アンジュルム卒業発表の竹内朱莉、今後の活動・卒業時期に言及 “どん底期”スマイレージ時代も回顧
2023.03.14 19:30
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アンジュルム(竹内朱莉、川村文乃、佐々木莉佳子、上國料萌衣、伊勢鈴蘭、橋迫鈴、川名凜、為永幸音、松本わかな、平山遊季)が3月14日、都内で開催されたNEWアルバム「BIG LOVE」(3月22日リリース)発売記念イベントに出席。2022年12月20日に卒業を発表した竹内が今後の活動やグループへの思いを語った。
アンジュルム、4年ぶりのアルバム発売に意気込み
4年ぶりのアルバムについて竹内は「今回は私がリーダーになってから発売したシングルが全部入っていまして。あとは新しく収録された楽曲もたくさん入っていますし、本当にアンジュルムの、今のアンジュルムの魅力がたくさん詰まった1枚になってるので、ぜひたくさんの方に聴いていただきたいなと思います」とアピール。上國料は「アンジュルムの楽曲は『愛』っていう文字がつくタイトルが多かったり曲が多かったりするので、そのいっぱいの愛を、『ビッグラブ』を感じていただけたらなと思います」と笑みを浮かべた。
正師範として書道の個展も開催する竹内は、ジャケット写真に採用され個展でも展示する自身がしたためた「愛」の1文字を披露。「『愛』っていう漢字は、個人的にすごい好きな字でもあったので、所々で書かせていただく機会は多かったんです」と回想した。
続けて「今回ジャケ写になるってことだったので、今のアンジュルムの、私が思うアンジュルム愛が伝わったらいいなという風にも思いましたし、あとはちょっと今のアンジュ(アンジュルム)のかっこよさっていうのも出したかったので、そういうのをイメージしながら、結構いい出来なものができました」と満足げ。
「いつもは私、『愛』の最後のはらいの部分を、しゃしゃって上に持って行くことが多かったんですけど、昔だったら多分上にはらっていたと思うんですけど、今のアンジュだったら、もうちょっとカッチリしたかっこよさっていうのがプラスされたので。それをイメージしたいなって思って、ちょっと今回は長めに止めるっていう方にさせていただきました」とこだわりを紹介。「最後の一角のところは今のアンジュを一番イメージして、こっちの方がハマるなと思ってそうさせていただきました」と笑顔を見せた。
竹内朱莉、卒業後について言及
また、自身の卒業に関しては「春ツアーをもって卒業させていただくんですけども、卒業後は、ジャケットにもなりましたけども、書道の道で頑張っていこうという風に思っていまして。本当に書道の道に進みたいと思ったのも、アンジュルムでずっと書道をやっていたから」と発言。「アンジュでお仕事で書道をやらせていただく機会がいつの間にかすごく増えてて。そこで自分自身もどんどんどんどん『あ、書道でこんなに人に褒められるんだ。自分は』っていう風に自信にも繋がったので。そこで今後は1人でやっていきたいなという風に思いましたし、世界に向けて書道の文化っていうのをどんどん広められたらいいなっていう風に思います」とも語った。
自身の個展に向けては「自分がまさか本当にできるとは思っていなかったですし、個展をやりたいっていうのも、このグループに入ってからできた夢だったので、ずっとやりたいと思ってたけど、『まあ遠い未来の話なんだろうな』って正直心のどこかでは思っていたんですけど、それが現役中にできる、卒業前にできるっていうことは本当に嬉しく思います」と喜びのコメント。
また「個展に向けて、書き下ろした字が50点以上あるので。我ながら結構いい字が書けたなって思うので(笑)。ぜひ今の私にできる全力を見ていただけたら嬉しいなっていう風に思います」と続けた。
さらに竹内は、若い世代にも個展を訪れてほしいと呼びかけ「『あれ?これってもしや?』みたいな。そういう深読みしたら皆さんも分かるような作品とかもちょっと頑張ってたくさん作ったので。来た方のお楽しみっていう形にはなるんですけど、もう本当にどなたが見ても楽しめる作品をたくさん作ったので、ぜひ楽しみにしていただきたいなと思います」と伝えた。
その後、アルバムのタイトルにかけて自分が大きく愛しているものを聞かれた上國料は「アンジュルムです!絶対に最初に言いたかった(笑)!私はアンジュルムを大きく愛していますので、伝わってほしいなと思います!」と笑顔。
書道家としての竹内とどんなコラボをしたいか聞かれると、川村は「ステージセット。今回ジャケットに、愛を床に貼って私たちはポーズを決めているっていうジャケットもあるんですけど、竹内さんの書道があるステージセット。そこでライブしたいです!竹内さんの書で囲まれた空間でライブがしてみたいです」と提案し、メンバーは声をそろえて「やりたい!」と頷いていた。
これに笑顔を見せた竹内は「それは事務所の人と相談して。いつかやりたいなって思うんですけど、私は個人的に川村文乃ちゃんがマグロの解体ショーをやる時のあの後ろの横断幕」と大漁旗を書きたい様子を見せ、川村は「お願いします!」と返答。竹内は「会社に送る!それいつかやりたいなと思います」と話していた。
グループ卒業後は芸能活動よりも書道家としての活動が主になるのかという問いに、竹内は「オファーがあれば、ぜひ何でもやらせていただきたいなって思いますね。オファーがなければ出番は少なくなるとは思うんですけども(笑)。来ていただけたら『私は出ません』っていう風にはならないと思います」とニーズに応えていくことに前向きな姿勢を示し「やれることは何でもやっていきたいなっていう気持ちです。オファーをお待ちしております。こちらまで。一気になくなるので、お仕事ください!」と笑顔で呼びかけていた。
一方、開催中のWBCに話題が移ると、竹内は「観てますよ~。本当に強すぎますね。日本は。びっくりした」と侍ジャパンを称賛し、ラーズ・ヌートバー選手が行うことで知られるペッパーミルパフォーマンスにも言及。「町からこれが消えてるっていうニュースを観て、本当なのかな?って思って。昨日お店に行ったら本当になかったんですよ!すごいなあと思って」と町からペッパーミルが消えたことを確認したと報告。
続けて竹内は「ヒットを打つたびに『うわー!』『ナイスナイス!』って応援してるのが本当に楽しいですし、ニュースを観ててもすごい。夜中からグッズに並んでいる方がいらっしゃったりとか。ドームとかも満席ですし。『私も一度は観てみたかったな、生で』と思いますけど、もちろん行けないので。テレビの前で次からも応援したいなと思ってます」とエールを送った。
同じ苗字の佐々木朗希選手について、佐々木は「地元がめちゃくちゃ近くて。しかも同い年で、佐々木朗希選手もS・Rで一緒なんですよ。佐々木莉佳子って。ちょっと共通点多いな。個人的にちょっと共通点が多いなって思ってます。勝手に(笑)。なので画面の前でとても応援させていただいて」と笑顔。
「すごく刺激をたくさん受けますし。やっていることは違えど、やっぱり同世代ってとても自分も頑張らなきゃっていう風に奮い立たせてくれる方なので、見ててやっぱりかっこいいなと思います」とも話していた。
竹内朱莉、スマイレージ時代に思い馳せる
スマイレージ時代も含めて、これまでの歩みに対する思いを聞かれた竹内は「自分が何を残せたか正直わからないんですけど。でもやっぱり思い出に残ってることは本当にたくさんありますし。スマイレージの時は、それこそ囲み取材をさせていただいても、集まらなかったので、人が。なので本当に今でも覚えているのは、(メンバーが)6人いたのに、囲み取材ありますって3人しか記者の方がいなかったっていう。逆囲み取材みたいになっていたことをすごい覚えてます(笑)」と述懐。「だからこそ、今本当にこんなにたくさん取材していただけて本当に嬉しいなと思いますし。自分たちでは『どん底期』って言っていたんですけど、どん底時代があったからこそ、今のアンジュの活力というか、ちょっと勢いのあるパフォーマンスができているっていうのは、もちろんその時があったからこそだと思います」と語った。
さらに竹内は「昔、私自身はこういう時とかも本当にとにかくずっとふざけていたので。『とにかく一面に載ってやろう!』みたいな。『なにか見出しに自分が言ったことを使ってもらおう!』みたいなことしか考えてなくて。もちろん炎上したこともありますし、意味わかんないことばっかやってたこともありますし。だから、そういうのは今後誰かに引き継いでもらって。炎上しても、とりあえず謝ればどうにかなるから、迷わず行け!っていうのは、今後引き継いでもらいたいなっていう風に思いますね」と発言。
卒業時期が未定であることを踏まえ、アンジュルムがトップバッターを務める「Japan Jam」への出演をするのか問われた竹内は「実はそこはまだいるんです(笑)」と明かし「最後のフェスになるとは思うんですけども。トップバッターは本当に初めてですし。今だから全然言えますけど、私たち『ロッキンジャパン』に何年も出させていただいていて。本当に最初に出させていただいた時は、たぶんあんまり良くなくて。『もう次はないよ』って会社の方から言われてたので(笑)」と告白。
「そこから『やばい!』と思って。『もう毎回毎回最後の気持ちで頑張ろう!』っていう風に自分たちに言い聞かせながらやっていて。そうしたら、今回本当にこんなに大きいステージでトップバッターをやらせていただくっていうことで。結構プレッシャーもありますし、自分たちが最初で人もちゃんと来てくださるのかなっていう心配はちょこっとあるんですけども、いつものアンジュルムのエネルギーが出せたら、アンジュルムのことを知らない方でも楽しんでいただけると思うので。そこは自信を持って頑張っていきたいなと思います」と意気込みを語っていた。(modelpress編集部)
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