Lead、メンバー卒業後初ライブ「不安で仕方なかった」

2013.05.02 12:59 views

3人組ダンスボーカルユニットLeadが4月28日、都内にてミニライブ「Lead 第2章～導に光を～」を開催。3月に元リーダー・中土居宏宜が卒業した後、初のステージとなった。

ライブ開始前、「どれだけの人が来てくれるのか。3人で歩き出すLeadを受け入れてもらえるのか。不安で仕方なかった」と話すLeadの3人。そんなメンバーの不安をよそに、ライブ会場にはLead第2章のはじまりを見届けようと約4000人のファンが集結。鍵本輝、谷内伸也、古屋敬多の3人がステージに登場すると、会場からは大歓声が響き渡った。

ライブのスタートは、この日初披露となったGOING UNDER GROUNDの代表曲「トワイライト」のカバーを熱唱。以前からメンバーがよく聞いていた楽曲で歌詞が今のLeadの心情と重なる部分があったため、今回のカバーが決定した。生のバンドサウンドでのダンスパフォーマンスは、Leadの新しい一面を覗かせた。

MCでは、「こんにちは！Leadです！」と元気に挨拶すると、「僕たちLeadは先月まで4人だったんですけど、3月に一人、元気なおじさんが卒業してしまいましてね…」と古屋が冗談交じりに中土居の卒業を語り、ファンを和ませた。その後、ポジティブ全開の新曲「Upturn」を熱唱。4人の絆、3人の決意、3月に卒業した中土居へのエール、ファンへのメッセージなど、伝えたいあらゆる思いが歌詞とサウンドに詰め込まれたメッセージソング。この曲に涙を流すファンの姿も。3人でも大丈夫という安心感を与えるような力強いパフォーマンスは、ファンの心に届いていた。

最後には、ライブの定番曲となった「COLOR」を披露。4人で歌い続けてきたこの曲の歌い分けはそのままに、3月に卒業した中土居のパートではメンバー3人が一斉にマイクを客席に向け、ファンがそれに応え大合唱。会場中が一つになった瞬間だった。

ライブ終了後、「3人ともステージに上がった瞬間、ファンで埋め尽くされた景色に鳥肌が立ち、涙が溢れる寸前でした。一生忘れない光景がまた1つ増えました。第2章のスタートは再スタートではなく、Leadがこれまで4人で歩んできた11年の続きを、これからは3人で歩き続けるだけなんです」と、興奮冷めやらぬメンバーが、オフィシャルブログでファンにメッセージを送った。

同ライブは、4月27日～29日まで行われたイベント「からだFES～じぶんのからだ、知るって楽しい～」内にて実施した。（モデルプレス）