KinKi Kids(堂本剛、堂本光一)(C)NHK

【KinKi Kids紅白/会見全文】6年ぶり2度目の出場「ジャニーズでも異例」 堂本光一は堂本剛の“にんじんコスプレ”気に入る

2022.12.28 20:57

KinKi Kids堂本剛堂本光一)が28日、東京・渋谷のNHKにて「第73回NHK紅白歌合戦」の音合わせ・リハーサルを行い、報道陣の取材に応じた。以下、会見のコメント全文。

  

KinKi Kids「ジャニーズでも異例」6年ぶり2度目の紅白出場

― では改めまして、KinKi Kidsのお2人ですよろしくお願いいたします。早速ですが、今回の25周年メドレー披露いただく、紅白歌合戦の見どころと意気込みをお一言ずついただけますでしょうか。

光一:そうですね、KinKi Kidsとしましては、紅白歌合戦というのは、デビュー前に先輩のバックで旗を振ったりしたところから始まって、デビューしてからも、オープニングで「フラワー」でね、オープニングで飛ぶ車に乗って登場したという記憶がありますけど。

そのあと初出場という形で5年前、6年前ですかね?やらせていただいて、で、また今年こうやってやらせていただける。これはジャニーズ事務所、ジャニーズの中でも結構異例な形での出演かなと思うんですよね。そういった意味でも、25周年ということで、その感謝の思いというものを、この紅白というステージに乗せて、お茶の間の皆様にも、各スタッフの皆様にも、各方面へ感謝の気持ちを伝えなきゃいけないな、という風に感じております。

剛:はい、全く同じですけれども、本当にね、見事に同じことだなと思いました。本当にNHKの皆さんが2人の姿ということに、非常に思いを寄せていただいて、後輩くんたちが後ろで一緒に踊ってくれるとか、そういうことではなくてですね、本当にたった2人だけの世界というものを今回、皆さんに見ていただくということなんですけれども。

今までも本当に様々な場所で25周年についてだったり、これまでのことについてだったり、様々なインタビューを受けてきている中で、「この25年の中で財産みたいなものはありますか?」とか、そういうような質問を先日いただいたんですけど、やっぱりこのジャニーズの歴史を考えても、「2人」っていうことなんじゃないでしょうか、という風にお答えしたんですが、やっぱり2人であること、その延長線上に、当たり前ですけれども、様々なことが必要ともなってきますし、また乗り越えたりとか、なんかこう本当にこの2人であるということの中に、僕たちは、様々な成長ができたと思うんですけれども、この2人であるというこの姿を通してですね、見ていただく皆さんに関わってくださる皆さんにもね、何かこう、それこそ愛と平和、このエナジーをですね、全身全霊でパフォーマンスに投影させていただこうかなという風に思ってます。

― 今年は1年、本当に25周年ということで忙しい1年だったと思うのですが、その25周年の年の最後の日が、カウントダウンもありますが、その前に紅白で締めるという、一般の方の前で締めるという形になりますが、どんな1年でしたか?

光一:活動としては、25年以上なんですよね。そういった意味では、デビュー前からお世話になっていたスタッフの方にお久しぶりにお会いできたり、ライブをやっても、デビュー前から応援してくださっている方がすごく多くいらっしゃることだったり、いろんなそういうことを再認識して、本当に多くの方に支えていただいてるんだなっていうのを感じられた年で、その感謝の思いというものを、伝えきれてるのかなって、伝えきれてないよなっていう思いの方が実は強くて。

― そうですか。

光一:だからそんな思いを、今後もその感謝の思いをたくさん乗せてやらせていただかないといけないんだなっていう思いが、さらに強くなったような、そんな気持ちでいます。

剛:やっぱりコロナ禍というところが非常に大きく影響した25周年でもあると思います。そんな中でもイベントを成功させることができたのも、やっぱりスタッフの皆さんもそうですけれども、ご来場くださるファンの方々のその場で過ごしていただくマナーであったりとか思いだったりとか、本当にそういったものがなければですね、こんなに感謝の思いが溢れる1年には本当にならなかったと思うんです。

今回紅白もこの「LOVE & PEACE」というテーマがありますけれど、本当に愛に溢れていて、平和が漂う。そういう空間がたくさんたくさん作れたっていうのは、本当にこの25周年に対しての思いを寄せてくださった全ての皆さんの思いのおかげだと思っているんですね。そんな中ですごく僕たちも、本当はありがとうだったりとか、僕たちの方からたくさんいろんなことを伝えたかったりしたんですけれども、もちろん伝えさせてはいただきましたけれども、それ以上に、ご来場くださった方とか関わってくださった皆さんの方から、いろんな思いを届けてくださったという、そんな1年にもなりましたので、その思いをまた上回る思いで、返せるような時間を、来年からもまたたくさん作っていけたらいいなって。なんかそんな風な思いにもさせてもらえた、本当に貴重な1年だったなという風に思います。

― KinKi Kidsの出番が結構遅いですよね。(カウントダウンに)間に合いますか。

光一:だから、もう(国分)太一くんと昨日ちょっと電話で話しました。あのー、もしも間に合わなかったらごめんなさいって。

― あ、そういう感じ!?

光一:ということを、お伝えしときました。ま、それだとちょっと面白くないですか?

― 光一さんの誕生日の瞬間に間に合うかどうかっていう…。

光一:多分誕生日の瞬間はあれじゃないですかね…。表参道あたりで、車の中で…。

― イルミネーションを見ながら?

光一:わかんないですけど、ここはどうなるかちょっとわからないですけど、でも幸せなことですね。忙しくさせていただけるっていうのは、ありがたいことだなと思って。その状況も楽しもうかなと思って。

― そして年が明けたらすぐ大阪ですからね。

光一:そうなんですよ。

― 体だけはお気を付けてくださいね。

剛:気力で乗り越えますから、これは。

光一:だから剛くん、今日サラダしか食べてないから、にんじんになっちゃった(笑)。

剛:今日、皆さん気づいてないと思います。にんじんのコスプレで出てます。

光一:僕が馬だったら、ずっと追っかけ回しますよ。

剛:やっぱベータカロテンも大事ですからね。

― じゃあ、大丈夫ですね。ありがとうございます。

剛:ちゃんと喋ろうと思ったらなんか…(笑)。

KinKi Kids、紅白でも安全地帯のモノマネ披露?

― 曲順が、KinKi Kidsさんのあとは安全地帯さんなんですけど、この間東京ドームでモノマネを…?

光一:すみません、私たち紅白歌合戦にそんなに多く出場させていただいたことがないんですけど、そういうノリはアリなんですか?(笑)

― どうでしょう?ドームで目一杯やっていただいたモノマネが…(笑)。

剛:僕たちもたまたまなんとなく出たワードでしたので、僕たちのあとに安全地帯さんという認識がないままMCをしていたので、ちょっと今妙な引き寄せというか、ご縁というか、運みたいなものですかね…。

光一:今これ(会見)をご覧になっている方はちょっとわからないかもしれないんですけど、先日のライブで剛くんが…。

剛:皆さんがライブで今声援を出したりするルールが少し改善されてきた状況だったので、「少しくらいは皆さん声を出されてもいいんじゃないでしょうか?」「僕たちがあまりにも『皆さんのマナーは素晴らしいですね』と言うと緊張して肩ひじ張っちゃったりするから、僕が子供の頃に見ていたような安全地帯さんのようなこの衣装の感じになっちゃうから、みんなリラックスしていきましょうね」と、安全地帯の玉置(浩二)さんの歌真似を散々繰り広げたということがありました。

光一:「Amazing Love」を歌わせていただきますけど、最後の、「La La Love!」のところをちょっと期待して。

剛:絶対、ダメでしょ(笑)。

光一:ダメ?やめておく?

剛:いや絶対、ダメでしょ(笑)。

光一:ちゃんとやります!すみません!

剛:そこはやっぱり(笑)。それをやっちゃうと、安全地帯さんが変になっちゃうから。

光一:たぶん、気づかないと思うけど(笑)。

剛:そうかなぁ?

光一:あの人、「剛くんに何かあったのかな?」と思う。

剛:それは絶対やっちゃダメだと思います(笑)。

KinKi Kids、2022年の“漢字一文字”発表

― 生放送を楽しみにしております(笑)。お2人がそれぞれ今年を漢字一文字で振り返るとしたら何でしょうか?

光一:こういうのっていろいろなところで聞かれるんですけど、各場所で違っちゃうと一貫してない人みたいになっちゃう。でもやっぱり「周年」の「周」かなと思ったりもしますけどね。我々にとっては。

剛:僕は、本当にシンプルに、安易だと思うんですけど、さっきコロナ禍のイベントのお話もさせていただきましたけど、そこに尽きるかなというか、僕たちから、来ていただく方から、愛が本当にすごい勢いで漂っていた、そんな時間ばっかりだったなと思って。どこ行っても「おめでとうございます」と言ってくださったりしますし、プライベートとかでも友達の友達とかにお会いしても「25周年おめでとうございます」と言われたり、「そういう年なんだな」と愛に包まれていたので、「愛」です。

光一:すごいね、いい話をしてもやっぱりにんじんにしか見えない。

剛:にんじんも喋る時代がきます。

光一:そうですよ。僕は馬として追っかけたいと思います。

― では当日の衣装も楽しみにしております。

光一:当日の衣装はこれじゃないんで!衣装は馬とにんじんじゃないので(笑)。

剛:皆さん、ベジタブルファッションを楽しんでいただいて。

光一:違う違う(笑)。

― すみません、お時間になりましたのでここまでということで…。

光一:すみません、話が長くて。

剛:すみません(笑)。

― ありがとうございました!

NHK紅白歌合戦、2年ぶりNHKホールで開催

「第73回NHK紅白歌合戦」ロゴ(C)NHK
「第73回NHK紅白歌合戦」は12月31日に、開場午後5時50分、開演午後6時50分、終演午後11時45分でNHKホールにて開催。放送は午後7時20分~11時45分(総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1/第1部午後7時20分~8時55分、第2部9時00分~11時45分 ※ニュース8時55分~9時00分)を予定。NHKホールでの開催は2年ぶりとなる。

今回のテーマは、「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」。司会は、3年連続の大泉洋、初の司会となる橋本環奈、2010年から嵐として5年連続白組司会を担当、個人として司会を務めるのは3回目の櫻井翔(スペシャルナビゲーター)、4回目の桑子真帆アナウンサーが務める。(modelpress編集部)
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