<言わないだけ>転んだ高齢者、迷子の外国人、泣き崩れるママ…困った人を助けられる人はたくさんいる
2026.10.11 13:25
提供:ママスタセレクト

人助けをしたことはありますか? 「助けたい」という気持ちはあっても、相手に迷惑がられたらどうしよう、余計なお世話かもしれない……。とためらうこともあるかもしれません。
『あなたは困っている人を助けたことありますか? 私は数回あります』
実際には、困っている人に自然と手を差し伸べた経験がある人も少なくないようです。
思わず駆け寄った道端での出来事
まずあったのは、道端や外出先で困っている人を助けた経験でした。あるママは高齢夫婦を助けたと言います。
『シルバーカーに犬のリードをくくりつけていた。犬が暴れてリードが絡まり夫婦そろって転倒。身動きができなくなった。犬を確保しながら家族が迎えにくるまでつき添った』
「真夏に歩道でぐったりしていた高齢男性を見つけ、救急車や警察を呼び、水を飲ませながら待機した」という人や、
『雪のなかで倒れていたおじいさんを助けた』
『熱中症で倒れたおばあさんを介抱した』
など、命に関わるような場面に遭遇して救助した人たちもいます。
なかには、小学生時代の思い出を教えてくれるママもいました。
『学校帰りに泥にはまって足が抜けなくなった小さい子がいた。足とドロドロの靴を抜いてあげて、自分の靴を貸して家まで送り届けた。私は裸足で帰ったよ』
「あのときの自分はカッコ良かった」と語る声からは、助けた側の温かな記憶が伝わってきます。この経験談に筆者も小学生の頃、田んぼで足が抜けなくなり、おじいさんに助けられたことを思い出しました。今でも「ありがとうございました」と感謝の思いでいっぱいです。
ほかにも、転んだ高校生の荷物を拾った人、道に迷う外国人を案内した人、盲導犬ユーザーをバス停まで誘導した人などの経験談が寄せられました。日常のなかには手助けが必要な場面が意外とあることがあるようです。
泣き崩れるママを救ったスーパーでの出来事
こんなエピソードも届きました。
『スーパーでの買い物中に、激しく泣く子どもを抱えた若いママがいた。必死になだめながら買い物を続けるも、子どもは泣き止まず、店内には泣き声が響いていた』
そこに高齢の女性が二人近づき「こんなに泣かせて」「その格好で子育てなんて」とママを責めはじめたのだとか。すると、
『そう言われたママは「私だって毎日必死なんです!」と泣き出してしまって……。私は思わず「一生懸命頑張っているんだから、これ以上追い詰めないでください」と言ってしまった』
この方は、泣いているママの持っていた荷物を一緒に持ち、エレベーターまで付き添ってあげたのだとか。
困っている人を助けるというと、大きな事故や救命行為を思い浮かべるかもしれません。しかし、誰かの心が限界を迎えそうな瞬間に寄り添うこともまた、大切な助けといえるのではないでしょうか。
善意が歓迎されるとは限らない難しさ
さまざまな「人助け」エピソードが続くなか、「親切が必ずしも喜ばれるとは限らない」との声もありました。
『子どもの靴を拾って声をかけたら、奪い取るように去って行った』
『自転車の鍵を拾って、声をかけたら迷惑そうな顔をされた』
『横断歩道で荷物をぶちまけた高齢女性を助けようとしたところ、イヤな顔をされた。通帳とか入っていたからかな』
防犯意識の高まりや感染症への不安などから、他人との距離をはかるのが難しくなっているのかもしれません。親切のつもりでしたことでも相手が望んでいなければ負担になる場合もあります。「助けること」の難しさを感じる人も少なくないようです。
それでも手を差し伸べたいという人たち
それでもママたちは「困っている人を見たら助けたい」と考えているようでした。
『見捨てたら後味悪いから』
『困っている人がいたら助けるのが当然』
『席を譲ったり、道案内をしたり。そんなことはしょっちゅう』
なかには、「ありがとうと言われると気分がいい」という素直な意見もありました。
もちろん見返りを求めているわけではありません。それでも、自分の行動が誰かの役に立ったと実感できることは、人の心を温かくしてくれるものです。
『これからも出来る限り役に立ちたい』
ヒーローでなくても、誰かを助けることはできるはず。勇気が必要な場面もありますが、多くは落とし物を届けたり、転んだ人を助けたり、ベビーカーを持ち上げたり……、といった小さな行動です。善意が必ずしも伝わるとは限りません。それでも、困っている人を前にしたとき「何かできることはないかな」と考えられる人の存在が、社会の温かさを支えているのではないでしょうか。
文・岡さきの 編集・すずらん イラスト・Ponko
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