(前列左より)Rihwa・藤原さくら・かしゆか・のっち・あ~ちゃん・岡野昭仁・高橋優・KEIGO・KOHSHI(後列左より)佐々木萌・河邉徹・杉本雄治・小倉誠司・阪井一生・島袋優・上地等・サンプラザ中野くん・GOT’S(C)上山陽介

ポルノグラフィティ・Perfumeら集結で豪華コラボ 「Amuse Fes」の裏側明らかに

2018.06.04 12:26

2日、千葉・幕張メッセ国際展示場9~11ホールにて、アミューズが主催する音楽フェス「Amuse Fes in MAKUHARI 2018 -雨男晴女-」が行われ、ポルノグラフィティPerfumeらが出演した。

  
2013年から2015年に開催された野外フェス「BBQ in つま恋 ~僕らのビートを喰らえコラ!~」を前身とし、昨年から季節も場所もリニューアルされて今年で二年目、通算五回目の開催となる同イベント。出演者は昨年から引き続きの出演となるポルノグラフィティPerfume、FLOW、WEAVER、高橋優藤原さくらに加え、Rihwa、辻村有記、そしてフレデリック、エドガー・サリヴァンといったアーティストが登場。さらにアミューズスペシャルバンドとして、BEGINから島袋優、上地等、flumpoolから阪井一生、小倉誠司、FLOWからGOT’S、WEAVERから杉本雄治が参加。当日までシークレットとなっていたサンプラザ中野くんも加わり、ベテランから若手まで、音楽ジャンルも様々なアーティストたちが競演した。

出演者が語る喜びや裏側

休憩中に行われた囲み取材にはスペシャルバンドのメンバーと、そのゲストボーカルが登場。まずは当日まで明かされていなかったボーカルゲストとして出演した、サンプラザ中野くんに感想を聞くと「年がちょっと上なので、今まで呼んでいただけてなかった」と自虐ネタで笑いをとりつつ、「『Runer』がリリース30周年で特別に呼んでいただいた。ありがとう。FLOWが走ってくれたのでお客さんもすごく盛り上がってくれてよかったです」と共演した後輩を労う。この言葉を受けてFLOWのKEIGOは「ランナーという曲なので、僕らは走りに徹しました。青春時代に聞いていた曲をご本人と歌えてよかったです!」と共演した喜びを語った。

サンプラザ中野くん(C)上山陽介
続いてflumpoolの『星に願いを』をカバーした岡野昭仁は「とても緊張しました。スペシャルバンドがいて、flumpoolの曲を歌うということで、僕でいいのかなみたいな。隆太の代わりで出たんですが、緊張していてあんまり覚えていません」と緊張したステージだったことを明かし、さらに「自分のステージとどっちが緊張する?」という質問には「断然こっちです!」と即答して出演者たちの笑いを誘った。

岡野昭仁(C)山川哲矢
自分のグループの曲で先輩と共演した感想を聞かれた阪井は、「うれしいですね。愛を感じました。アミューズファミリー感満載でした!」と感激した様子。

『海の声』でBEGINの二人と共演した高橋は「大好きな曲をご本人と歌えてうれしかったです、気持ちよかったです!」と語りつつも、「比嘉栄昇ですって言ったのがあんまりうけなかった」と反省する場面も。今回のステージは本人の衣装とプレゼントしてもらったギターで臨んだそうで、「BEGINの格好を身に纏って出たので、あとは自分らしく歌うことに徹しました」と感想を述べた。

自身が手掛けた『海の声』を後輩の高橋が歌ったことについて島袋は、「アミューズ愛を感じた。ただの会社じゃなくて、音楽で関わってる感じがしました」とコメントした。

高橋優(C)山川哲矢
女性ボーカルたちが先輩、後輩、グループの垣根を越えて歌った『勝手にシンドバット』について、のっちが「普段は私たち3人で歌ってるんですけど、今日はそれぞれ違う子といろんな組み合わせで歌って楽しかったです。ちなみにこれは誰が振り分けしたの?」と尋ねると、「スペシャルバンドならではの組み合わせで歌って欲しいと思って」とWEAVERの杉本雄治が声質を考えて組み合わせを考えたとのこと。

また、生まれる前にリリースされた、楽曲を歌った感想について尋ねられたかしゆかは「お母さんやお父さんの世代からずっと人気で、どの世代でも知っている曲を歌っているのが事務所の先輩で。その曲をここで歌うことが出来たのは貴重な体験でした」と語った。

(左から)のっち・佐々木萌・あ~ちゃん・Rihwa・かしゆか・藤原さくら(C)上山陽介
同じ質問に藤原さくらが「みんなすごく腰つきが…いい腰つきだったので、合せようと必死でした」と答えると笑いに包まれる。本番ぎりぎりになって急遽取り入れた振付だったそうで、あ~ちゃんが「女子トイレで練習しました!」と裏事情を告白した。

自分の出番が終わってからの出演となったRihwaは、「緊張しましたが、スペシャルバンドはただ楽しもうという気持ちで挑みました。あ~ちゃんと同じパートで顔見合わせながら歌ったのですが、本当にかわいくて、私が独り占めしちゃって、“お客さんごめんね”っていう気持ちでした」と楽しいステージだったことを明かした。

AMUSE SPECIAL BAND(C)上山陽介

チーム対抗戦に至った経緯

続いて話題は今年のサブタイトル「-雨男晴女-」に。あ~ちゃんが「みんなで話し合う中で、チーム対抗にするとおもしろいよねっていう話が出て。紅白にすると紅が足りないし、良いバランスがないと思ってたら、ポルノ兄さんのステージはいつも雨だねって話からPerfumeは晴れ女じゃん!って盛り上がって、それで雨チームと晴れチームの対抗にしようという話になりました」と今回のチーム対抗戦に至った経緯を説明。

さらに2015年まで開催した「BBQ in つま恋 ~僕らのビートを喰らえコラ!~」が野外フェスだったことから、「このフェスは天気に悩まされてきまして。私たちも心に引っかかっていたので、今度はこっちが逆手にとってやる!って皆で決めました」と告白した。

AMUSE SPECIAL BAND(C)上山陽介

チーム対抗でのライブ 勝敗は?

今年は「晴チーム」と「雨チーム」に分かれてのチーム対抗戦の要素もあり、勝敗は観客に委ねられるという熱い展開に。どちらのチームのパフォーマンスが良かったかの勝敗をオーディエンスに委ね、今回は晴れチームが勝利となった。

負けた雨チームは、罰ゲームとして新日本プロレス・真壁刀義扮する雷様からのビリビリサンダーを受けると、あまりの衝撃にアーティスト全員がひっくり返り、雨チーム代表の岡野が「みんな手首大丈夫か?」と雨チームらしくじっとり落ち込むと、晴れチームからも客席からも大きな笑いに包まれた。そしてラストはチームの垣根を越えて「Amuse Fes」のテーマ曲「それを強さと呼びたい」の合唱で終幕した。(modelpress編集部)

集合写真(C)上山陽介

『Amuse Fes in MAKUHARI 2018-雨男晴女—』セットリスト

【FLOW】
M1 GO!!!
M2 Steppin’out
M3 流星
M4 CHA-LA HEAD-CHA-LA
M5 Around the world
M6 COLORS

【WEAVER】
M1 BLUE(dub step ver.)
M2 だから僕は僕を手放す
M3 Hello Future
M4 Shine

【Rihwa】
M1 春風
M2 Swing Swing♪
M3 ミチシルベ

【辻村有記】
M1 Into U
M2 na na na
M3 Actions Over Words
M4 Ame Dance

【AMUSE SPECIAL BAND】
M1 Runner
GUEST: サンプラザ中野くん/KOHSHI(FLOW)/KEIGO(FLOW)
M2 星に願いを
GUEST: 岡野昭仁(ポルノグラフィティ
M3 海の声
GUEST: 高橋優
M4 勝手にシンドバッド
GUEST: Perfume/Rihwa/藤原さくら/佐々木萌(エドガー・サリヴァン)/河邉徹(WEAVER)

【エドガー・サリヴァン】
M1 BABY-Gを諦められない!
M2 JAPONICA!!!
M3 ミラクルショッピング ~ドン・キホーテのテーマ~
M4 叫べボイエンガル

【藤原さくら】
M1 500マイル
M2 Sunny Day
M3 The Moon
M4 Soup

【フレデリック】
M1 オンリーワンダー
M2 TOGENKYO
M3 飄々とエモーション
M4 オドループ

【高橋優】
M1 明日はきっといい日になる
M2 象
M3 プライド
M4 ルポルタージュ
M5 虹

【ポルノグラフィティ】
M1 電光石火
M2 THE DAY
M3 空想科学少年
M4 カメレオン・レンズ
M5 サボテン
M6 天気職人
M7 ハネウマライダー
M8 アゲハ蝶

【Perfume】
M1 ポリリズム
M2 TOKYO GIRL
M3 宝石の雨
M4 Party Maker
M5 チョコレイト・ディスコ
M6 無限未来

【エンディング】
M1 それを強さと呼びたい
【Not Sponsored 記事】

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