手越祐也、X’masファンクラブイベントで「みんなで幸せになりたい」サプライズゲストも登場<イベントレポ>
2021.12.28 15:00
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12月22日に1stソロアルバム「NEW FRONTIER」をリリースしたばかりの手越祐也が、ファンクラブ会員と聖なる日をともに過ごすX’mas Talk & Acoustic Mini Live「Snow White」を25日、Billboard Live TOKYOにて開催した。ファンクラブのサイトでもVRモードでライブ配信された2部の模様をレポートする。
手越祐也、X’masにファンと対面
イルミネーションで美しく彩られた街並みを抜け会場に足を踏み入れると、華やかにドレスアップしたファンがライブ前のひとときを思い思いに楽しんでいる姿が目に入る。その多くの手にあったのは、可愛らしく盛り付けられたピンク色のデザートカクテル「Snow White」。デザインや味の方向性など、すべてを手越自身が考え用意した、この日限りのスペシャルドリンクだ。ファンとともに過ごすクリスマスを大切にしている手越らしい、細やかな心遣いが見てとれる。アコースティックバンドによる「ジングル・ベル」の演奏が始まると、手越が登場。デザートカクテルを思わせる赤のインナーにピンクのスカジャン、白いパンツをまとい、客席を通り抜けながらステージへと上がっていく。思わぬ登場の仕方に驚くファンを楽しげに見渡したのち、ピアノにあわせて「ONE LIFE」を歌い出した。
11月24日にリリースした5thシングル「ONE LIFE」は、心に染み入るような歌詞とメロディーが印象的なバラードだ。松本俊明が作曲を手がけ、「NEW FRONTIER」にも収録されているこの曲を生で聞ける日を楽しみにしていたファンも多いだろう。一語一句丁寧に、ファンの一人ひとりを見つめながら歌う手越は、あっという間に会場を魅了していく。
手越祐也、ファンに“リクエスト曲”をプレゼント
次に歌うのは“リクエスト曲”。手越が「これを歌いたい」と用意したクリスマス曲のリストのなかから、会場のファン1名が曲を選ぶというルール。手越がくじを引いて曲を選ぶファンを決め、それ以外は「曲が始まるまで、何が歌われるのかわからない」という楽しい試みだ。そうして選ばれたのは、桑田佳祐の「白い恋人達」。「心を込めて歌います」の言葉通りしっとりと、かつ情熱的に冬の名曲を歌い上げた。ミニライブがひと息ついたところで、全員でドリンクを掲げて「乾杯!」。声を出せない現況が悔しまれるが、それでも「自分たちにいまできる精一杯で楽しもう」という手越の思いでひとつになった会場は、あたたかい空気に包まれる。
サプライズゲストも登場
手越が用意したサプライズはさらに続く。アカペラシーンの次世代アーティストとして注目を集めるNagie Lane(ナギーレーン)が登場し、手越とともにB'z「いつかのメリークリスマス」をアカペラで披露することに。声と音が奏でる上質なシンフォニーに客席からは大きな拍手が送られ、「いやー、最高!」、「めちゃくちゃ気持ちいい!」とステージ上の7人も笑顔でお互いを称え合った。やまだひさしがMCをつとめるトークタイムでは、2021年の振り返りや印象深かったこと、ソロ活動を支えるファンやスタッフへの感謝、1月に控える全国ツアー「手越祐也 LIVE TOUR 2022 NEW FRONTIER」への思いについて語るほか、ファンから集めた質問に答える一幕も。「ファンとやりたいイベントは?」の問いに「自分の見てきた景色をみんなにも見せたいから、いつか海外でライブをしたい。そこにみんなを連れて行きたい」と力強く夢を語る姿が印象的だ。
イベントはいよいよ終盤へ。ここで再び“リクエスト曲”をファンが選び、BoAの「メリクリ」を歌うことに。「冬になるといつも聞いている」というこの曲を人前で歌うのは初めてだそう。聞く者の心に直接語りかけるように優しく紡がれる歌声は、まるで自分のためだけに歌われているかのような、贅沢なひとときをもたらした。
手越祐也、ファンへの感謝も
ラストはイベントのタイトルでもあり、「NEW FRONTIER」にも収録されているクリスマスソング「Snow White」。鈴の音とともに軽快なイントロが始まると、ステージ後方の幕がひらき、ライトアップされた街並みが目に飛び込んでくる。手拍子で思いを伝えるファンと、耳を傾けるジェスチャーを返す手越。きっと彼にはファンの心の声が聞こえているのだろう。「独立してから音楽活動を本格始動するまでの1年間、ファンのみんなを待たせてしまって申し訳なかったけれど、中途半端に始めるようなことはしたくなかった。そんな自分を信じて待ってくれていたみんなに感謝しているし、これからもどんどん仲間を増やしていって、みんなで幸せになりたい」この日幾度も彼の口から語られた思いは、配信で見ていたファンも含め、一人ひとりの心に深く刻まれたことだろう。(modelpress編集部)
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