NEWS、結成20周年迎え想い語る「全部俺らに任せて」 軌跡辿るライブでファン魅了<NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 NEWS EXPO>
2023.10.10 04:00
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NEWSが10月8日・9日に、20周年記念ツアー「NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 NEWS EXPO」の神奈川・横浜アリーナ公演を開催。1万5千人のファンを魅了した。【8日公演レポート】
小山慶一郎、NEWSの歴史に声を震わせる
9月に結成20周年を迎え、12月には3人体制で初となる東京ドーム公演を控える同グループ。「NEWS EXPO」の文字が掲げられた会場にNEWSの3人が現れると大きな歓声があがりライブがスタート。会場を埋め尽くすペ ンライトの光を見つめパワフルな歌声を響かせる3人に花火や火柱もあがり、会場が一気に華やいだ。その勢いのまま『A Real Man』などパワフルソングが続き、曲間ではすでにメンバーの荒い息遣いが聞こえる中、追い打ちをかけるような『weeeek』 が。「全員飛ぶぞー!」(小山慶一郎)、「横アリただいまー!」(加藤シゲアキ)の掛け声や、両手をあげて大きく回しあおる増田貴久、ファンに負けるもんかと3人自身も肩を組んでジャンプをして、開始20分もしないうちにメンバーもファンもすでに汗だく状態。いい感じにエンジンがかかり、気持ちよく幕を開けた。
スクリーンにNEWSの20年間の軌跡が映し出され、若かりしころの3人の写真に時折感嘆の声がもれる中、真っ白な衣装に着替えた3人が歌い始めたのはデビュー曲『NEWS ニッポン』。心なしか表情とダンスにフレッシュさが感じられた。スクリーンには昔と今の姿が一緒に映し出され、時を超えたコラボを楽しめる仕様に。曲の最後には小山がファンに向かって「20周年おめでとう!」と言うと、ファンからもまた「おめでとう!」と返ってくる、“おめでとうコール&レスポンス”もあった。
そこからファンに人気の高い歴代ヒット曲がメドレーで披露され、イントロだけで歓声があがった『さくらガール』では増田が自分の手にペンで落書きをするほっこりな瞬間も。『SmileMaker』では、「笑え 苦しい時こそ〜」の歌詞をファン1人1人に届けるようにしっかりと力強く歌っていたのが印象的だった。曲終わりの一瞬の静寂からしっとりと始まった『NEW STORY』は NEWSの歴史を表しているような歌詞で、小山がソロパートで泣きそうになり声を震わせる一幕もありつつ、サビはファンの大合唱となった。
NEWS、東京ドーム公演に胸高鳴る
MCでは「僕たちNEWS、20周年を迎えることができました!」と改めて報告。そして今回のツアー衣装は、いつもの増田のデザインのほかに、文化服装学院の学生チームに依頼して作られたものがあるとのこと。NEWSの20周年にちなみ「自分たちの成人式をイメージしているから着物のようなデザインになっている」と学生たちの想いを嬉しそうに説明するメンバー。さらに12月20日・21日に行われる東京ドーム公演についてのトークも。「今まで出してきたシングルを全部やろうという」(増田)、「もちろんシングルだけじゃなくていろんな曲をちりばめます」(小山)、「できる!?40曲あるんだよ。究極1フレーズなんてことも。それでやったら逆に30分で終わっちゃう(笑)」(加藤)と冗談を交えつつ、「絶対に来てください。来てくれなかったら泣きます」という増田に 「(みんなが)来なくてもまっすーは泣くよ」と小山がツッコむと「でもさ、来て泣かせたくない?まっすーのこと」と増田自らが締め、3人のドーム公演への胸の高鳴りが伝わってきたトークとなった。後半に入り披露されたアルバムの表題曲『Different Lives』では、加藤が脚本を手掛けたアルバムの特典ショートムービーがスクリーンに流れる。“別の道を選んでいた3人”の映像の前で、“NEWSであることを選んだ3人”が歌う声は頼もしさが感じられ た。『チューイングガム』では会場全体がポップなかわいらしい空間に変身。お尻をふりふりしたり、ちょこちょこ動く姿もかわいい3人。 小山と加藤によるMCを挟み、和やかになった空気が増田主演ドラマの主題歌『ギフテッド』で一転。目が覚めるような鮮やかな蛍光ピンクのジャケットにサングラス(小山と加藤)と、激しいダンスで会場を魅了する。
その流れでロックナンバーの『JUMP AROUND』『Tick-Tock』などハードに攻めまくりファンも縦ノリに。3人が再びトロッコに乗りこむと、『チャンカパーナ』など一緒にノレる人気曲メドレー。トロッコから身を乗り出したり、しゃがみこんだりしながら、丁寧にファンに手を振ったり指ハートを作ったりしながら外周を回り「ありがとう」を伝えていくメンバー。続いてはメンバーとファンの総称“チーム NEWS”のための歌であり、みんなで歌ってこそ完成する『We are Team NEWS』が。増田の「NEWSは20周年でチームが出来たよー!」との叫びと軽快なダンスのメンバーに、ファンも負けないほどのノリで体を動かしながらコール&レスポンスをして、会場が一体になって楽しんでいた。
NEWS、結成20周年迎え想い語る
メンバーからの挨拶ではそれぞれ20周年への想いが語られた。「みんなに支えられて僕ら3人で20年、NEWSを守ってここに来ることができました。信じてついてきてくれたこと、本当にありがとうございます。NEWSって何に強いか知ってる?逆境。何回も乗り越えてきました。でもそこには俺らだけじゃなくみんなもいた。全部俺らに任せて。NEWS楽しもう」(小山)、「このコンサートで何が伝えたいんだろうと考えた時に、たくさんの感謝がある中で、20年前に3人が出会って、20年後も同 じところを見て、ただ好きなことを続けてきただけだなと。この3人で良かったということが伝わればいいなと思いました。その中でファンの方やスタッフさんと“チームNEWS”、チームになれたことをみんなでお祝いできる時間になったらいいなと思っています」(増田)、 「本当に今日はありがとうございました。20周年、ここまでやってこれたこと本当にみなさんのおかげです。みなさんのおかげで僕の存在があるってこと。僕はあなたたちに愛してると伝えたいです」(加藤)と、頼もしさと笑いを織り交ぜた挨拶が終わると、全員で「NEWS」コールをして、いまやNEWSの代表曲の1曲でもある『U R not alone』が始まった。最初のコーラスから合唱が始まり、サビではマイクを使ったメンバーの声にも負けないほどのファンの大きな歌声が響き、“チームNEWS”でパワフルに歌い上げた。ステージに響く3人の力強い歌声はまるで舞台の大団円シーンを見るかのような心地よさと気持ちよさがあり、全部を通して1つの物語を見ているかのような感覚にさせるライブとなった。(modelpress編集部)
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