ろうと思います」、「みなさんもいっしょに楽しんでいただけたらと思います」と告げ、『We Wish You a Merry Christmas』などをアカペラで披露。会場はリトグリの歌声に聞き入った。

ライブ後半では「ここからはタオルを持って、タオルがない人は拳を振り回して、今日一番の声をここにぶつけてください」と呼び掛け『SAY!!!』を熱唱。曲中でメンバーたちがランウェイに進み出て、タオルやペンライトを振る観客の間近で歌声を響かせた。

「今日は本当にありがとうございました。ラスト行きます！」と告げ、2018年にNHK紅白歌合戦に2年連続出場を果たしたヒット曲「世界はあなたに笑いかけている」でライブを終えた。

HIKAKIN、ミスコングランプリ発表の役目務める「緊張しますね」

Little Glee Monsterのライブの次は、全国の大学生を対象にした「MISS CIRCLE CONTEST2023」のグランプリ発表＆表彰式。「FRESH CAMPUS CONTEST2023」に続いて、グランプリの発表はHIKAKINが行った。HIKAKINは「緊張しますね」と声に出してから、グランプリ受賞者の名前を読みあげた。

HIKAKIN、ハラミちゃんのピアノ演奏に感動

アーティストライブの4番手はハラミちゃん。ピアニストでYouTuberのハラミちゃんは、音楽大学を卒業後、会社員を経て2019年にピアニストとしての活動をスタート。広瀬香美とストリートピアノで名曲『ロマンスの神様』を共演した動画などがバズり、2022年には女性ピアニストとしては15年ぶりとなる日本武道館公演「STREET PIANO in 日本武道館 ～ハラミちゃん947日目のキセキ～」を成功させた。ハラミちゃんは、ステージに設置されたピアノで『クリスマスメドレー』などを披露。観客はときに聞き入り、ときに手拍子を送ってハラミちゃんが奏でる音楽に聞き入った。

ハラミちゃんは「みなさん、メリークリスマス！」と会場に手を振り「アイドルさん、歌手の方、ビートボックスクルーの方など色んなジャンルの方のライブを生で観ることができて感動しています」と言葉に。ライブを終えると「ありがとうございました。メリークリスマス！」と声を弾ませた。HIKAKINは「ピアノって感動しますね」とうっとりとした様子を見せた。

優里がトリ飾る HIKAKIN＆＠小豆も感無量

そして、「X’mas Countdown Party」のトリを飾った優里は、『ピーターパン』でライブをスタート。観客は手を振りながら優里の歌声に聞き入った。『ピーターパン』を終えると、「今日は最後まで心を込めて歌います。まずはあいさつとして僕にとって大切な歌を歌いたいと思います」と告げ、『ドライフラワー』のパフォーマンスをスタート『ドライフラワー』が終わると「クリスマスということで『クリスマスイブ』という曲を歌いたいと思います」と言葉にし、グリーン、レッド、ブルー、イエローのクリスマスカラーで彩られるステージで『クリスマスイブ』を熱唱した。

4曲目となった『ベテルギウス』を終え優里が「次の曲で最後なんですが」と告げると、会場からは「ええ！」という声が。優里は笑いながら「本当ですか？嬉しいです」と声に出し、「最後の曲もここにいる1人ひとりに届くように精一杯歌います。みなさん受け止めてくれますか？」と呼び掛けて『ビリミリオン』をパフォーマンスした。合計5曲を歌い上げ、「みなさん今日はありがとうございました」と感謝しライブを終えた。

優里のライブが終わると、＠小豆は「すごかったです」と感無量の様子。HIKAKINも「初めて生で聴いたのですが、“口からCD音源”ってああいうことなんですね」といい、「『ビリミリオン』よかったわ」と感動していた。

HIKAKIN、初MC終えメッセージ

約3時間に渡って行われたイベントもいよいよ閉幕の時間に。HIKAKINは「お客さんがめちゃくちゃ温かくて僕も楽しかったです。めちゃくちゃ盛り上がってクリスマスが終わった感じもありますが、クリスマスはまだ先なので、みなさん、本当のクリスマスも楽しんでください」とメッセージを送った。（modelpress編集部）