HiGH＆LOW×THE RAMPAGEライブ、山田裕貴が涙 志尊淳サプライズ登場に観客熱狂

集まった13000人の観客が一同に応援する、特大の応援上映は史上初。エンドロールでの割れんばかりの歓声と喝采は、まさに2019年の締めくくりとも言えた。応援上映、ライブステージともに、約15000人の観客がライブビューイングで参加し、総じて約28000人が参加する大イベントとなった。

山田裕貴が涙

最後に鳳仙学園代表として、鳳仙学園トップ役の志尊が「こんなに愛を注いでもらって本当に幸せです。THE RAMPAGEとも出逢うことができて本当によかったです！僕らも彼らをみて頑張っていきたいです」と熱い想いを告白。

そして鬼邪高代表として、山田は「みなさんお邪魔してます！ありがとうございます！こうやって迎えてもらえるのはHiGH＆LOWのみなさん、鬼邪高のみなさん、そしてなにより応援してくれるみなさんのおかげです。またいつか帰ってこれるように頑張ります」と涙ぐんだ。

塩野瑛久の名ゼリフに会場沸く

また、鳳仙学園の「TOP DOWN」が流れると、スクリーンには映し出されたのは鳳仙学園の本編映像。「クローズ」「WORST」原作の高橋ヒロシ（※「高」は正式には「はしごだか」）氏描き下ろしの「小田島有剣」のイラストが映し出され、塩野瑛久（小田島有剣役）が姿を現すと会場は熱狂。「まいど！殺し屋鳳仙だす」の名セリフでさらに会場を沸かせた。

続けて、葵揚（沢村正次役）が雄たけびを発しながらステ―ジに上がると「ストーカーじゃないんで！」と、こちらも名セリフが飛び出す。小柳心（仁川英明役）、荒井敦史（志田健三役）も続けざまに「盛り上がってるかー！」と盛り上げた。

志尊淳、サプライズ登場

そして小柳が「これで鳳仙四天王は揃った！だけど今日来てるのは俺たちだけじゃねーぞ！」と咆哮。スクリーンには志尊（上田佐智雄役）の映像が映し出され、その後サプライズで登場。会場は割れんばかりの歓声に包まれた。

「盛り上がってるかー！」と叫ぶ志尊に、会場もレスポンスするが歓声が足りない様子。鳳仙四天王の4人がさらに会場を熱狂させると、志尊も「盛り上がらねぇと…会場潰すぞ」と名セリフにかけて呼びかけた。

THE RAMPAGEが降臨

その後、川村壱馬（楓士雄役）の「行くぞてめぇら！」と走り出すシーンがスクリーンに映し出され、ついにTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEが降臨。今作のメインバトルテーマである『SWAG＆PRIDE』を披露した。

盛り上がりが最高潮のままに、ライブステージが続く。数曲パフォーマンスした後、THE RAMPAGEがステージを去ると、福山康平（ジャム男役）が慌てたように走り込み「みなさ～ん！盛り上がってますかー！でも今ある人たちから逃げてるので静かにしてもらっていいですか？！」と話すと、「ジャム男く～ん！」と前田公輝（轟洋介役）が参上。

観客に向け「HiGH＆～」とコールすると「LOW～！」とレスポンスがあり、「これやってみたかったんです。」と思わず顔がほころんでしまう一幕もあった。

矢野聖人らも登場

続けて、希望ヶ丘団地の矢野聖人（新太役）も現れ、福山に「楓士雄（川村）と司（吉野北人）は？」と聞かれると、「さっきあっちでめちゃめちゃ急いで着替えてた！終わったら出てくるんじゃない？」とおちゃめな返答。そこに「おい！ジャム男！」と川村が訪れ、続けて吉野、龍（芝マン役）、鈴木昴秀（辻役）も並んだ。

鬼邪高のメンバーが揃いはじめたところで、「今日は感謝祭だし！」と前田が見せたことのないような満面の笑みを浮かべた。

神尾楓珠らが集結

ここで福山が「ことのはじまりは、鬼邪高のテーマソング『JUMP AROUND∞』（DOBERMAN INFINITY）を誰が歌うかなんだ！」と切り出し「前回のPREMIUM LIVE SHOWでは、THE RAMPAGEが歌ったが、今日は（DOBERMAN INFINITYが歌う）。泰・清一派のテーマソング『まだ足りねぇ』や中・中一派のテーマソング『ON FIRE』もあるし…」とコメント。

すると川村が「でも、あいつら（泰・清一派＆中・中一派）いねーじゃん！」とすぐさま切り返したが、そこで吉野が「…奴らは今…横アリにいる！」と明かした。

それにあわせ、うえきやサトシ（清史役）、神尾楓珠（中越役）、中島健（中岡役）が「みなさん集まってるね～！楓士雄（川村）に会いに来ちゃいました～！」と一斉に登壇した。

山田裕貴もサプライズ登場

さらに川村と司の掛け合いから、DOBERMAN INFINITYが泰・清一派のテーマソング『まだ足りねぇ』、中・中一派のテーマソング『ON FIRE』を歌唱。ライブステージは大盛り上がりのまま進んでいき、THE RAMPAGEが最後の曲『WELCOME 2 PARADISE』が終わると、会場は暗転。

スクリーンには、山田（鬼邪高定時制番長・村山良樹役）の過去シリーズからのシーンが、「HiGH＆LOW THE MOVIE」エンディング曲である今市隆二の『FOREVER YOUNG AT HEART』にのせ回想のように流れた。今作でのラストシーンの山田が書いた『ありがとね』の手紙が映し出されたところで、山田がサプライズ登場し、この日一番の歓声に包まれた。

山田は「みんなー、ありがとね！」と一礼。「いやー4年間楽しかったなぁ、鬼邪高。いろんな経験をしたし、大切な仲間にも出会いました。古屋（鈴木貴之）に関（一ノ瀬ワタル）、ここに来ていない鬼邪高のみんな、本当にありがとねだな。そして何よりもHiGH＆LOWを応援してくれたみなさん、本当にありがとね」とさらに律儀に丁寧に一礼した。

山田裕貴「勝手に寂しがってんじゃないよ」

会場の少ししんみりとした空気感を察したのか、山田は「勝手に寂しがってんじゃないよ！俺、鬼邪高卒業って言ったけど、HiGH＆LOW卒業って言ってねーからな！勝手に卒業させんじゃねーよ！」と吠えながらも「なので、HIROさん、ノリさん（脚本の平沼紀久氏）、これからもよろしくお願いします！」とさらに一礼。

「でも、まあ鬼邪高は卒業したんで。喧嘩しか取り柄のねぇ奴ら、ステージに集合！」と言う山田の声にあわせて、今作のキャスト全員がグッズTシャツに身を包み集合。この日急きょ登壇が決まった、佐藤流司（泰・清一派の泰志役）も揃い、ついに泰・清が集まった。

山田裕貴、会場を煽る

ステージに集合したキャストたちのセンターで、最後に山田が「鬼邪高としては最後かもしれないし…言っちゃうよ？いい？諸君？」と会場を煽りながら「拳ひとつで成り上がれ！行くぞてめぇら！！」と絶叫した合図で、鬼邪高のテーマソングである『JUMP AROUND∞』がスタート。

ライブステージ終了後、川村が「泰志、来たねぇ」と振ると、佐藤も「ども～！てめぇらが売った喧嘩、買いにきたぜー！」と泰志節を繰り広げた。

イベントラストでは、今作のメインバトルテーマ『SWAG＆PRIDE』をTHE RAMPAGEがアンコールとして熱唱し、イベントは幕を閉じた。（modelpress編集部）