ハナコのプロフィール
ハナコ
お笑いタレントの3人組トリオ。
所属事務所はワタナベエンターテインメント。キングオブコント2018王者。霜降り明星や濱田祐太郎らと共に「お笑い第七世代」として数えられる。
■メンバー
菊田 竜大(きくた たつひろ、1987年6月12日(32歳) - )
中ボケ担当。
千葉県柏市出身。
身長176cm体重60kg。
血液型B型。
法政大学経営学部卒業。
好きなゲームはUFOキャッチャー、『スーパーマリオブラザーズ』、『ファイナルファンタジー』シリーズ』、『モンスターハンター』、『実況パワフルプロ野球』、『ゼルダの伝説』、『ポケットモンスター』、『コール オブ デューティ』など。また、ゲーム音楽に詳しい。
好きな映画は『スター・ウォーズ』、『ジュラシック・パーク』。
趣味はスニーカー収集。
大の服好きで、爆買いするほどウインドウショッピングへよく行く。
マシュマロキャッチが得意。
アナログタロウのものまねができる。
スキーをやっていた経験がある。スキージャンプの他、野球、サッカーの話にも詳しい。
風貌が土屋伸之(ナイツ)に似ている。また、粗品(霜降り明星)が伊達眼鏡とマスクを着用して牛丼屋へ行った時に菊田と間違われたことがある。
トリオの中でネタ作りに唯一参加しておらず、ネタ中の台詞も二、三言程度しか発さないケースが多い(場合によっては一言も発さず動きと表情のみのネタもあるが、菊田が活躍するネタも少なからずある)ため、「菊田はハナコに必要なのか?」という論争がネット上を中心に起こっている。実際、『ダウンタウンなう』でチョコレートプラネットと共に出演した時に菊田本人も「僕はほぼ(ハナコのネタには)いらないんで」と言い切っている。更にはキングオブコントで3位に終わったチョコレートプラネットに「ちょっと(お笑いに)向き合い過ぎな部分もあるかもしれない」と言い放ち2人の逆鱗に触れた。また大先輩であるダウンタウンに対して「めちゃくちゃ忙しいですよね。どうかしてるんじゃないかな」「僕には無理です」と疑問を投げかけている。
松本人志(ダウンタウン)から「いつか犯罪を起こしそうなタイプ」、設楽統(バナナマン)から「テレビの出方を間違えないで」、東野幸治から「『水曜日のダウンタウン』で3年後にブレイクしてそう」と評価された。
自らが“団長”の『菊田軍団』という芸人の集まりがある(他の“団員”は森本晋太郎(トンツカタン)、たくろー(サメゾンビ)、杵渕はな(はなしょー)、福島敏貴(ストレッチーズ)、中田和伸(さすらいラビー)。2019年6月現在)。
2019年4月28日、和泉杏(ハルカラ)と6年以上の交際期間を経て婚約に至る。7月5日に挙式。
・秋山 寛貴(あきやま ひろき、1991年9月20日(28歳) - )
ツッコミ(ネタ次第で大ボケ)担当。
岡山県岡山市出身。
身長163cm体重58kg。
血液型O型。
岡山県立総社南高等学校(普通科美術工芸コース)卒業。
小学生の頃から『笑う犬』シリーズ(フジテレビ系)が好きで、憧れていた。
実家は土産店。
好きな音楽はサカナクション、チャットモンチー。
剣道を6年間やっており、2段の資格を持っている。
風貌が村上春樹、三波豊和に似ている。
好きな映像作品はピクサー作品、福田雄一作品、『トイ・ストーリー』。邦画・洋画ともに好む。
好きな漫画・アニメは、『キングダム』、『ちはやふる』、『リアル』、『柔道部物語』、『弱虫ペダル』、『ROOKIES』、『世紀末リーダー伝たけし!』、クレイアニメ作品。好きなゲームは『実況パワフルプロ野球』、『太鼓の達人』、メダルゲーム。
好きな外食チェーン店は丸亀製麺。
趣味は絵画、キャラクターなどのデザイン、縮尺模型、食品サンプル観賞。
同じく絵画やキャラクターなどのデザインが好きな中村涼子と共催のイベント「中村涼子とハナコ秋山の『ボクワタシ』展」を2018年10月26日から10月28日までの3日間、東京・原宿のDESIGN FESTA GALLERYで行った。それに続き、『ボクワタシ展2』が2019年3月21日から3月24日まで原宿DESIGN FESTA GALLERY(Gallery EAST)で行われた。
絨毯の上で過ごすことを好む。
若手芸人仲間で高級料理店へ行き、3千円以内で安いランチを食べるという「芸人美食倶楽部」の活動をしている。
チャームポイントはお尻。相方2人揃って美尻と称するレベルである。
トリオの中で一番低身長のため、コントで老人キャラを演じることが度々ある。
・岡部 大(おかべ だい、1989年5月30日(30歳) - )
大ボケ(ネタ次第でツッコミ)担当。
秋田県秋田市出身。
身長173cm体重77kg。
血液型O型。
秋田県立秋田高等学校、早稲田大学スポーツ科学部卒業。
早稲田大学お笑い工房LUDO出身(11期)。1期上の幹事長はひょっこりはん。11期の飲み会幹事を務めていた。
ワタナベコメディスクールの同期生の中でも、面白い存在と言われていた。
風貌があばれる君に似ている。また髪を生やすと阿久悠、近藤くみこ(ニッチェ)に似ている。
酒好きで、特にビールと日本酒には目が無い。
小学生時代から高校生時代まで、9年間バスケットボールをやっていた。大学進学後も引き続きバスケットボールをやっていたが、1年で辞める。NBAのファン。
銭湯好き。
never young beach、思い出野郎Aチームの大ファン。
コントでは強烈なキャラクターを演じるが、実は緊張しいであるためトークであまり前に出られない。
胸からヘソにかけての体毛が非常に濃い為、体を張るために裸になることに抵抗を覚えている。
食べっぷりが驚異と言われる。『有吉ゼミ』の企画ではギャル曽根、大鶴義丹、河相我聞と共に特大野菜ラーメンを制限時間40分の内に食べ尽くす事に挑戦し、結果はギャル曽根(39分23秒)には一歩及ばなかったものの制限時間内に完食した(39分46秒)。
■来歴・概要
3人ともワタナベコメディスクール12期生(2010年4月入学、2011年3月卒業)の出身で、菊田と秋山は「ウエストミンスター」を結成、岡部も同郷・秋田の高校の同級生・中山洋介と「エガラモガラ」(秋田弁で「よろよろしている」の意)を結成していたエガラモガラは第34回ABCお笑いグランプリ(2013年)で準決勝に進出した。なお、当時のウエストミンスターの2人からも「エース」と言われていたが、結局エガラモガラは2013年10月で解散となった。しかし、翌年の2014年に岡部が同期のウエストミンスターに加入する形でトリオになり、トリオ名を「ハナコ」に改めた。岡部から、ウエストミンスターに入りたいと伝えたら最初菊田には難色を示されたが、秋山からは「同期の中でも抜群に面白い存在」と思われていたことから、加入を即決されたという。トリオ名は響きが良くて覚えてもらい易く、お年寄りにも愛されるようにこの名前を選んだ。
ネタは主にコントで、シチュエーションコメディが多く、岡部と秋山でネタを製作し、ネタ合わせの段階でそこに菊田が合流して完成させている。ネタの流れは岡部と秋山を主軸に展開し、そこに所々で菊田の出番があるという形。パワーバランスが「岡部:5、秋山:5、菊田:0」と言われている。「秋山の困り顔、岡部の怒った顔、菊田の無表情」という三者三様の顔芸が特徴の一つでもあるという。宣材写真ものまねが得意であり、THE ALFEEなどの宣材写真を模したネタも披露している。『有吉の壁』のコーナー「なりきりの壁」では、三人それぞれ村上春樹、阿久悠、『ウォーリーをさがせ!』のウォーリーのものまねを、また関太(タイムマシーン3号)、パーパーと共に『SLAM DUNK』の登場人物のものまねを披露した。
キングオブコント優勝後に出演した『オールスター後夜祭』ではCM明けに司会者の有吉弘行から激怒されるという、同じキングオブコント王者でトリオ芸人である東京03と島田紳助の激怒事件のオマージュに付き合った。余談だが、双方の所属事務所が違う点(03は人力舎で紳助は当時よしもと、一方ハナコはワタナベで有吉は太田プロ)もオマージュされている。その後、この番組の総合演出を務める藤井健太郎のインスタグラムには、有吉の楽屋でしっかり挨拶を済ませているハナコの姿を映したストーリーが投稿された。
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