有村架純「レコ大」初の司会に抜擢「ちょっと怖いです」安住紳一郎アナは11年連続総合司会
2022.12.06 05:00
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TBSアナウンサーの安住紳一郎、女優の有村架純が3日、都内で開催された同局系『第64回 輝く!日本レコード大賞』(30日午後5時30分~)司会者発表囲み取材に出席。安住アナが11年連続の総合司会、有村が初の司会者に決定した。
有村架純「レコ大」初の司会に抜擢
初の司会を務める有村は、今回のオファーについて「すごく光栄に思いました。音楽をやられている方が、きっとこの『レコード大賞』というものを目指してというか、一つの目標として頑張られている方がたくさんいらっしゃると思いますし、そういった場をともに過ごせるということが、とても幸せだなと思います」とコメント。総合司会を務める安住アナについては「出会ってからは長いですから」と頬を緩め、安住アナは「立派になられた有村さんと一緒に、こういうステージに立てて、父親のようにうれしいって感じなんですけど」と共演に喜び。有村は「よかったです」と笑顔で返していた。
受賞者の顔ぶれを踏まえて有村は「新人賞を獲られた方々が、どのような歌声を皆さんに届けてくださるのかなっていうのは、非常に楽しみにしています」と発言。これに安住アナは「ちょっと新人賞は、また独特の緊張感というか。あるみたいで。新人賞のステージっていうのは不思議なものですね。毎年そういう感じはしますね」と印象を明かし、有村は「とてもフレッシュな空間になりそうだなと思います」と期待を込めた。
続けて安住アナは「時代なのかもしれないですけど、新人賞に4組の人が出て、当日最優秀新人賞が決まるっていう感じなんですけど、ここ5~6年かな?やっぱり時代なんでしょうかね?最優秀新人賞って名前を呼ばれなかった他の3組が、最優秀新人賞を獲った人を瞬間的に労うっていう感じの空気があるんですね」とコメント。
「私たちの世代からすると『ああ、ちくしょう!』みたいな感じで、目も合わせずに行くみたいな感じを勝手に舞台袖でイメージしていたんですけど、今はみんなで一緒に写真を撮ったりなんかしてっていう感じで。1年目のスタートをみんなで楽しむとか喜ぶみたいな空気が出ていて、『ああ、そういうものなのか』なんていう風に思いました」と時代の変化を感じている様子だった。
さらに安住アナは「特別賞とか受賞された方が、今回はステージで、かなりプログラムが豪華になる予定だって聞いていまして。男闘呼組の皆さん方が、たぶん30回の最優秀新人(賞)、31回の優秀作品(賞)を獲っていると思うんですが、32回ぶりに特別賞を受賞して、今回ステージをやってくださるみたいで。私はそれがすごく楽しみだなと思っています」とベテランのパフォーマンスに期待を込めた。
有村は「新人の方、15歳くらいの年齢の方から、幅広い世代の方が、同じ場所で時間を共有するということが、まずとても濃い時間になりそうだなと思っていますし、フレッシュさやエネルギッシュさ、安心感や包容力っていういろんな表現を、体で・肌で感じられるのがすごく楽しみです」とも語っていた。
有村架純「レコ大」初司会への本音吐露
自身の40代最後の『レコード大賞』総合司会となる安住アナは「確かに40代最後ですね。一番最初にこのステージに携わったのが、ちょうど2000年で。世の中がミレニアムとかで沸いていた時で、サザンオールスターズさんの『TSUNAMI』が大賞を受賞した時に、横浜アリーナから中継をした時が一番最初で。その時はまだ当然20代だったんですけど、そのあと30代、40代と、堺正章さんの下、それから2012年からはほかの皆様方と力を合わせてやってきたんですけど」と回顧。「そう考えると自分の30代、40代、20代の半分、ずっとこの仕事をやって来たんだなと思って。『どういう部分が成長したのかな?』というところ半分と、『自分でこういう仕事ができるようになったんだな』って、そういう自分に対する嬉しさみたいなものが半分ずつで。そういうことも考えながらですね」と感慨深げに話していた。
一方、自身の20代最後で初めて司会を務めることについて、有村は「本当に様々な経験をさせていただいた20代で、そんな中まだこういった大役をいただける機会があるんだなあという風に、今そうやって言っていただいて改めて感じました。私はなかなか、お芝居をしている現場しかあまり見る機会がなくって。こういった音楽の世界に関わらせていただくことも少ないので、またお芝居とは違った表現方法を知る、今このタイミングでまた改めて知れるっていうのが、自分の中の一つ刺激になるのかなと思います」と心境を語った。
また有村は「生放送っていうところがちょっと怖いです」と言い「作品の中ですと、シーンの雰囲気とか役者さんたちのテンションとか、なにか汲み取って返したりできるんですけど、自分自身で立たせてもらった時に、そこがどう出るのかが未知です(笑)。なので緊張しますが、頑張りたいと思います」とも話していた。
これを受けて安住アナは「性格的に、人の発言を遮って自分で喋るとか、そういうのは有村さんはやらないからね。今スパルタでやっているのは、私が喋っていても私の発言を遮りながら自分が喋りだすっていう練習をしていますから」と報告し「その一端をお見せしますから。ちょっとすいません。何でもいいので私に質問をください」と番組スタッフを交えて有村のアドリブ育成トレーニングを実践してスタジオを沸かせた。
安住紳一郎アナ&有村架純、お互いに期待しているところは?
司会として、お互いに期待していることを問われた有村は「安住さんの、台本から、枠から外れた時の姿を見てみたいなって、楽しみにしています」とにっこり。安住アナは「誰かから注意されたんですね。きっとね。『あのアナウンサーは台本からはみ出る時が多いから、それについていくと地獄な場合もあるよ』っていうことですよね(笑)」と返し、有村は「アドリブの応用力をしっかりそれまでに培って、本番に挑みたいと思います」と笑顔を見せた。続いて安住アナは「有村さんは『人生の目標は、脈拍数を上げない』っていう人なので、『脈拍数を上げずに長生きしたい』って考えているから、あんまり興奮したりする感じを見せないっていうところがあるんですけれども、内面に持っているものはものすごくユーモアたっぷりな方で。きちんと場を設定するとものすごく面白い方っていうのは、番組で何回か経験して知っているので、ちょっとそこは今回トライしたいなという風に思っているんです!」と発言。「確実に、有村架純さんの脈拍を上げることを。今回はメインテーマですね」と明言して有村を笑わせた。(modelpress編集部)
「第64回 輝く!日本レコード大賞」各賞受賞者&受賞曲
【優秀作品賞】『君を奪い去りたい』純烈
『CLAP CLAP』NiziU
『恋だろ』wacci
『甲州路』氷川きよし
『新時代』Ado
『スターマイン』Da-iCE
『ダンスホール』Mrs. GREEN APPLE
『なんでもないよ、』マカロニえんぴつ
『Bye-Good-Bye』BE:FIRST
『Habit』SEKAI NO OWARI
【新人賞】
石川花
OCHA NORMA
田中あいみ
Tani Yuuki
【最優秀歌唱賞】
三浦大知
【特別賞】
Ado
Aimer
男闘呼組
King Gnu
Kep1er
DA PUMP
ゆず
【特別顕彰】
石川さゆり
天童よしみ
松任谷由実
【特別国際音楽賞】
SEVENTEEN
【日本作曲家協会選奨】
藤井香愛
【特別功労賞】
新井満
彩木雅夫
西郷輝彦
佐々木新一
新川二朗
松平直樹
【Not Sponsored 記事】