菅井友香、涙で語った欅坂46&櫻坂46への思い キャプテンとしての“苦悩”と支えとなった存在<スピーチ全文>
2022.11.10 00:00
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櫻坂46が8日~9日の2日間に渡り、東京ドームにて「櫻坂46 2nd TOUR 2022 “As you know?」ツアーファイナルを開催。最終日となった9日公演では、キャプテンを務める1期生の菅井友香の卒業セレモニーが行われ、涙ながらに7年間の活動を振り返った。<スピーチ全文>
菅井友香、涙で語った欅坂46&櫻坂46への思い
櫻坂46に改名後、初の東京ドームとなった「櫻坂46 2nd TOUR 2022 “As you know?」ツアーファイナル・9日公演をもってグループを卒業した菅井。9日の様子はオンラインでも生配信され、欅坂46時代から1期生として、そしてキャプテンとしてグループを牽引してきた菅井のラストステージを見届けた。アンコールで行われた菅井の卒業セレモニーでは、欅坂46時代の楽曲「不協和音」と「砂塵」を披露。2曲が終わると菅井は、上品な淡いブルーのドレスに煌びやかなティアラを合わせた姿で登場した。
7年間の活動を「本当に波乱万丈なアイドル人生でした」と振り返った菅井は「複雑でアンバランスな部分のあるグループをまとめることはすごくすごく難しかったです」とキャプテンとしての苦悩を語り「応援してくださる皆さんが居たことが本当に本当に心の救いでした」と涙ながらに感謝。
また「大好きな欅坂46も大好きな櫻坂46もそれぞれにしかない楽曲、グループ、メンバーの魅力がたくさんあります」と欅坂46、櫻坂46について語り「どっちが良い悪いとかじゃなく、それぞれを尊重しながら魅力を受け入れて、どっちも愛して頂けたら嬉しいなと思っています」と菅井らしくファンに呼び掛けた。
スピーチ後は、自身がセンターを務めるラストソング「その日まで」を披露。間奏では「今日までグループを守るために戦ってきました。悲しい事もあったけど、最高に楽しかったです」と笑顔を見せていた。
以下、菅井のスピーチ全文。
菅井友香スピーチ全文
皆さん、今日は櫻坂46のツアーファイナル公演にお越しいただきありがとうございます。そしてこんなに素敵な卒業セレモニーを開催していただき本当にありがとうございます。平日のお忙しい中こうして時間を作って会場に足を運んでいただき、そして配信でもたくさん見守っていただいて、夢だったこの東京ドームで大好きなチーム櫻坂の皆と一緒にこの日を迎えることが出来て本当に本当に幸せです。
この場を借りて、これまでの7年間を少しだけ振り返らせていただきます。
2015年にメンバーに加入して、2016年に「サイレントマジョリティー」で欅坂46としてデビューさせていただきました。思い返すと、本当に波乱万丈なアイドル人生でした。キャプテンに任命していただいたことは、人生の転機だったなと思います。大好きな皆と一緒に協力しながらだったんですけど、うーん…複雑でアンバランスな部分のあるグループをまとめることはすごくすごく難しかったです。自分の不甲斐なさを感じることもあったし、そんな時にメンバーがまだ10代の子も多かったのでなかなか皆一生懸命頑張るんですけど思うようにいかない日もありました。
そんな時に、私はキャプテンとしてせめて皆さんとグループを繋ぐ架け橋になれるように頑張ろうと向き合っていました。それでも大好きなグループのイメージがなかなか思うように伝わらなかったりだとか、覚悟はしていたものの色々な言葉でバッシングをされてしまった時はすごくショックなことも多かったです。周りを信じることが難しくなってしまって、心にも嘘をつかなきゃいけなくなってしまい、なかなか心から笑うことが難しくなってしまった時期もありました。
でもそんな時に、応援してくださる皆さんが居たことが本当に本当に心の救いでした。色々なところを通じてたくさん応援のメッセージを送ってくださったり、ライブや舞台に足を運んでくださってまだまだ未熟な自分を受け入れて期待してくださることが本当に嬉しかったです。そんな思いに応えられる人間になろうと、期待してもらえるような人間になろうと前に進むきっかけをくださったのは、いつも見守ってくださる皆様でした。
そして、このグループ活動の中で秋元康先生の書いてくださったたくさんの名曲の数々を大好きなメンバーの皆と歌えたことは、私の人生の誇りです。そして、応援してくださる皆さんはもちろん、いつも支えてくださった多くの関係者の皆様や大好きなメンバーの皆、どんな時も傍でケアしてくれた家族の皆。たくさんの方に支えていただき、今日まで走ってくることができたなと感謝の気持ちでいっぱいです。
櫻坂46になってから、メンバーの皆の笑顔がたくさん増えたと色々なところでお話させていただいてきたんですけど、そんなみんなのおかげで私も自然と心が明るくなって、立場とか関係なく1人のメンバーとして笑えることが増えました。
大好きでかけがえのない、一緒に戦ってきた1期生の皆、そしてありのままの私も慕ってくれる可愛い可愛い後輩も出来ました。今、お別れするのがすごく寂しいです。そんな大好きな櫻坂46は、皆さんの応援のおかげでここ2年ですごく前よりも成長して逞しい櫻になったと思います。皆一生懸命で前を向いて、いつも真面目に頑張っている頼もしいメンバーでいっぱいです。そんな櫻坂の魅力がもっともっと色んな方に伝わって欲しいなと心から思っています。そんな自慢のグループに、これから3期生の皆も入ってきてくれるので、どんな子が来てくれるのかなと私もワクワクしています。是非これからの櫻坂46も応援していただけたら嬉しいなと思っています。
そして、大好きな欅坂46も大好きな櫻坂46もそれぞれにしかない楽曲、グループ、メンバーの魅力がたくさんあります。どっちが良い悪いとかじゃなく、それぞれを尊重しながら魅力を受け入れて、どっちも愛して頂けたら嬉しいなと思っています。
そして、私自身もまだ皆様とお会いできるように私の道を頑張って、これからもこの経験を忘れず、楽しかったこと苦しかったこと、全て抱きしめて前に歩んでいきたいなと思っています。これからも大好きな櫻坂46の、そして菅井友香の応援をよろしくお願い致します。ありがとうございました。
菅井友香、最後の挨拶全文
今日、私菅井友香は櫻坂46を卒業します。ここまで、たくさんの方々に支えていただき、大好きなメンバーに支えてもらいここまで走り抜けることが出来ました。また大好きな皆さんにお会い出来るように、明日からは新たな道を走り出したいと思います。またお会いできるまで、待っていてくださったら嬉しいです。
そして、今日までグループを守るために戦ってきました。悲しい事もあったけど、最高に楽しかったです。7年間の応援ありがとうございました。
(modelpress編集部)
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