【AKB48柏木由紀卒コン】恋愛解禁で「一応募集中」 卒コン集結のOG15人には自ら連絡
2024.03.16 22:58
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3月16日、神奈川県ぴあアリーナMMにて「AKB48 春コンサート2024 in ぴあアリーナMM」が開幕。「柏木由紀卒業コンサート 〜17年間、歩いて来たこの道〜supported by イモトのWiFi」が実施され、17年間AKB48を牽引してきたメンバー最年長の3期生・柏木由紀の集大成となる卒業コンサートが行われた。公演後に行われた囲み取材で卒業後について言及した。
柏木由紀、サプライズゲストのOGには自ら連絡
コンサートを終え、「すごく大事なコンサートで17年間という一番長い期間いたので、終わって一安心でものすごく楽しいコンサートになりました」と心境を吐露。今回、セットリストや演出もすべて自分で考えたといい、「見せたいものよりもファンの方が求めているもの、柏木由紀の17年間がしっかり伝わるように」と込めた想いを説明した。
豪華なOGメンバーがサプライズゲストとして15人ステージに駆けつけたが、同期も先輩も1人ずつに自ら連絡。特に高橋みなみからは「卒業発表した瞬間に『いつでも行くよ、なんでもやるよ!』と言ってくれました」と連絡が来たことを報告。ビデオメッセージを寄せた前田敦子も「前田さんから『協力できることないかな』と声かけて下さって、本当に嬉しかった」と協力してくれたそう。
コンサートで一番ぐっときたポイントは「RIVER」での高橋とのWセンターの歌い出しだといい、「あの時は本当に後ろの端っこでたかみなさんの背中を追いかけるのに必死だったのに、17年間経ってたかみなさんが『一緒に歌おうよ』って言ってくれて、こうやって2人でAKBの先頭に立って『RIVER』を歌ったってのが私は本当に感慨深かったです」とOGメンバーとのステージをしみじみと振り返った。
アイドルを目指すきっかけになった元モーニング娘。の石川梨華からのビデオメッセージも「アイドルの夢のきっかけになった石川梨華さんにコメントを頂けたのがこれ以上の幸せがないというくらい嬉しいですし、小学生のときの自分に言ったらびっくりすると思います」と感無量だった。
スピーチ後に歌唱した卒業ソング「最後の最後まで」の歌唱時に涙ぐんでいたことを指摘されると、「泣いてはない、危なかったんですよ」と告白。「羨ましいなとは思わず自分の花が咲く日を待った」という2番の歌詞について「『あの子のあれが良いな』とか『センターなんでできないんだろう』とか蓋をしてたけどそういえば私実は思ってたことがすごく歌詞に表れていて、それを思うとちょっとやばいと思って。でもあそこまで全編通して泣かずに来れてたので、ちょっとぐっと耐えようと思って頑張りました」と共感して泣きそうになったと明かした。
柏木由紀、恋愛解禁で「一応募集中」
また、卒業後はアイドル業からも卒業するか問われると、「どうしよっかなあ~」と悩んだ柏木。スピーチで話したようにファンの前ではアイドルでいたいといい、「私のことを応援してくれてるファンの皆さんの前ではアイドル活動を続けていきたいなっていう気持ちがあるので臨機応変にアイドルやったりバラエティ頑張ったりYouTube頑張ったりいろんな一面を見せていけたらなって。でも歌うことは続けていきたいなとは思っています」と意思を表明。今後についても明確には決めていないようで「17年間あんまり先の目標を良くも悪くも立てずに来て、過去を振り返らずにここまでもうとにかく走り抜けてきたので、変わらず『これは絶対したい』とか『これは絶対しない』って決めずに、走り続ける人生でいたいなとは思います」と続けた。
定番の“恋愛解禁”の質問には「結婚できたらいいですけど、近くにいる人は誰も『できないんじゃないか』と言う」と周りからは結婚できないと言われていると告白し、「ここから頑張りたい気持ちはあるんですけど一応募集中ということで書いといて下さい(笑)」と笑顔で記者にアピール。結婚自体にはこだわらないといい、「同期とか近くのメンバーが結婚したり子供を産んだりしてるので良いなと思いつつも、自分の幸せを自分なりにこれからを見つけていきたいなと思います」「本当に結婚したいと思う人が現れたらそれで結婚できたら嬉しいし、できなくてもずっとアイドルやっとけばいっかって感じなので今のところ決めてはない」と結婚観を明かしていた。
そして、柏木にとってアイドルとはと聞かれると、「人生のすべてというか天職、アイドルをやること以外に見つけられなかったからこそこんなに長くいましたし、AKBに入れたのが私の運命だったのかなと思います。AKBのことも大好きですし、これからももっともっとAKBが長く愛されるグループとして続いていって欲しい」とまっすぐに回答した。
柏木由紀、秋元康の支えになった言葉
秋元康総合プロデューサーからは「ここまで頑張ったんだから柏木の人生を応援します」と卒業を報告した際に言葉を貰ったといい、「秋元さんが10年以上前に『柏木は歌を続けていた方がいいよ』と言って下さったのが私の支えになっていて。 アイドルだけど歌を一生懸命頑張りたいって思ったのは、秋元その言葉がきっかけなので、その言葉を大切にこれからも歌を歌っていきたいなって思います」と感謝した。これから後輩に望むこととして、「ここからは本当に私が卒業して13期生から19期生のAKB48になるので過去の今までのAKBの形にとらわれずに、今のメンバーが作っていきたい新しいAKBをどんどん作っていって、外から見た時に『あ、まだもうちょっとAKBいたかったかもな』って思うぐらいキラキラ輝いてるグループでいてほしいなと思います」とエールを送った。
柏木由紀、2006年に3期生としてAKB48加入
現在32歳の柏木は1991年7月15日生まれ、鹿児島県出身。愛称はゆきりん。2006年第3期、AKB48オーディションに合格。派生ユニット「フレンチ・キス」としても活躍したほか、2013年にはソロデビュー。「30歳までAKB48を卒業しない」を宣言し、AKB48史上初の30歳以上のメンバーとして歴史に名を刻んだ。2023年5月13日、48グループに在籍する現役メンバーで初めて在籍日数が6,000日目に到達した。2023年10月に日本武道館で行われた『MXまつり AKB48 62ndシングル「アイドルなんかじゃなかったら」発売記念コンサート』で卒業を発表。13日にリリースした63rdシングル「カラコンウインク」が柏木の初単独センター曲にして卒業シングルとなる。活動は4月いっぱいで4月30日に秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行う。(modelpress編集部)
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