乃木坂46メンバーが語る、松村沙友理が“御三家”最後の1人として与えたもの<さ~ゆ~Ready?>
2021.06.24 00:00
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乃木坂46が23日、神奈川・横浜アリーナにて「さ~ゆ~Ready? ~さゆりんご軍団ライブ/松村沙友理卒業コンサート~」を開催し、乃木坂46の元祖“御三家”の一人として、グループを牽引してきた松村沙友理が卒業した。ここでは、松村がメンバーに与えたものをMCでの言葉から振り返る。
10年間を共に歩んだ1期生が語る松村沙友理
まずは、松村と共に10年間を歩んできた1期生の言葉を振り返る。涙を見せまいと明るく振る舞う松村を見て、ライブ冒頭のMCにて「まちゅが明るく楽しく最後を迎えようとしてるから、私達もそれに応えなきゃいけない」と語ったのは、1期生最年少の齋藤飛鳥。
その後、生田絵梨花と松村のユニット“からあげ姉妹”でのパフォーマンスを終えると生田は「からあげ姉妹やりたいなって言ったきっかけが、私とまつがくすぶっていた時期に色々2人で話してて、2人でユニットを組みたいねってなって。それを目標に頑張ろうっていうのをエネルギーにしていたので、それがあって私もここまで続けてこれたのかもなって思います」とユニット結成秘話を語った。
さらに「まつは、すごい『やりたいやりたい』っていうエネルギーが強い人だから『ダンケシェーン』だったり『無表情』だったりの合いの手動画を作れたのは、まつが一緒にいたからだなって思う。楽しいときはいつもまつが居たなって」と松村が持つパワーの大きさを振り返った。
また、本ライブだけでなく3月に行った「乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~1期生ライブ~」の演出アイディアも松村が積極的に出していたといい「アイディアマンだから、今日もそうだけど楽しいアイディアをどんどん出してくれます」と明かした生田。
そんな松村が考えた愛いっぱいの演出が詰まったライブを最後まで走り抜いた秋元真夏も、ライブ終盤「まつが考えたこのライブをやっていて、本当に本当に楽しかったです!最高のライブになりました!」と笑顔を見せていた。
後輩から見た松村沙友理とは?
2013年に2期生と加入して以来、松村と濃い時間を過ごしてきた北野日奈子は、過去に松村にかけられたという言葉を「入って2~3年くらい経ったときに、乃木坂に自分が上手く馴染めてないと悩んだ時期があって、でも相談できなかった時期がありまして。でも、ある時『きぃちゃんは本当に周りをよく見てるよね』って松村さんに言ってもらって」と振り返る。北野は「内面的なことを褒められたのがすごい嬉しくて、自分の乃木坂でのあり方を考えられるきっかけになりました。りんごさんは覚えていないかもしれないけど、見ていてくれる人がいるんだなって思いました」と後輩のことも気にかける松村の優しさに感謝した。
続いて、3期生の久保史緒里は27thシングル「ごめんねFingers crossed」のカップリング曲「全部 夢のまま」のMV撮影時の出来事が印象深いという。「衣装がすごく可愛くて、私も私服で着れそうな服で可愛くて。そしたら撮影終わった後に松村さんが撮影会を始めて。『衣装買い取ってあげる』って言われたんですけど、そんなこと言われたの始めてで。結局それは叶わなかったんですけど、いちからブランド調べて買って、次松村さんに会うときその衣装で行こうって思ってます」と後輩にも分け隔てなく接する松村との思い出を語った。
さらに、同じ“アニメ好き”として松村とともに活動することが多かった4期生の賀喜遥香は「好きなことを話してるときの松村さんがすごく素敵で」と振り返り、イラストを描くことを得意としていることから「実は今日、松村さんの似顔絵を描いてきて。『描きました』ともまだ言ってないんですけど、このライブが終わったら思い出を作りに渡しに行きたいと思います」と松村との新たな思い出作りに期待を膨らませていた。
「さ~ゆ~Ready?」乃木坂46、6ヶ月ぶりの有観客ライブ
乃木坂46の有観客ライブは2020年12月18日、19日、20日、日本武道館にて3Days開催した「乃木坂46アンダーライブ2020」以来、約6ヶ月ぶり。23日は有観客&生配信のハイブリッド形式で実施された。1部は松村率いる公式ユニット“さゆりんご軍団”(松村、伊藤かりん、佐々木琴子、寺田蘭世、中田花奈)によるライブ、2部は卒業コンサートが行われた。(modelpress編集部)
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