OWV、ボケ渋滞でミッション失敗に本田康祐降壇?迫力リレーダンスも披露<KCON 2022 Premiere>
2022.05.16 09:26
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5月14日と15日に千葉県・幕張メッセで「KCON 2022 Premiere」日本公演が開催され、15日、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」の元練習生4名により結成されたボーイズグループ・OWV(本田康祐、浦野秀太、中川勝就、佐野文哉)が、コンベンションエリアで行われたDUGEUN DUGEUN QUEST STAGEに出演した。
佐野文哉、アーティストとして「KCON」に立つ心境
MCの藤原倫己から「トークの腕前もさることながらステージに上がると圧巻のパフォーマンスで人々を魅了し一度ハマったら抜け出せなくなる底なしの魅力を持った無限の可能性を秘めている4人です!」と紹介されたOWV。周りのメンバーが上がったハードルに恐縮する中、佐野だけ天を仰ぎ「全て言って下さいました」と肯定して笑わせた。2021年と今の意識の違いを聞かれると、浦野は「ご時世が落ち着いてきてライブとか少しずつできるようになってきてプロ意識がついてきたかなと思います」とコメント。14日にもライブ出演し、デビュー前、ダンサーとしてKCONのステージに立ったことがあるという佐野は「支える側から支えていただけるダンサーさんたちとパフォーマンスできて感慨深いものがありました」とアーティスト側に立場が変わった心境を振り返った。
今後挑戦したいことについて話が及ぶと、佐野は「僕たちに合うのは愛嬌全開の可愛い振り」と胸を張り、メンバーは「やったことないでしょ!」「やらされるよ!」「今のは『やります!』って斬り込み方」とツッコミ。結局その場でやる流れとなり、佐野は戸惑いつつも椅子の後ろに隠れて顔をひょっこり出す可愛らしい愛嬌で盛り上げた。
また、この日の夜のコンサートに備え、「TALK TALK TALK」の振りを客席にレクチャー。浦野が生歌で美声を響かせた。
OWV、ボケ渋滞でミッションクリアならず…本田康祐が途中降壇?
さらに、DUGEUN DUGEUN(日本語で「ドキドキ」) QUESTとしてそれぞれくじで引いたミッションにメンバーが挑戦。どれだけドキドキさせられたかを会場の拍手と視聴者のコメント、MCの独断で評価しハートで箱が満たされたらミッション達成というルール。本田は裏で説明を受けた際に「最後は佐野だよ、俺はオチとか(関係ない)」と余裕綽々だったことを佐野から暴露され、くじが自分から回ってきた佐野は「僕から引かせていただきます」とオチを本田に委ねることを宣言。本田は佐野の反撃に「OWVの4番目怖っ」と震えた。
くじの結果、佐野はエンディング妖精、浦野はおかえりの一言、中川は愛嬌、本田はモーニングコールに。
佐野は肩を揺らし息が上がったエンディング妖精あるあるな仕草を再現し、「そんな疲れてないよね」と突っ込まれつつも、拍手喝采。浦野は「今からQWV(ファンの名称)が彼女になったつもりで聞いて下さいね」と意気揚々とスタート。料理を作って彼女の帰りを待っているという演技をするも、会場の微妙なリアクションに「俺のボケ通じてないですか?」と混乱。今も実家暮らしのため料理ができないという前提を説明する事態となり、佐野から「あなたがご飯作れないことは大半の人が知らないと思います」と言われると、「周知の事実じゃないんだ!」とがっかりして、2個しかハートを獲得できなかった。
中川は恥ずかしがりながらも可愛らしく投げキッスなど愛嬌ポーズを連続で決めたが、藤原はオチの本田にとっておくためと4個しかハートを入れず。
トリの本田は窮地に立たされたが、「このハードルを軽く飛び越えられるのがOWVだと思うのでかましちゃおっかな」「ここにいる目覚めてないやつら今から全員起こします」と豪語。“うさちゃんダンス”を踊りながら熱唱するボケで笑わせ、「もうやめて!」「心なしか人減りました」とメンバーから酷評されると、ステージを降りて帰ろうとしていた。
結局ミッションクリアならず、4人はハート獲得のためにリレーダンスを披露することに。デビュー曲「UBA UBA」のサビで“うさちゃんダンス”をするなどボケも混じえながらキレキレのパフォーマンスで魅了した。
最後はキュートな被り物やアイテムをそれぞれつけて観客の写真撮影に応じたが、アイテムが運び込まれると吉本興業所属らしく「モノボケ!?」と反応。浦野は「これ何!?今までありました?」と馬の被り物にツッコミを入れ、被りながら退場。去り際までOWVらしくボケ倒していた。
世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON」
2012年にアメリカのカリフォルニアで始まったKCONは、北米、中東、ヨーロッパなど世界9都市で110万人以上の観客を集め、K-カルチャーのデジタル化を牽引する役割を果たしてきた。初年度に1万人からスタートし、直近最後の対面公演だった2019年には29万1千人余りの観客を記録するなど、実に29倍の成長を記録し、名実共にグローバルK-カルチャーフェスティバルとなった。2022年は5月に韓国のソウル、日本の幕張、アメリカのシカゴの「KCON 2022 Premiere」を皮切りに、8月にアメリカのLA、10月に日本で「KCON」を開催。2年ぶりに再開する今年の「KCON」はポストコロナ時代を迎えて変化したトレンドを反映し、デジタルとオフラインを組み合わせたZ世代をターゲットとした話題性のあるコンテンツで、真新しく興味深い経験を多数披露する。
「KCON 2022 Premiere」にはOWVのほか、JO1、INI、円神(ENJIN)、OCTPATHが出演。15日のコンサートのMCは、古家正亨氏、本田仁美(AKB48)が務めた。(modelpress編集部)
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