柏木由紀、渡辺淳之介プロデューサー(提供写真)

柏木由紀、WACK渡辺淳之介プロデュースで新曲発表 AKB48卒業予定にも改めて言及

2021.01.20 04:00

柏木由紀が18日、都内にて「重大発表記者会見」を実施。ソロレーベルをキングレコードに移籍し、7年5ヶ月ぶりにシングルCDを「CAN YOU WALK WITH ME??」を3月3日にリリースすることを発表。WACK渡辺淳之介氏を新プロデューサーに迎える。会見には渡辺氏の“仲間”としてサプライズでお笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんも登場した。

  

柏木由紀、7年5ヶ月ぶりソロシングルリリース

AKB48最年長メンバーで今年で30歳を迎える柏木。2013年ソロデビュー、継続的にソロコンサートを開催し、2020年末には自身初のディナーショーを成功させたばかりだが、シングルCDのリリースは実に7年5ヶ月ぶり(2018年12月に配信限定シングル「そっけない君」をリリース)。avexからAKB48も所属するキングレコードへレーベル移籍する。

柏木由紀(提供写真)
柏木は昨年から続くコロナ禍を振り返り、「自分自身のことを考えた1年で30歳を前にして、AKBに14年いて色んなことがあって素敵な経験をさせて頂いた」と自身の活動について改めて考えたといい、「ちょっと前だったらできなかったことをやりたいと思ったら、今になって伝えたいこととか見せたいことが定まった」この状況の中でも私にしかできないことをやっていきたい。皆さんの力になることを信じて、努力し続けて皆さんに届ける、そしてアイドルとしてやり続ける。これが私の今後の目標としてアイドルとしてやって行きたいという夢ですしできることかなと思っています」とアイドルとしての夢を語った。

ファンからはソロシングルCDについて「もう出ないんじゃないか」と心配されていたこともあり、「私自身もすごくびっくりした」というが、「こうやって”重大発表”として会見を開かせて頂いたこともあり、なんとか成功させなきゃいけないなとプレッシャーも感じておりますが、新たな“デビュー”ぐらいの気持ちで頑張っていきたい」と意気込んだ。


WACK渡辺淳之介が新プロデューサーに「人生初のことをやった」

柏木由紀メインアーティスト写真(提供写真)
そんな柏木が「これまでとは完全にテイスト、内容が全く違うものになっていて新たな一面が引き出された作品になっていると思います」と話し、新しいプロデューサーとして紹介したのがBiSH、豆柴の大群、BiS、EMPiRE等の女性アイドルグループが多数所属し、その独自のプロデュース手法が業界内でも話題の株式会社WACK代表取締役の渡辺氏。昨年5月に放送された2人のラジオの対談中にこれまでプロデューサーを務めていた秋元康氏から「柏木をプロデュースして欲しい」と連絡が来たのがきっかけで、当人同士も”話ネタ”だと半信半疑ではあったのだが、今回対談から1年足らずというスピードで実現。柏木は「まさか本当に実現するとは思ってなくてすごく嬉しい」と、渡辺氏も「(対談後)引っかかってはいたのでお話を頂いてすぐ受けました」と説明した。

柏木由紀、渡辺淳之介プロデューサー(提供写真)
すでにレコーディング、MVも撮影済みで柏木は「WACKのスタジオに行ってすっごい緊張しました。MVでは人生初のことをやったので楽しみにして頂けたら」と予告。

柏木は渡辺氏の印象を「色々なところでお話されているところや、怒っているところとかも見ていたので、めちゃくちゃドキドキしてました(笑)。でも優しく的確に教えてくださったりとか、自分にない一面を引き出してくれたるので、すごく楽しくやらせて頂いています」と明かし、渡辺氏も「さすが14年間トップを走ってきている”王道アイドル柏木由紀”を見させてもらっている。僕が手掛けるアイドルは邪道なので(笑)、柏木さんを見て、メンバーにも改めてこうした方がいいと伝えたりと、勉強させてもらっています」と絶賛。「すごい嫌な人だったらどうしようと思ってたんですけど(笑)、全然そんなことはなく、印象はそのまんま」と素顔も変わらないと話した。

秋元康プロデューサーとの会話とは

クロちゃん、柏木由紀、渡辺淳之介プロデューサー(提供写真)
秋元氏と3人で話す機会もあったといい、その際は具体的な曲の中身についてではなく世間話が中心だったそう。柏木は「秋元さんがすごいAKBの話をして、その中で渡辺さんがどういうことを考える人なのかと私がどういうことをしたいのかをさりげなく引き出してくれたんじゃないか」と秋元氏が間に立ってくれたことを振り返った。

まだ楽曲の感想は聞けてないそうだが渡辺氏は「僕は(怖くて)聞きたくない(笑)」と打ち明けた。

楽曲は柏木のアイドルへの思いを強く表現した「カッコいいよりのエモーショナルなもの」だそうで、柏木は「AKBファンもWACKファンも好きだと思います」「今までに歌ったことのない世界観で大満足の出来」と自信を見せた。

柏木由紀、AKB48卒業時期の質問も「体力と振付を覚えられるかどうか…」

柏木由紀(提供写真)
2019年に30歳までAKB48を卒業しないことを宣言した柏木。アイドル続行は明言したが、AKB48メンバーは続けるか改めて問われると「アイドル続けたいのは固まっているんですけど、AKBに関してはなんとも…」と言葉を濁し、クロちゃんから「本当に悩むのやめてよ」と思わずツッコミが。

「ソロの活動でよりアイドルへの気持ちは強くなったので頑張りたい、もっと続けたいという気持ちは強くなりました」と現状の思いを語った。

続けるかどうかの決め手は現実的に体力の問題もあるそうで、「体力と振付を覚えられるかどうか。確実に遅くなっていて新人じゃないのに居残りするとかしています(笑)」と自虐。「応援してくれる人がいるかどうかもだし、自分が「やってて楽しいなと思う内はできるだけ元気を届けられるアイドルとしてやっていきたいと思います」と続けた。

また、これまで第一線でアイドルを続けてこれた秘訣を聞かれると、「シンプルにファンを大事にする。アイドルが世の中に沢山いる中で長くいる方で30歳が見えているけど、応援する理由とか誇れる人になりたいと思っています」と持論を展開した。(modelpress編集部)

プロデューサーWACK代表取締役 渡辺淳之介プロフィール

1984年生、東京都出身。 2014年7月マネージャーを行なっていたBiSを横浜アリーナで解散させた後、8月に音楽事務所、株式会社WACKを設立。 以後、BiSH、BiS、豆柴の大群など所属グループのプロデュース、作詞、マネジメントを担当。 近年は自社制作のドキュメンタリー映画の興行やアパレルブランド "NEGLECT ADULT PATiENTS"を立ち上げるなど音楽のみにとらわれない活動を行っている。

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