<大人になってイジメの謝罪>何十年たっても消えない記憶。許せない気持ちは間違いですか?
2026.10.17 22:10
提供:ママスタセレクト

子ども時代や学生時代に受けたいじめの傷跡は、時間が経ったからといって自然に消えるものではありません。周囲から見れば「昔のこと」でも、傷ついた本人にとっては今も心に残り続けることがあります。今回の投稿者さんも、中学生時代の友人から突然届いた謝罪の連絡によって、忘れかけていた痛みを再び突きつけられてしまいました。
『中学でAと仲良くなりました。しかし小学校でいじめられていたことが知られ、だんだんとAの態度が酷くなり、とうとう「あなたと友だちって思われたくないから離れて歩いて」と言われました』
当時、傷つきながらも受け入れるしかなかった投稿者さん。その後は別の友人ができ、Aさんとも距離ができました。しかし中学卒業後、しばらく経った成人の日、突然メールが届きます。
『あのときはあなたをいじめていました。ごめんなさい。今日会えませんか?』
その一文を見た瞬間、投稿者さんは目の前が真っ暗になり、成人式を欠席してしまったそうです。そして数十年たった今でも、Aさんを許せない気持ちを抱え続けていると言います。そんな自分が苦しいと、心に重りを抱えている模様です。
許せないのは当然。ムリに許さなくていい
『それはお苦しいでしょうね。何年経っても心に刺さり続ける、それがいじめのもたらす弊害です。相手を許さなくて結構です』
『ムリに許さなくていいし、受け入れなくてもいいよ。そういう気持ちにさせたのはAなのだから』
いじめた側にとっては過去の出来事でも、いじめられた側にとっては人生を左右するほどの出来事だったはず。とくに投稿者さんは、成人式という人生の節目の日まで奪われてしまう形になってしまいました。
『中学卒業から何年も経っているのに、それでも投稿者さんは今でも傷ついているわけで。そんな人、許さなくていいです』
早く忘れてしまったほうがいいという意見もありました。また、
『Aさんは一方的にスッキリして、なかったことにしたいだけかと』
謝罪そのものが悪いわけではないのかもしれません。しかし、謝るタイミングや方法によっては、相手のためではなく自分の罪悪感を軽くするための行動に見えてしまうこともありそうです。
会わなくて正解だったという声も
投稿者さんは、Aさんの誘いに応じませんでした。この判断についても、「会わなくてよかった」という意見が目立ちました。
『会わないってこともひとつの意思表示だと思う』
『向こうはごめんなさいのひと言でなしにしようとしているだろうし、会ったら勝手に許してもらえたと思われかねない』
たしかに、Aさんと会っていれば、Aさんのなかでは罪滅ぼしになったかもしれません。なかには、
『そんなにコロコロ態度が変わる人に会わなくて正解。記憶に留めおくような人でもない』
という厳しい意見も。自分の心を守るために距離を取ることも、大切な選択肢のひとつと言えそうです。
気持ちを伝えることで区切りがつく場合も
一方で、少数ながら「会って気持ちを伝えるのもひとつの方法」という声もありました。
『私なら話を聞いた後で、「でも私はずっと覚えておくから、あなたもずっと覚えていてね」って言うかな』
謝って終わりではないと釘を刺す、という声もありました。会ったからと言って、許す必要はないという意見です。自分が受けた苦しみを相手に伝えることで、長年抱えてきた感情に区切りがつく場合もあります。ただし、会うことでさらに傷つく可能性があるなら、ムリに向き合う必要はないのかもしれません。
過去ではなく今の幸せに目を向けて
コメントのなかには、投稿者さんの未来を気づかう声も寄せられていました。
『それより、今を大事にしましょうよ』
『自分を大事にしてくれる人との時間、自分の好きなものに取り組む時間を大切にしてください。心が満たされる有意義なことに時間をつかってください』
いじめの傷は簡単には消えません。思い出したくなくても、ふとした瞬間によみがえることもあるでしょう。それでも、過去の出来事に人生のすべてを支配される必要はありません。
『投稿者さんの心の容量の一部を、その人なんかで埋めるのはもったいない』
言われた側、傷つけられた側は、その記憶を何年も抱え続けることがあります。謝罪を受けたからといって、その傷が消えるわけでもありません。許すか許さないかを決める権利は、傷ついた側にあります。まずは、自分自身の心を守ること。過去に苦しめられた相手ではなく、今そばにいる大切な人や、自分の幸せに目を向けながら歩んでいくことが何より大切なのかもしれません。
文・岡さきの 編集・Natsu イラスト・金のヒヨコ
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